2016年12月4日、第110回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の読書会は、初参加の方3名を含めて、8名での開催となりました。
今回ご参加いただいた方にご記入いただいたアンケートでは、全員の方が5段階中5点満点の評価をつけていただくことが出来、全員の方が満足いただける読書会になったことをありがたく思います。
今回の東京読書会にご参加いただいた方、誠にありがとうございました。
読書会で紹介された本はコチラ!
本日の読書会でも多種多様な本が紹介されましたが、その一部をご紹介いたします。
伝え方が9割|佐々木圭一
コピーライターの佐々木圭一さんのベストセラーの『伝え方が9割』が紹介されました。本書は、史上初めて3年連続ビジネス書年間ベスト10にランクインしたという大ヒット作です。
人は、意外なほど思ったことをダイレクトに発信してしまうと言われています。しかし思ったことをそのまま口に出すのではなく、相手に伝わりやすい言葉で伝えることによって、結果は全く変わってくると言います。同じ内容のことを伝えるならば相手にとって良い印象を与えられる言葉を考えてみるのが良いのではないでしょうか。
例えば、「デートしてください」というのではなく、「驚くほどうまいパスタの店があるのだけど、行かない?」というのは、全く印象が異なります。
また、「芝に入らないでください」ではなく、「芝に入ると農薬の匂いがつきます」というのでは、芝に入ってしまう人の数が圧倒的に変わると言います。
伝え方がというちょっとしたことから変えていくために、とてもオススメな1冊です。
ポスト・ヒューマン誕生―コンピュータが人類の知性を超えるとき|レイ・カーツワイル
2005年のベスト・サイエンスブックに選ばれ、全米で大人気の『The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology』の邦訳版です。本書は、Kindleで『シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき』として発売され、その後にエッセンスを集約した『シンギュラリティは近い [エッセンス版]―人類が生命を超越するとき』としても発売されるほどの人気と信頼性の高い一冊です。
本書は、2045年にコンピューターの性能が人間の知能を超えるといういわゆる、技術的特異点=シンギュラリティについて世界的権威のレイ・カーツワイルさんが書いた1冊です。
レイ・カーツワイルさんは、人口知能研究の世界的権威であり、2005年に書かれた本書の中で、数々の未来を予言し、実際に的中させています。本書の中で、2010年代には高品質なブロードバンドインターネットが世界中のほとんどどこでも利用できるという未来や、VRがいたるところで実用化されるといった未来を予想しています。また掃除用のロボットが実用化されているなどについても見事的中させています。
本書は、2045年までの未来について予想されているため、今から読んでも十分に未来のことを考えることができる有益な一冊です。
21世紀を生き抜く3+1の力|佐々木裕子
東京大学を卒業後、日本銀行やマッキンゼーで活躍した女性ビジネス書著者の佐々木裕子の1冊が紹介されました。本書は読書会参加者の中でも非常に人気の1冊で、女性著者ということもあり、女性のファンが非常に多いです。
2050年にあなた自身は何歳でしょうか。そしてあなたの子供は何歳でしょうか。
本書は、2050年の日本や世界がどうなっているかということを様々なデータからわかりやすく解説してくれている一冊で、今とは全く違う時代の2050年を迎えるにあたって私たちに必要な能力を3+1の力として書かれています。
今まで読書をしたことがないという人にとっても非常に読みやすく、今後日本で生きていく女性にたくさんの希望を与えてくれる1冊で、非常にオススメの1冊です。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略|リンダ・グラットン
ロンドン・ビジネススクールの人気ナンバーワン教授のリンダ・グラットンさんの『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 』です。前作の『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』が世界的な大ベストセラーを記録したため、本書の発売を楽しみにしていたという人も非常に多いかと思います。
現代を生きている人たちの寿命は既に100歳に到達していると言います。毎年、私たちの寿命は2~3年ずつ長くなっていると言います。
若い人ほど長く生きる可能性が高い。10年ごとに平均2~3年のペースで平均寿命が上昇していることを考えると、2007年生まれの50%が到達する年齢が104歳なら、10年前の1997年生まれの人の場合、その年齢は101~102歳ならという計算になる。さらに10年前の1987年に生まれた人は、98~100歳だ。1977年生まれは95~98歳、1967年生まれは92~96歳、1957年生まれは89~94歳となる。
リンダ・グラットン|LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
その他にも、『権力の終焉』、『いちばん未来のアイデアブック フツーの高齢者のみなさんが考えました』、『ムーミンパパ海へいく』、『悩みどころと逃げどころ』などが紹介されました。
読書会の感想
読書会にご参加いただいた方にご記入いただきました感想の一部をご紹介いたします。
女性 27歳
満足度:5段階中5点
感想:自分の普段携わらない分野の話が聞けてとても面白かった
男性 27歳
満足度:5段階中5点
感想: 自由に話せる環境だったから
男性 28歳
満足度:5段階中5点
感想: ビジネス本のビジネスでの活用の例が面白い
まとめ
東京アキバ読書会は、毎週東京の秋葉原で20代・30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。毎回たくさんの20代・30代の方にご参加いただいております。
読書会に初めて参加されるという方や、初めて朝活参加したいという方が毎回たくさんの参加されておりますので、今まで読書会に参加したことがないという方でも大歓迎です。
初参加の方にあわせて読書会を進行していきますので、初参加の方もご安心してご参加ください。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。