2016年1月9日、第56回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
2016年、1回目の読書会は13名での開催となり非常に盛り上がった読書会となりました。
今回の読書会にご参加いただいたのは、4名は初参加の方、2-3回目の方が3名と、初めて参加される方から数回参加されている方、たくさんご参加いただいている方までいろいろな方にご参加いただき、充実した読書会となりました。
今年も東京最大級の読書会として開催していきたいと思います。
今回読書会にご参加いただいた皆様ありがとうございました。
読書会で紹介された本はコチラ!
たくさんの本が紹介された今回の読書会ですが、今回の読書会で紹介された本の一部をご紹介いたします。
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと|本田直之
まず初めに、本田直之さんの『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと 』が紹介されました。
本田直之さんは、1年の半分をハワイで生活し、それ以外の半年をニュージーランドやヨーロッパ、日本などで活躍する、ノマドワーカーとして有名です。
本書のタイトルにもなっている、ノマドライフですが、ノマドライフとは
仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル。
と言います。誰もが、好きな場所で好きな仕事を出来たら素晴らしい人生だと感じるはずですし、近年こうした働き方を手に入れる人たちが増えています。
本田直之さんは、インターネットなどのテクノロジーが発達した今の時代、こうしたノマドライフを誰もが手に入れられる時代だといいます。今多くの20代の間の憧れになっている本田直之さんのノマドライフ、非常にオススメです。
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代|ダニエル・ピンク
続いて、ダニエル・ピンクさんの『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』と、『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』が紹介されました。
ダニエル・ピンクさんといえば、今や世界的なベストセラー作家で、3年後の世界のビジネスの常識を作ると言われるほど影響力をもつ方で、世界で活躍するビジネスマンが誰もが読んでいる作家です。
『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』は、これからの時代、左脳ではなく右脳的な働き方が重要な時代であることを提唱した一冊です。
今までみんなの憧れの花形の職業である会計士や弁護士は、アメリカでは失業が相次ぎ、就職してはいけない職業の上位にランクインしています。
その理由は、人件費の安いアジアの台頭やテクノロジーの進化があります。公認会計士は月額28ドルの会計ソフトに置きかわり、多くの職業はアジアの人たちが代わりに行うようになっています。
10年後、日本人の仕事の50%近くが、人工知能などのコンピューターに置き換わるという研究結果が出ましたが、そうしたこれからの時代の働き方を考える上で、非常に勉強になる一冊です。
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか|ダニエル・ピンク
『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』は、21世紀は新たなモチベーションのかけ方の時代が来ていることを教えてくれている世界的ベストセラーです。
人のモチベーションには、次の3種類があるといいます。
モチベーション1.0: 生存(サバイバル)を目的とする人類最初のOS
モチベーション2.0: アメとムチ = 信賞必罰に基づく、与えられた動機づけによるOS。ルーチンワーク中心の時代には有効だったが、21世紀を迎えて機能不全に陥る
モチベーション3.0: 自分の内面から湧き出る「やる気!(ドライブ)」に基づくOS。活気ある社会や組織をつくるための新しい「やる気!(ドライブ)」の基本形
ダニエル・ピンク|モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
今までの時代は、良い結果を出せばボーナスや給料がもらえる、悪いことをしたら罰金や罰則があるという飴とムチで外発的な要因でモチベーションがかけられてきましたが、21世紀にこうしたやり方では人のモチベーションは上がらないことが証明されています。
会社の上司に言われた目標や会社に定められたゴールではなく、内発的な要因で、自分が本当に達成したいものに対して努力をしていくことが重要な時代になりました。
続いて、2015年に非常に大ヒットした一冊である『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』や長年読み継がれる『孫子』、谷川俊太郎の『こころ』などが、紹介されました。
また『マクロビオティック おいしく元気になるお買いもの』といった日々の食事を見直すきっかけとなる非常に良い本や、村上龍さんの『オールド・テロリスト』、石田衣良さんの『北斗』、池上彰さんの大ヒット作品の『伝える力』など20代にオススメの本が多数紹介された読書会となりました。
まとめ
東京アキバ読書会は、毎週東京の秋葉原駅・岩本町駅周辺東京最大級の20代・30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。
毎回、たくさんの方に読書会にご参加いただき、2015年は300名以上の方にご参加いただいた東京を代表する読書会の1つになりました。
読書会に初めて参加すると言う方は、緊張されることもあると思いますし、どの読書会に参加すれば良いかわからないと言う方もいると思います。
東京アキバ読書会には毎回初めて参加すると言う方もたくさん参加されておりますので、初めて読書会に参加したいと言う方にも安心です。
また読書会の当日の進行も、初めて参加される方に合わせて進めさせていただきますので、読書会に参加したことがないと言う方にも参加しやすいとご好評いただいております。
2016年も多くの方に満足いただける読書会として取り組んでまいりますので、皆様の東京アキバ読書会へのご参加をお待ちしております。