2016年10月1日、第101回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
2016年度も上半期が終わり、新入社員だった方も社会人になって半年が経ちましたし、4月に異動があったり、後輩が入社したといった人も、新しい生活から半年が経過しました。
今回の読書会も、初参加の方にもご参加いただき、非常に盛り上がった読書会となりました。
読書会は、一年を通して新しい人や、新しい本に出会うことができ、常に新鮮な気持ちで参加できることがメリットの一つです。
会社では、いつも同じメンバーで顔を合わせ、刺激がない毎日が続いて、新しい気持ちになるのは、1年に一度の4月だけという方もいらっしゃるかもしれませんが、読書会であれば、毎回参加するために新鮮な気持ちを味わうことが出来ます。
本日の読書会で紹介された本は、コチラ!
今回も、非常にバラエティに富んだ様々な本が紹介され、普段手にとらないような本を知るきっかけがたくさんありました。
多眼思考
まず初めに紹介された本は、奇跡的にも前回の読書会でも紹介された、ちきりんさんの『多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~』が紹介されました。
本書は、マッキンゼーの人事部で長年大活躍をし、今やビジネス界で知らない人はいなくらいの大人気ブログの管理人である、ちきりんさんがTwitterに投稿した物の中から厳選したTweetをまとめた一冊。普段、本を読まない人にも非常に読みやすく、尚且つ深い内容の言葉がたくさん詰まった一冊です。
本書については、下記のブログで詳しくご紹介しています。
ルパン三世アニメ全歴史
今回の読書会では、一風変わった一冊が紹介されました。『ルパン三世アニメ全歴史 完全版』という、ルパン三世のアニメの全話を解説した一冊です。
その中で、ルパン三世の名言も紹介されました。
一度きりの人生、怖いのは、死ぬことじゃなくて、退屈なこと
ルパン三世
大前研一 洞察力の原点
今回の読書会は、名言集のような形式の本が多数紹介され、大前研一さんの名言集である『大前研一 洞察力の原点』も紹介されました。大前研一さんと言えば、マッキンゼーの初代日本支社長を務められた、世界を代表するトップコンサルタントです。
本書の中から、人気の名言をいくつかご紹介いたします。
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える。二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える。この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。
突破できる人間とできない人間の違いは、ようするに自分にはまだ経験がないというときに、そこを避けて通るか「とりあえず入ってみよう。何かあるかもしれない」と思うかの違いである。なぜなら最初から成功の道が見えている人間など、今の世界にはいないからだ。
いちばんいけないのが、「他人の人生」を生きることである。親の期待する人生、先生の言った通りの人生、上司の期待する理想の部下、などなど。それで楽しければ今はいいかもしれないが、問題がある。それはいつか自分の人生ではないことがわかる「真実の瞬間(The Moment of Truth)」が必ず訪れるからである。
もし「そのうちに」やりたいことがあれば、今、そう今の今やりなさい、というのが私のアドバイスだ。やりたいと思った時が旬なのであり、先延ばしする理由はないのだ。今楽しいと思っていることが年を取ってからも楽しいとは限らない。
プロフェッショナルになるという気持ちを5年間持ち続けてみてほしい。必ずかわることができる。その変化を実感してほしい。人間の能力は年齢と共に大きく変わる。人生を変えられるタイミングは何度でもある。
その他にも、『イン・ザ・プール』、『ザ・ラストエンペラー (幻冬舎plus+)』などが紹介され、非常に盛り上がった読書会となりました。
まとめ
東京アキバ読書会は、秋葉原で20代、30代の若手社会人中心の読書会を毎週開催しています。
2015年からスタートし、今では年間500名以上の方にご参加いただく、読書会になりました。
少しでも東京アキバ読書会へご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。