2016年11月19日、第108回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
生憎の雨で普段の読書会に比べ、人数が少なかったですが、その分非常に濃密な読書会となり、実際に紹介しようと思ってお持ちいただいた本以外の普段読まれている本がご紹介されたりしました。
読書会は、セミナーのように同じ内容の話がされるわけではなく、参加者の方のお持ちいただいた本や、読書会の雰囲気によって、毎回違った内容になります。そのため、何度ご参加いただいても、全員の方が楽しんでいただけるのが読書会の魅力ではないでしょうか。
天候も悪く、お足元の悪い中、ご参加いただき、誠にありがとうございました。
読書会で紹介された本はコチラ!
今回の読書会も、たくさんの本が紹介されました。
面白いほど幸せになる漢字の本|ひすいこたろう, はるねむ
人は、言葉によって思考をしており、言葉によって人を喜ばせることも、傷つけることもできます。漢字には、いろいろな意味や由来がありますが、漢字を見たときや使った時にどんな捉え方をするかによって、気分が良くなることも悪くなることもあります。
普段何気なく使っている漢字の捉え方を変えることで、幸せな気分になれるような本が紹介されました。
その一部をご紹介します。
- 優しい→「にんべん」に、「憂」と書いて、優しい。気分が上がらない時に人が傍にいてくれることが優しい。
- 仕事→「にんべん」に十一と書いて、仕事の「仕」。人が十働くのは当たり前。だから人に十という文字は存在しない。人が十やるのに、一少なければ、仇(あだ)となる。人が、十やることに対して、一多く付加価値を付けて行うから仕事になる。
- (愚痴を)吐く→マイナスのことをいいわなければ、叶うようになる
- 含む→あなたが今から口にする全てこれからの人生に含まれる
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略 |リンダ・グラットン
前作『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』が世界的にベストセラーになった、リンダ・グラットンさんの新刊の『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 』が紹介されました。
世界の先進国、そして特に日本は未だかつて世界が体験したことがないくらいの長寿社会に突入しようとしています。
2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想される。いまこの文章を読んでいる50歳未満の日本人は、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい。
リンダ・グラットン|LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
と冒頭で述べられています。
日本人の平均年齢が、80歳を超えていますが、これからの時代は人生は100年生きることを想定していかなければいけません。
100歳まで生きると聞くと、年老いた時間を長く生きると感じますが、テクノロジーが発展し、医療技術が進歩した現代は、若い時代が長く続き、今の80歳よりもこれからの80歳は、より若い80歳になります。しかし、長寿社会により年金制度や終身雇用制度は維持が不可能になり、70歳、80歳になっても働かなければならない時代突入しています。
そうした100年の人生を生き抜くためには、会社に雇われて働くという過去の働き方に決別し、自らの力で仕事を作り出していかなければなりません。日本も、様々な企業が副業を解禁し始めたりしており、会社は従業員に対して責任を負うことを放棄し始めています。
自らの手で、自分の人生をより良いものにしていくために非常に良い本だと思います。
その他にも、『採用基準』、『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』、『インベスターZ』、『Nikoにこカンボジア ~エナジーをあなたに~』などの本が紹介されました。
まとめ
東京アキバ読書会は、毎週東京の秋葉原で、20代・30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。
毎回、たくさんの方にご参加いただいており、読書会に初めて参加するという方も、気軽な気持ちで読書会にご参加いただけます。
東京アキバ読書会は、オススメの本を一冊お持ちよりいただき、ご紹介いただくというタイプの読書会です。紹介される本は、ビジネス書、自己啓発書、小説、漫画、図鑑など他ジャンルの本が紹介されております。
お持ちいただく本は自由ですので、少しでも興味を持たれた方は是非一度東京アキバ読書会にご参加下さい。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。
初めて読書会に参加される方も大歓迎です。