2016年10月15日、第103回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回は、初参加の方を含めて8名での開催となりました。
今回読書会にご参加いただいた方、誠にありがとうございました。
時間をオーバーしても盛り上がった読書会となり、非常に参加された方の満足度も高い読書会となり、非常にありがたく感じます。また、ご参加された方全員がまた参加すると言っていただけ、とてもうれしく思います。
読書会で紹介された本は、コチラ!
今回の読書会も、20代、30代の若手社会人におすすめの本が多数紹介されましたが、その一部をご紹介いたします。
東京アキバ読書会の読書会は、ご紹介いただく本はどんなジャンルでも構いませんので、毎回ビジネス書や小説や漫画など非常にバラエティに富んだ本が紹介され、非常に学びの多い読書会です。
21世紀を生き抜く3+1の力
まず読書会でご紹介された本は、佐々木裕子さんの『21世紀を生き抜く3+1の力』です。この本は、読書会でも非常に人気の一冊で、紹介されるたびに参加されていた方が購入され、またその方が別の機会に紹介されるというくらい人気の一冊で、読書会で紹介されるたびに人気が増していく一冊です。
著者の佐々木裕子さんは、東京大学卒業後、日本銀行やマッキンゼーで大活躍された女性キャリアウーマンで、女性の著者ということもあり、女性にもとても人気の一冊です。
2050年の日本の未来と世界の未来をテーマにした一冊で、2050年に自分がどんな人生や働き方をしていたいかや、自分たちの子供がどんな人生を送っていてほしいかということをイメージしながら読むと、とても学びの多い一冊です。
現在約1億2000万人の人口がいる日本ですが、2050年には約8000万人になると予想されています。つまり、日本でモノを買う人が現在の3分の2になってしまうということで、今よりも経済が停滞することは誰が考えても明らかですが、一方で世界の人口は上昇し、特にアジアの人口の増加、経済の成長は著しいものがあります。
そうした必ず来る未来に向けて、私たちに必要な3+1の力を教えてくれる一冊です。
カラー版作曲家の生涯 ショパン|遠山一行
次に紹介されたのは、音楽家のショパンの一生を描いた『カラー版作曲家の生涯 ショパン』です。
同時代を生きたリストが大衆向けの音楽を作る一方で、ショパンは富裕層をターゲットに曲を作り、高級サロンのお客さん向けの音楽を作り続けたと言います。そうした富裕層に評価されたため、お金に困ることのない人生を送ったと言われており、こうしたどのターゲットにアプローチするかということは、現代社会のビジネスにおいても非常に勉強になります。
また、ショパンは次のような言葉を残したと言われています。
集中力と知性に欠ける反復練習は無意味
ショパン
「脳にいいこと」だけをやりなさい!|マーシー・シャイモフ
続いて、マーシー・シャイモフの著書で、訳は日本でも脳科学者として著名な茂木健一郎さんの「脳にいいこと」だけをやりなさい!が紹介されました。
本書では、プラス思考でいることのメリットが書かれており、どんな悪い境遇に陥っても、プラス思考さえ持っていればそれを乗り切れることを教えてくれます。
多くの人が、成功した人が幸せだと感じますが、そうではなく、幸せでいる人が成功していくのです。
読んだら忘れない読書術|樺沢紫苑
その後は、樺沢紫苑さんの著書である『読んだら忘れない読書術』が紹介されました。
精神科医である樺沢紫苑さんが読書をしたときにその内容を忘れてしまうという方に向けて、読書の効果を最大限に発揮させられるように、読んだ後に忘れない読書術について、分かりやすく書かれた一冊です。
本書では、年収と読書量の相関関係や、読書をすることでIQを上げられるということなど、様々な読書のメリットについても教えてくれます。
読んだ本を忘れないための一番のポイントは、読書をした後1週間に以内に3回のアウトプットを行うことです。読書会に参加して本を紹介するということもアウトプットになるため、読書会に参加することも、読書をした後に本の内容をしっかり記憶するために有効な手段だと感じます。
その後、『数字・データ・統計的に正しい日本の針路』『ベルサイユのばら』『アルケミスト―夢を旅した少年』『ぼくは愛を証明しようと思う。』など、様々な20代におすすめの本が紹介されました。
読書会の感想
読書会にご参加いただいた方にご記入いただきました感想の一部をご紹介いたします。
男性 24歳
満足度:5段階中5点
感想:自分が考えたことがないことをたくさん聞けた
女性 23歳
満足度:5段階中5点
感想:人数も多く、たくさんの話しが聞けた
まとめ
東京アキバ読書会は、秋葉原で20代、30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。
年間500名以上の方にご参加いただく、東京最大級の読書会の一つです。
少しでもご興味がおありの方は、下記のバナーより詳細をご確認ください。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。