2015年5月6日、記念すべき第1回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
ゴールデンウィーク最終日にも関わらず、東京アキバ読書会に参加いただきました20代の皆様、大変ありがとうございました。
初めての東京アキバ読書会となりましたが、時間ぎりぎりまで、とても盛り上がりました。
東京アキバ読書会で紹介された本をご紹介!
初開催となった今回の読書会では、20代で読んでおきたい5冊の本が紹介されましたので、簡単にご紹介させていただきたいと思います。
残念ながら、今回の読書会に参加出来なかった方は、こちらのブログを参考にしていただければと思います。
道をひらく|松下 幸之助
一冊目の本は、松下電器産業株式会社(現:パナソニック)を創業し、一代で世界を代表する巨大企業に成長させた、松下幸之助さんの著書の『道をひらく』です。
時代とともに変わっていくものが多くある中で、人として必要な人間力や、経営の本質といったものは変わらずに今の時代も続いていると感じます。
道をひらくというタイトルの通り、自分の人生は、自分の力で切り開いていくという気持ちが非常に大切です。他人と同じ人生や、親や上司、学校の先生におすすめされた人生を生きてはいけません。自分が進みたい道、理想の人生を自分自身で歩んで行くことが、幸せな人生になるでしょう。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。
松下 幸之助|道をひらく
長年にわたって読み継がれている名著ですので、まだ読んだことがない人は、オススメの一冊です。
達成の科学――確実にゴールへ導くステップ・バイ・ステップの招待状|マイケル・ボルダック
多くの人が、ゴールや目標が達成出来ないことを悩んだり、悔んだりすると思います。それは、あなたの心が弱いのではなく、痛みと快楽を理解していないからだといいます。
そんな目標達成、ゴール達成を科学した、『達成の科学――確実にゴールへ導くステップ・バイ・ステップの招待状』が二冊目に紹介されました。
思い違いをしてはいけない。「悪い付き合いは、良い習慣を台無しにする」のです。
もし、あなたがどんなに、目標を達成したい、自分を変えたいと思っても、飲み会が大好きな友達やだらだら遊ぶことが好きな友達と一緒に過ごしていては、あなたの良い習慣を壊してしまいます。
良い習慣を共に作っていける仲間の存在が非常に大事だと感じます。
統計学が最強の学問である|西内 啓
三冊目に紹介された本は、『統計学が最強の学問である』です。こちらも大ベストセラーになった一冊ですので、お読みになった方も多いかと思います。
突然、雨が降ったからコンビニで傘を買った。しかし、傘を買ったのに雨がすぐ止んでしまったことが多いと感じたりしませんか?
よくよく考えれば、そんなことはないのですが、コンビニで傘を買った後に雨が止んだ場合、買わなければよかったという後悔が強く残り、傘を買うと雨が止むというような印象を持ってしまうのです。
こうした、印象だけで判断してしまうことが、実際のビジネスシーンでも多く繰り広げられています。
上司が『私の経験上、、、』だったり、『長年の傾向をみると、、、』などと、感覚や印象で判断をしてしまっていることはないでしょうか?
ビッグデータ解析が発展した現代では、こうした感覚や印象で判断を下すことは非常に危険だと言います。
これからの時代、こうした統計学の概念がない人は、社会で生き抜いていくことが非常に難しい時代が来ているように感じます。
夢をかなえるゾウ|水野敬也
4冊目に紹介された本は、水野敬也さんの著書である『夢をかなえるゾウ』です。100万部以上の大ベストセラーになった本ですので、読んだという方も多いかと思います。
夢をなくしたサラリーマンと、関西弁のゾウの神様が繰り広げる「笑えて」「泣けて」「タメになる」一冊です。
小説ではありますが、私たちが夢や目標を叶えるために必要なことを学べるので、普段本を読まない、本を読んだことがない人にもおすすめです。
意思決定力|本田直之
最後の本は、『意思決定力』です。こちらの本の著者は、一年の半分以上をハワイで過ごし自分の大好きなサーフィンを好きなだけ行い、残りの期間は日本やそのほかの国で過ごされているノマドワーカーの本田直之さんです。
仕事と遊びの垣根のない生活を実施されており、非常に自由な方です。
本田さんは、人生の質を高めたいなら『強制力』を利用することが大事だといいます。
意思決定力を鍛えざるを得ない状況がきたということは、外部からの強制力によって正しい選択・決定をする「訓練」ができるということ。
意思決定力を鍛える際にも自分の意志だけでなく、外部の力など使えるものは総動員した方がより効果的なのです。
- 毎週○曜日は、ジムを予約して、必ずトレーニングをする。
- 週末は、予定がないと寝坊してしまうから朝活に申込みをして、早起きをする
- 本を読みたいけど一人ではなかなか読まないから、読書会に参加することで、読書仲間を探したり、本を読む習慣を作る
などの、『やらざるを得ない』状況を自ら作り出すことが重要だといいます。
まとめ
東京アキバ読書会は、毎週秋葉原駅・岩本町駅周辺のレンタルスペースで、東京最大級の20代・30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。
自分一人ではなかなか身に付けることができない勉強する習慣や、読書をする習慣簡単に身につけることができます。
また、同じ同世代のいろいろな価値観や他の業界の情報など、会社の中にいては知ることができない有益な情報をたくさん知ることが出来ます。
読書会や朝活などに初参加の人も多く参加されておりますので、ご気軽にお越しください。
毎回の読書会の男女比は、ほぼ半分ずつのため、男性の方も女性の方もお楽しみいただくことができます。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。