『バカとつき合うな』|堀江貴文,西野亮廣【書評】

あなたは自由であるべきだ。

なのにもし、あなたがいま自由でないとしたら、その理由は簡単です。

バカと付き合っているからです。

堀江貴文|バカとつき合うな

あなたは自由に生きているでしょうか。

気付けば、両親や友達、先生が良いといった学校に入り、テレビCMをたくさん流している有名な大企業に入り、自分の人生を主体的に選択してきたつもりが、実は周りに決められた生き方をしているのではないでしょうか。学校や会社は一流なのに、生き方は二流になっているかもしれません。

人間は本来自由なのに、上司から言われたこと、取引先に言われたこと、会社に決められた給料だけが人生の予算、という制限された人生になっていないでしょうか。

もし、あなたが朝起きる時間も、仕事も、働く場所も、働く仲間も、働く時間、寝る時間、そして健康状態までも全て自由に選べているのであれば、本書は必要ないかもしれません。しかし、一つでも当てはまらないのならば、その犯人は冒頭の堀江貴文さんの言葉にあるように、あなたの周りにいる『バカ』が原因かもしれません。

バカとつき合うな|堀江貴文,西野亮廣

ホリエモンこと堀江貴文さんとキングコングの西野亮廣さんの共著である『バカとつき合うな』をご紹介いたします。

衝撃なタイトルの本書ですが、読めば読むほど、自分の周りにバカが多いことに気がつく人も多いと思いますし、もしかすると自分が知らず知らずのうちに周りの人の足を引っ張ってしまっていたということがわかるかも知れません。

本書は3章構成になっており、第1章、第2章では、あなたの周りに存在し、あなたの自由を阻害している様々なバカを紹介し、第3章では堀江貴文さんと西野亮廣さんがお互い、そして自分自身をバカとして紹介するというユニークな構成になっています。

堀江貴文さんと西野亮廣さんの共著であり、作成段階ではそれぞれが別々に書いて後から突き合わせを行なったとのことで、実際に会って話したわけではないのに、お二人が同じことを考えているのが非常に多いことに驚かされます。

本書では、あなたが自由な人生を手に入れるための28の教えを、堀江貴文さんと西野亮廣さんが交互に教えてくれます。

その一部をご紹介いたします。

03 学校を盲信するバカ|堀江貴文

大企業でも終身雇用や年功序列がなくなったことは誰もが疑いようのない事実ですが、今や世界で活躍するエリートや世界を一変させるようなイノベーションを起こしている人たちのほとんどが大した学歴もなく、学歴社会が崩壊したことも認めなければなりません。しかし、世の中には依然として学歴だけが全てと盲信するバカが非常に多いと言います。

また、学校教育の弊害として、必要のない悪習慣まで無意識のうちに刷り込まれていることが問題だと言います。

毎朝同じ時間に学校へ行き、同じ時間に帰り、つまらない先生の話を忍耐力で聞き通し、意味のない課題ばかりをやらされる。そして、それらをやることが良いことであり、唯一の正解であるということを植え付けており、堀江貴文さんは『洗脳』に他ならないと明言しています。

学歴エリートの得意科目は、数学や英語ではない。彼らの本質的な得意科目は、従うことと我慢です。サラリーマンという社会の歯車をやるには最適。そして同時に、そこにしか秀でたものがない人材は、AIに最初に取って代わられていく人材です。

堀江貴文|バカとつき合うな

05 我慢を美徳にしたがるバカ|堀江貴文

今だに日本では、「3年間は同じ会社で働かなければいけない」といった何の根拠もない根性論を共有する人たちがたくさんいますが、日本マイクロソフト代表取締役社長の平野拓也さんによれば、シリコンバレーでは『3年同じ会社にいれば無能、5年いれば化石』と言われるそうで、3年も同じ会社いては世の中の変化の速さについていくことは到底不可能です。

ひと昔前なら、退屈でも我慢してコツコツやることが成果につながる仕事がありました。日本の高度成長期を下支えしたのはそういう従順な労働力だった。だからそれにフィットする労働者を、社会は学校を通して作った。でもこれは50年前の話。文句を言わずコツコツと作業する力では、人間はとうに機械にかなわないわけです。機械やAIには、そもそも我慢という概念がない。いまの時代に必要なのは、我慢できないほど、「これをやりたい!」と欲望する力です。我慢とは真逆の力。

堀江貴文|バカとつき合うな

スペースXの共同設立者およびCEO、テスラ・モーターズの共同設立者およびCEOのイーロン・マスクさんは、洋服を着るときにボタンをつけ始めてからつけ終わるまでの間に新しいことがやりたくなり、ボタンをつけ終わるまでの数秒すらも待てないそうですが、これからの時代はそのくらいやりたいことに満ちあふれた人しか生き延びられないように感じます。

10 付き合いを強要するバカ|西野亮廣

未だに多くの日本企業では、上司からの飲みの誘いを断っては出世は出来ないという馬鹿げた風土が残り、飲みニケーションとも呼ばれますが、そうした一方の自己満のために付き合いを強要するバカからは一刻も早く離れなければなりません。

結論から言います。そのよくわからない 「付き合う」を強制してくるやつ、つまり、「付き合え」って言ってくるやつに、優秀なやつはいません。だって、優秀な人のまわりには、言わなくても人が集まってくるものなので。顔貸せよとか、そういうことを言わなきゃいけない時点で、そもそもその人のまわりに人が集まってなさそうな匂いがしますよね。

西野亮廣|バカとつき合うな

付き合いを強要してくる人たちは、本当は自分の居場所がなく、自分より弱い者を強制的に引き連れることによって自己顕示欲を満たしたいだけであり、実際にはタダの無能な人に思えます。

出世して、たくさんの部下がいたにも関わらず、定年退職をした瞬間に孤独になり、誰からも連絡が来ない老人で溢れているという話は有名ですが、会社という組織にいる以上会社の看板に人が付いてきており、自分の魅力で出来た人脈はいないということに気がつかなければなりません。

まとめ

28個全て紹介したいところですが、続きは本書をお読みいただければと思います。

いかに、自分の周りに時代錯誤のバカが多いかを知ると、カナヅチで頭をガツーンと打たれたような感覚になる方も多いと思います。

はじめにで、堀江貴文さんが書いていますが、AIやロボットが人の仕事を奪うのが確実な中で、それに抗って「自分はAIなんかに負けない」なんていうバカがよくいますが、AIやロボット、テクノロジーなどを味方につけ、本当に自分がやりたかったことに注力できる時代がやってきたように感じます。

本当に楽しそうに働いて、自由な人生を謳歌している人たちは、決して大企業で出世した人たちではなく、堀江貴文さんや西野亮廣さんのように自由に好きなことをやって、子供のように楽しんで仕事をする人たちであったり、HIKAKINさんやジョーブログさんのような本当に面白いことや子供の頃からやってみたかったことに挑戦し続けるYouTuberではないでしょうか。

旅をしながら世界中の好きなところで仕事をする高城剛さんや本田直之さん、四角大輔さんのようなTraveLifeを生きている人や、インフルエンサーとして活躍するゆうこすさん、もしくは好きなことをとことん研究している落合陽一さんのような人も、全員自由にやりたいことだけを仕事にして働いています。

あなたの身の回りにいるバカを排除し、自分の好きなことに熱中することで、人が集まり、次第に大きなビジネスになっていくように感じます。

人は、環境動物と言われるように、置かれた環境に良い意味でも悪い意味でも影響されてしまいます。普段一緒に過ごす人からバカをなくし、人生を好転させてくれるような人たちと共に過ごすことで、自由な人生を取り返すことができるように思います。

バカとつき合うな』は、全ての働く人にオススメの一冊です。

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