お金持ちと貧乏人は習慣で決まる!?違いは能力でも才能でもなく習慣だった!

お金持ちは習慣で作れる!?

誰もが、お金持ちと貧乏人のどちらを望むかと聞かれたら、お金持ちと答えるはずです。お金が全てではないとは言いますが、お金は人生の中で重要な要素の一つであり、お金で解決できる問題は多く存在します。

「子供の教育は、親の経済力」とも言われるように、お金があれば子供が海外留学したいと言ったり、私立校に進学したいと言ったりしても、困ることはありません。仮に、3歳で幼稚園に入園してから大学を卒業するまでの19年間で、全て私立に通うとすると、総額で約2,500万円かかると言われています。子供が、バレエや水泳を習いたいと言ったら、月に1万円はかかりますし、道具などを揃えたり買い替えたりしたらその都度お金はかかります。フィギュアスケートの練習の維持費は年間1,000万円とも言われています。親の経済力が原因で、子供に不自由な生活はさせたくはないはずです。

フィギュアスケート

↑子供教育は親の経済力。親の経済力のせいで子供に我慢はさせたくないはず。

日経平均株価は上がっても、毎月の手取りの給料はほぼ変わらないという人がほとんどだと思います。給料が増えたとしても消費税などが増税され、物価が上昇している今の日本では、給料の上昇以上に支出が増え、日々の生活はむしろ苦しくなっています。

しかし、世の中を見渡すと、いわゆるお金持ち、富裕層と呼ばれる人たちは増え続けており、日本も例外ではありません。野村総合研究所が2014年11月に発表したデータによると、日本の富裕層は約101万世帯あり、2年間で富裕層の世帯数は24.3%増加、純金融資産総額は28.2%も増加しているとのことです。

日本を代表するロックスターの永ちゃんこと矢沢永吉さんは、インタビューの中で次のように語っています。

いつの時代だって、やるやつはやるのよ、やらないやつはやらない。昔と今、形が違うだけ、マシーンが違うだけ。凄いやつ?出ますよー。また凄いのが。やるやつの方にあなたもはいったら?って、僕は言いたいんだよね。

矢沢永吉

yazawa

↑あなたもやるやつの方に入ったら? (画像:image.pia.jp)

世の中が不況だと言われても、富裕層が増え続けている現実を見ると、お金持ちに入るかどうかは、自分次第だということがわかります。しかし、お金持ちになりたいと思っても、お金持ちと貧乏人では何が違うのでしょうか?

能力でしょうか。才能でしょうか。学歴、年齢、性別、それとも、運でしょうか。

もちろんこれらの要素が多少の影響はあるかもしれませんし、能力や才能があるに越したことはありません。しかし、これらの要素以上に重要なことが様々な研究から明らかになっています。世界中の様々な調査から導き出された結果は、お金持ちと貧乏人の決定的な差は、『習慣の差』ということでした。

習慣を変えただけで、お金持ちになんでなれるわけないと思い人も多いかもしれませんが『Rich Habits: The Daily Success Habits of Wealthy Individuals』の著者として有名なトーマス・コーリー氏は次のようにいっています。

習慣とは粉雪のようなものだ。それが積もり積もって最後には成功という雪崩が起きるのだ

“These habits are like snowflakes — they build up, and then you have an avalanche of success.”

トーマス・コーリー氏はお金持ち(年収$160,000(1ドル120円換算で、約1920万円)以上で、$3.2 million(約3.2億円)以上の流動資産を持つ人達)と貧乏人(年収$32,000(約420万円)以下で、$5,000(60万円)以下の流動資産しか持たない人達)の生活について5年間に渡り壮大な調査をした人物です。その結果、次のような結論に至ったと言います。

重要なのはお金持ちになる習慣の50%以上を身に付けることだ

“The key is to get more than 50% to be rich habits.”

今回は、世界中の調査から明らかになった、お金持ちと貧乏人の習慣の差をご紹介いたします。これらの習慣の50%以上を身に付けることが出来れば、人生が大きく動き出すことでしょう。

お金持ちは、常に目標を視野に入れている

Goal

毎日、願望ではなく、自分の目標に集中している

『はい』と答えたお金持ち:62%

『はい』と答えた貧乏な人たち:6%

お金持ち、裕福な人たちは、常に自分の年間目標や月間目標を設定しています。また非常に驚くべきは、67%のお金持ちはその目標を紙に書き出しているということです。もちろんこれは、会社のノルマや目標ではなく、自分自身の人生の目標です。

裕福な人たちは、目標と願望は全く違うものと考えているといいます。目標はあくまでも目標であり、実現可能なもの、そして行動することによって手に入れられるものだといいます。

世界的な大ベストセラー作家のブライアン・トレーシー氏は、著書の『ゴール―最速で成果が上がる21ステップ』の中で、ハーバード大学のMBA(経営学修士)コースの卒業生に対して行った実験について紹介しています。その実験は、まず卒業生たちに対して次のような質問をしたといいます。

「未来について明確な目標を紙に書き、それを達成するための計画を立てていますか?」

  • 目標を立て、紙に書いている:3%
  • 目標は持っているが、紙には書いていない:13%
  • 明確な目標はない:84%

この調査は、10年後に驚くべき結果が表れました。ハーバード大学でMBAを取得している学生といえば、それだけで非常に優秀なことがわかりますが、なんとその卒業生たちの中でも年収にとてつもなく大きな差が生まれたのです。

明確な目標を持っていなかった人たちの平均年収と比べ、目標を持っているが紙に書いていなかった13%の人たちの平均年収は、2倍となっていました。

何より驚くべきは、目標を持ち紙に書いていた3%の人たちの平均年収は、他の97%の人たちの平均年収の10倍になっていたのです。

明確な目標を立て、それ紙に書くという単純なことかもしれませんが、多くの人がそれすら行いません。この小さな習慣がたった10年で取り返しのつかないくらい大きな差になることがわかります。

お金持ちは、何を今日やるべき必要があるかをわかっている

to do list2

毎日、TO-DOリストを作成している

『はい』と答えたお金持ち:81%

『はい』と答えた貧乏な人たち:19%

お金持ち、裕福な人たちのほとんどが、TO-DOリストを毎日欠かさず作成しているといいます。さらに、そのうち67%の人たちは、リストにあげたタスクのうちの70%以上を完了させているといいます。

お金持ちは先延ばしにすることを非常に嫌います。小さなことだろうと先延ばしにすると、それが習慣となり、いろいろな場面で先延ばしをしがちになり、信頼を失ったり、他人を傷つけたり、仕事上での人間関係や友達との友情をなくすことになりかねません。そのためにもTO-DOリストの作成は重要であり、70%以上はしっかり毎日やり遂げるべきでしょう。またTO-DOリストには、しっかり自分の人生の目標達成するためのタスクを入れ込むことが重要です。タスクの中で会社の仕事のタスクよりも、自分の人生の目標を達成するためのタスクが増えてくると大きく前進している自分を実感できるはずです。

お金持ちは、テレビを見ない

テレビ

1日にテレビを見る時間が1時間以内である

『はい』と答えたお金持ち:67%

『はい』と答えた貧乏な人たち:23%

上記の回答と併せて、お金持ちの中でバラエティ番組を見ると答えたのはたった6%で、一方貧乏な人たちでは78%もの人がバラエティ番組を見ると回答しています。お金持ちの人たちは、生産性の高い時間をいかに過ごすかということに重きをおいており、テレビを見ることを我慢しているわけではありません。テレビを見るよりもっと自分の人生に利益をもたらす、読書などが習慣になっており、テレビを見たいとは思わないのです。

お金持ちは、本を読む…娯楽ではなく

読書

読書が大好きである

『はい』と答えたお金持ち:86%

『はい』と答えた貧乏な人たち:26%

お金持ちや富裕層と呼ばれる人たちは読書をすることが大好きです。しかし、小説などの娯楽目的の本は読みません。実用書、ビジネス書、特に自己啓発書など、自分を高めてくれる本を読んでいます。

55%のお金持ちが自己啓発書を本を読んでおり、58%が成功者や社長などの自伝などを読んでおり、94%のお金持ちがトレンドや経済の流れに関する本を読んでいると言います。

トーマス・コーリー氏は、次のように言っています。

お金持ちは自己啓発本の熱心な愛読家だ。

The rich are voracious readers on how to improve themselves.

事実、約88%のお金持ちが、毎日30分間は毎日自己啓発のために読書をしているのに対し、貧乏な人たちで毎日30分読書をしているのは約2%という結果が出ています。ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏といった世界の大富豪たちも例に漏れず1日30分以上は 本を読むと語っています。

雑誌プレジデントでの調査でも同様の結果が出ており、読書をすることが収入に結びつくというのは全世界共通だということがわかります。

高収入ほど読書時間が長い

読書時間は、年収500万円台〜800万円台は、1日5〜30分未満なのに対して、年収1500万円以上は平均30分以上

PRESIDENT (プレジデント) 2012年 4/30号

お金持ちは、自分自身を高めるため、成長させるため、知識をつけるために本を読みます。知識が増えれば今まで気がつくことができなかった世の中の流れやチャンスを見つけることができます。

日本のトップマーケターであり、日本にフューチャーマッピングや、マインドマップ、フォトリーディング、ダレクトレスポンスマーケティングなどを導入した神田昌典さんは、本の中で、次のように言っています。

本をどう読むかなんて、個人の自由だが、もし、あなたが「自分の人生を変えたい」というのであれば、少しだけ読書の方法を学んでおいても損はない。

そんの「あなたの可能性を広げる読書」について、これからお話ししていきたいと思う。

その方法論を実践するメリットは、教養が身についたり、話題に乗り遅れなかったりするだけにとどまらない。

読んだ本の内容を、即、行動に結びつけて、他の人が生み出せていないあなた独自の価値や知識を生み出せるようになる。

そして、あなたが思い描いていたイメージとはまったく違う人生が切り拓かれていくのだ。

神田 昌典│バカになるほど、本を読め!

20代、30代のビジネスマンは1ヶ月あたり平均で読む本の数は0.26冊であるのに対し、30代で年収3000万円以上の人たちは毎月平均9.88冊の本を読むそうで、その差は約38倍もあります。この差が、収入の差になり、人生の豊かさの違いになっていくのでしょう。

お金持ちは、有害な人を避ける

お金持ち 仲間

ほとんどの時間をお金持ちと一緒に過ごしている

『はい』と答えたお金持ち:86%

『はい』と答えた貧乏な人たち:4%

裕福で成功している人たちは多くの時間を同じように裕福な人たちと共に過ごします。一方で貧乏な人たちは、貧乏な人たち同士でほとんどの時間を過ごします。

もしあなたがお金持ちになりたいと思ったら、今すぐにお金持ちと過ごす時間を出来る限り増やさなければなりません。そして、今までのあまり豊かではない人たちと過ごす時間を出来る限りなくさなければなりません。そうしたお金持ちの人との人脈や関係性が、より良い仕事を見つける助けになったり、新たなチャンスをつかむきっかけになったります。

お金に関する研究家であり、稼げる人と稼げない人の違いを徹底的に調査した竹内 正浩さんは、お金持ちとそうではない人を調査した結果次の結論にいたったといいます。

よくいる周りの人、5人の平均年収があなたの年収

竹内 正浩│おっとりした人が最後に勝つ成功法則―30代で年収3000万円を実現した300人に聞いてわかった!

自分の周りには貧乏人しかいないと考えるのではなく、自分がお金持ちの人との接点を作ってないから、自分がお金持ちになれていないと考えるべきでしょう。

世界的なベストセラー作家として著名なマルコム・グラッドウェル氏は自身の大ベストセラーの『天才! 成功する人々の法則』の中で次のように述べています。

特殊な能力や大きな結果を得るには、周りの環境が大きく影響を受けるんだと思う。そのとき、その場所(right time, right place)にいることが出来るかどうかがその後を大きく左右する。

マルコム・グラッドウェル│天才! 成功する人々の法則

普段、共に過ごす人が自分の人生にとって物凄く大きな影響を与えているのです。いきなりお金持ちの人と過ごすのは居心地が悪いですし、いい気分ではないと思います。しかし、その居心地の悪さがなくなるまで一緒にいれば、その時にはあなたも同じようにお金持ちの仲間入りをしていることでしょう。

お金持ちは、人脈に投資する

毎月5時間以上は新たな人脈作りをする

『はい』と答えたお金持ち:79%

『はい』と答えた貧乏な人たち:16%

ゴールドマン・サックス、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ハーバード・ビジネス・スクールといった世界トップクラスの超エリートたちが大切にする習慣は、人とのつながりに投資することだといいます。

人生の中で最も価値のあるものは、友人関係

忙しいはずのエリートほど、会社の外の人との時間を大切にします。しかし、多くのビジネスマンは会社の同僚や同じ部署の人たちと愚痴を言い合う飲み会ばかり参加して、社外の人との交流を持とうとはしませんし、そういう人たちに限って時間がないと口ぐちにいいます。しかし、一年の半分をハワイで過ごし、残りの半分を日本やヨーロッパなどで過ごしているノマドワーカーの本田直之さんは次のようにいっています。

『余裕がないので、人に会えません』ではなくて、人に会わないから、余裕がないのです

本田 直之│人を出し抜く 超・仕事術 「レバレッジ思考」を20代でマスターせよ!

また、終身雇用がいよいよ日本でも破綻し始め、多くの人がフリーランスといった道を歩み始めている今の時代、社外の人脈を持たず、一つの会社の価値観しか持っていないことは非常に危険であり、命取りにないります。神田昌典さんは次のように言っています。

アメリカでは、いくつもの会社で働くフリーランス型の社員が急増しています。その潮流において、日本だけが例外ということはありえません。おそらく2023年頃には、ひとりの人の人がいくつもの名刺を持っている働き方が当たり前になるでしょう。

そうなると、ひとつの会社の価値観しか持っていないことがリスクになります。だから、非営利団体に属するとか、地域、社会の中で何らかのプロジェクトにかかわる、読書会に参加するといった経験は、パラレルキャリアの時代の働き方に慣れていくために、必要なことなのです

神田 昌典│「読書会」という”異種格闘技”が有益なワケ あなたのキャリアの突破口になる

しっかりと毎月コンスタントに社外の勉強会や読書会などに参加して、社外の人脈を着実に作っていくことが重要だと感じます。

まとめ

これらの習慣を一気に手に入れようと思ってもなかなか難しいものがあります。トーマス・コーリー氏が言うようにまずはこれらのお金持ちの習慣の中から半分を着実に実践することからスタートすることが重要だと思います。

習慣とは時間の使い方の癖です。時間の積み重ねが人生です。習慣を変えるだけで人生が変わるか疑問に思う人もいるかもしれませんが、人生をより豊かにするには習慣を変えるしかありません。一つずつでもいいので、習慣を変え始めていただけたら幸いです。

参考文献│人を出し抜く 超・仕事術 「レバレッジ思考」を20代でマスターせよ!天才! 成功する人々の法則おっとりした人が最後に勝つ成功法則―30代で年収3000万円を実現した300人に聞いてわかった!バカになるほど、本を読め!PRESIDENT (プレジデント) 2012年 4/30号ゴール―最速で成果が上がる21ステップ「読書会」という”異種格闘技”が有益なワケ あなたのキャリアの突破口になるRich Habits: The Daily Success Habits of Wealthy Individuals20 Things the Rich Do Every Day16 Rich Habits Your9 things rich people do and don’t do every day

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