2015年8月22日、第31回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の読書会も初参加の方、2名を含めた7名での開催となり、とても学びの多い読書会となりました。
初めて読書会に参加された方からも、「来週も予定を調整したい」といっていただき、とてもありがたく感じます。
読書会にご参加いただいた方にご記入いただいたアンケートの満足度は、何と5段階中4.6と非常に高い評価をいただきました。
読書会で紹介された本は、コチラ!
今回の読書会もたくさんの本が紹介されましたので、一部を紹介いたします。
パラダイムの魔力 成功を約束する創造的未来の発見法|ジョエル・バーカー
1冊目は、世界的なベストセラーの『パラダイムの魔力 成功を約束する創造的未来の発見法』が紹介されました。
人は知らず知らずのうちに、自分の居心地の良いパラダイムで、物事を見がちです。これは子供の頃からの親や学校からの教育や、職場の環境などに知らず知らずのうちに、染まっているのです。
例えば、仔像の話がとても有名です。サーカスで飼われている子供の像は、小さな時から杭に繋がれた鎖を足にはめられて、逃げることができません。
しかし、大人になっても、杭の大きさは変えなくても、像は逃げ出さないといいます。大人の像だったら簡単に抜ける杭も、子供の時からずっと逃げることができないという先入観の中で生きているので、逃げることが出来ないのです。
まずは、自分のパラダイムがあることに気がつくことが重要です。自分のパラダイムを知るためには、他のパラダイムを知る必要があります。つまり、自分が普段会うことがないような人に会うことがとても重要です。
雪を知らない南国の人に、雪のことをいくら話しても伝わりません。雪を見せることが違うパラダイムを知る一番簡単な方法です。
普段、家族や会社の人、子供の時から一緒に過ごした友達とだけしか会っていないという人は非常に危険です。社外の人などに会いに行き、世の中にはいろいろなパラダイムがあることを知ることで、人生が開いていくかもしれません。
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと|本田直之
次に紹介されたのは、本田直之さんの『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと 』です。この本を読むことも、新たなパラダイムを知るきっかけになるかもしれません。
家族は全員サラリーマン、そして自分もサラリーマンという毎日だと、なかなかサラリーマン以外の働き方の選択肢があることになかなか気がつきません。サラリーマン以外の働き方があるのはわかるが、自分には関係ないと思う人もいるかもしれません。
著者の本田直之さんは、1年の半分をハワイで過ごし、残りの半分を日本やその他の国で過ごしています。満員電車に乗ることもなければ、定時に会社に行くともなく、世界中の好きな場所で好きな仕事をして過ごしています。
本田直之さんは、こうしたライフスタイルは誰にでも努力次第で実現することができると言っています。
まずは、ノマドライフといった働き方のパラダイムがあることを知り、それをどうしたら実現できるかを考え、そうしたノマドライフを目指している人の環境に身を置くことが重要です。
君に友だちはいらない|瀧本哲史
次に、瀧本哲史さんの『君に友だちはいらない』が紹介されました。本書は、団塊の世代が一斉に退職し、世の中を引っ張る人たちが世代交代をし、これから時代を牽引する20代に向けた一冊です。
テクノロジーやいろいろなコミュニケーションツールが発達した今の時代、フェイスブックやツイッターを見ればたくさんの友達の状況を知ることができます。そして、それを見ることで自分はたくさんの友達がいるという錯覚に陥ります。
著者の瀧本さんは、これからの時代はフェイスブックでいいね!を押すような友達ではなく、同じ志を持った仲間の存在が重要であると言っています。チーム作りをした若者がこれからの時代をリードしていくのです。
上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え|喜多川泰
次に『上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え』が紹介されました。
父親から人生において大切な教訓を、教えてもらうというストーリー。社会人になって、知らず知らずのうちに忘れていってしまう人生で本当に大切な事を教えてくれます。
本書の中で、若いうちに捨てるべき5つの常識が紹介されています。
1.幸せは他人との比較で決まると考えること
何が幸せかという基準は自分自身で決めるものです。
他人との比較で自分が幸せかどうかを決めていないかでしょうか?
スティーブ・ジョブズも次のように言っています。
世間の常識にとらわれてはいけない。それは他人の考えに従って生きることになるのだから。
スティーブ・ジョブズ
2.今ある安定が将来までずっと続くと考えること
安定とは、自分で変えられることができることを、変えようとして努力しているときに得られる心の状態の事のことを言います。
どんな大企業であれ、どんな組織であれ、時代が変われば太刀打ちできなくなることはあります。数年前まで日本を代表する大企業だったSHARPやTOSHIBAが、いとも簡単に崩れたことを皆さんもご存知だと思います。
会社に安定を求めるのではなく、自分自身の努力から安定を作っていくことが大事だと感じます。
3.成功とはお金持ちになることだと勘違いすること
成功する人というのは、今この瞬間からでも、やりたい事を始められる人のことだといいます。
いくらお金を持っていても、週5日朝から晩まで働いたいたら、好きな時に旅行すら行けません。お金持ちでなかったもしても、ふとした瞬間に好きなことができる、そんな人生が成功なのかもしれません。
4.お金を稼げることの中からやりたいことを考えてしまうこと
本来やりたいことというのは、収入の有無や収入の大小ではなく、あなたの心の中にあるものです。あなたがやりたいと思う仕事は本当にやりたい仕事でしょうか?
5.失敗しないように生きるということ
普通の人が失敗と呼んでいる出来事が、みなさんの人生の中に感動や感謝、新しい出会いなどの幸せな人生を送る上で必要なものすべてを与えてくれるのです。失敗というものを、もし顕微鏡で見る事ができたとしたら、その中には上手くいく方法やヒント、これからの人生を考える事きっかけがたくさん詰まっているはずです。
最後に本書の中で、心に残ったフレーズをご紹介します。
何の挑戦もせずに一度しかない人生を終わってしまうことこそが失敗なんだ。
上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え│P.211
もうわかったね。常識の殻の外に出て、新しく成功者の常識を身につける具体的な方法は何か。そう、本を読むことだ!
上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え│P.224
その他に読書会でご紹介いただいた本
その他にも、『子供を動かす法則』や『人生ドラクエ化マニュアル – 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! –』、『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』など、明日からでも日々の生活に活かすことが多数紹介されました。
まとめ
東京アキバ読書会は毎週東京の秋葉原駅・岩本町駅周辺で、東京最大級の20代、30代の若手社会人中心の読書会を開催しております。
読書会の参加者は、主催者を含め20代、30代の若手社会人中心のため、同年代であれば誰でも気軽に参加できる読書会です。
また、主催者がファシリテーターとして、参加者の方をサポートいたしますので、初めての方でも安心です。初めて朝活や読書会に参加されるという方も多数ご参加いただいておりますので、ご気軽にお越しください。
読書会に少しでも興味がおありの方は、ぜひ下記より読書会の詳細をご確認ください。
最近では、東京のみならず全国の20代の方にご参加いただいており、満席になり次第読書会の申し込みを締め切らせていただいております。
ご希望の日程の読書会が満席になる前にお申し込みいただくことをお勧めいたします。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。