2017年2月4日、第117回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回は、初参加の方2名を含めた8名での読書会となりました。
2時間半の読書会でしたが、時間をオーバーするほど盛り上がる読書会となりました。
終わった後の昼食にも参加者の方全員がご参加いただき、とても充実した時間となりました。
読書会で紹介された本は、コチラ!
今回の読書会も、たくさんの本が紹介されましたが、その一部の本をご紹介いたします。
今回も、ビジネス書、自己啓発書を始め、小説や漫画まで様々なジャンルの本が紹介されました。
21世紀を生き抜く3+1の力|佐々木裕子
佐々木裕子さんの大ヒット作である『21世紀を生き抜く3+1の力』が紹介されました。女性著者ということもあり、読書会に参加されている女性の中でも非常に人気の一冊で、オススメです。
本書は、2050年の世界をテーマに書かれており、2050年の自分の年齢や、その時に子供は何歳になっているかということをイメージしながら読んでいくと、とても学びの多い一冊です。
2050年の世界人口は、何人になっているでしょうか。
その時に、日本の人口は何人になっているでしょうか。
2050年は、世界の人口は、96億人になっていると推測されており、現在の世界人口の1.4倍に当たります。
そのとき、日本人は、9700万人になっており、この人口はベトナムよりも少ない数であり、なんとGDPはインドの12分の1になると言われています。
今後、人口の増加が著しい地域は、アフリカとインドと言われています。
このことからもわかるように、世界の中心がどんどんとアジアにシフトしています。中でも成長著しいのはインドですが、インドには、依然としてカースト制度が残っており、貧民から脱出するためには、とてつもない努力が必要になります。貧民から脱出するには、二つしかなく、IIT(インド工科大学)に入るか、俳優になるしかないと言われています。こうしたインド工科大学に入学する人たちは、日本の大学生とは比べものにならないほどの学力や語学力を持ち合わせており、今の20代、30代の人たちは、こうしたアジアの超優秀な人材たちと戦ってかなければならないということをしっかりと認識しなければなりません。
著者の佐々木裕子さんは、こうしたグローバル化が進むこれからの時代は、考える力、共創する力、進化する力の3つが必要不可欠になるといいます。本書では、いかにしてこの3つの力を手に入れていくかについても描かれています。そして、タイトルにもある、+1の力については、是非本書をお読みになり、自分の目で確かめていただきたいと思います。
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣|本田健
数々のベストセラーを世に送り出した、著者の本田健さんが、学生時代にアメリカに渡って出会った大富豪である、ゲラー氏からの学びを、ストーリー形式で綴った一冊です。
漫画化もされているため、読んだことがあるという人も、多いと思います。
「3日以内に1000人分の署名をもらう」「電球を1000個売る」と言った一瞬無理難題に思える様々な課題を出され、それを解決していく中で、お金持ちになるための考え方や行動などを小説仕立てで描かれており、非常に読みやすながらも、学びが多く大人気です。普段、ビジネス書や自己啓発書などを読まないという方にも、オススメです。
「悪知恵」のすすめ -ラ・フォンテーヌの寓話に学ぶ処世訓|鹿島茂
イソップ物語に対してフランスと日本の考えが違うと言われていますが、本書は17世紀の詩人、ラ・フォンテーヌが、イソップ物語をベースに書いた「寓話」を著者の鹿島茂さんが解説した一冊。
ラ・フォンテーヌは、「すべての道はローマへ通ず」などの格言を残しており、知っている方も多いと思います。
本書では、日本の自己啓発書などで言われていることとは、真逆のことを言っているところもあり、フランス人の国民性を知るのにも、とても良い一冊です。
走れば脳は強くなる|重森健太
ダイエットや、体力維持や健康のために走るという人も多いかもと思いますが、脳機能の観点から見ると、走ることで脳細胞が増殖し、脳にも良い影響があると言います。せっかく走るのならば、脳へも良い影響がある走り方をすべきと推奨した一冊。
著者の重森健太さんは、理学療法士であり、人間の運動について多方面から研究しており、脳科学についても精通しているため、納得感があり、すぐに実践に移すことができます。
例えば、記憶力を良くするなら、走りながら街中の人を覚えながら走ることが良いと言います。また、集中力を高めるには、デュアルタスクをしながら走ることが良いとされており、右手と左手でじゃんけんをしながら走るということでも、効果があるそうです。
脳にいい刺激を与えるためには、60〜80%の力で走り、1日30分、週3回、3ヶ月から始めることをオススメしています。
ドラゴン桜|三田紀房
超バカ高校から、100人を東大に行かせるというストーリーの大人気漫画であり、ドラマ化もされており、漫画もしくはドラマを見られたという人も多いと思います。
社会のルールは、頭の良い一部の人たちが作っており、東大に入ることは、ルールを作る側に回れる可能性が高くなる方法の一つです。社会で負けたくなかったら、自分でルールを作るしかなく、そのための最短ルートが東大に入ることです。
東大を出ているだけで、一目置かれますし、ブランド力から見たら最も選択肢が広がる大学です。
実際の勉強の仕方も、いろいろ紹介されており、これから実際に大学受験を目指す方や、資格の勉強などをする方にもオススメの漫画です。
バッテリー|あさのあつこ
小学校を卒業し、中学校入学目前の春休みから始まるストーリー。舞台は、岡山県。
野球少年たちの日常を描いた物語ですが、読んでいく中でどんどんストーリーに引き込まれていきます。家族たちの関係などがリアルに描かれており、感覚表現が非常に豊かなため、親の鬱陶しさ、体のだるさ、目に映った景色、味覚などをリアルに表現されており、文字を追っているのにも関わらず、その情景がとても鮮明に思い浮かべながら読んでいくことができます。
あなたの心の中で、忘れてた感覚を思い出させてくれる一冊です。
20代でやっておきたいこと|川北義則
20代のうちに、何をしたか、何を考えたかでその後の人生は大きく変わると言います。しかし、実際にどんなことをすれば良いかということは、なかなかわかりません。本書は、タイトルの通り、20代でやるべきことをまとめた一冊であり、20代のうちに何かした方がいいのはわかるけど、何をすればいいかわからないという人にたくさんのヒントを与えてくれます。全ての20代の必読書です。
本書で、20代でやっておいた方が良いことの一つとして、知らないことはどんどん誰かに聞くことをオススメしています。わからないことを人に聞くことに抵抗感がある人もいるかもしれませんし、相手の人が忙しかったりしたらどうしようと、不安に思って、一言がかけられないという方もいるかもしれません。
聞くは、一瞬の恥ですが、聞かぬは一生の恥になります。
わからないことを聞くことで3つのメリットのメリットがあると言います。
- 経験がある人から聞くと、それまでの人生経験などを聞くことが出来、中身のある知恵や知識を得られる
- 学ぼうとする姿勢を相手から評価してもらえる
- 人間関係が良好になる。聞くこともコミュニケーションの一部
戦略が全て|瀧本哲史
ビジネスであろうと、芸能界であろうと、国家であろうと、どんな分野においても良い結果を出すためには、ルールがあると言います。しかし、ほとんどの人はそのルールを知らないまま、がむしゃらに頑張ればなんとかなると思っているため、思ったよりも結果が出ず、敗れ去っていきます。
何かにチャレンジする前に、世の中の流れ、世の中を法則を知ることは、自分自身の結果を最大限に高めるためにも非常に重要なことです。
著者の瀧本哲史さんは、京都大学で大人気の授業を行っており、著書もこれから社会にでる大学生や社会に出たばかりの若手ビジネスパーソンに向けたものが多くあり、その本も非常に学びが多くオススメです。
本書では、AKB48やオリンピック、就職活動などの事例を紹介しながら、書かれているため、とても読みやすく、楽しみながら学ぶことができます。なぜ、AKB48はあれほどまでに成功しているかの裏側は必見です。
まとめ
東京アキバ読書会は、東京で最大級の読書会を毎週東京の秋葉原で開催しています。
20代・30代の若手社会人中心で開催しているため、初めての方も馴染みやすく、アットホームな雰囲気の読書会として、とても高い評価をいただいています。
読書会と聞くと、参加したことがない人にとっては、とてもハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、読書会に初めて参加するという方も毎回たくさん参加されておりますので、ご気軽な気持ちでまずは一度読書会にご参加いただければと思います。
一度でもご参加いただければ、今まで読書会に参加しなかったことを後悔するくらいの驚きと満足度を感じていただけると思います。
新たな一歩を踏み出し、大きな飛躍をするためにも、下記より読書会の詳細をご確認ください。
最近では、読書会の噂を聞きつけて、地方からも多数の方にご参加いただいているため、満席になり次第お申込みを締め切らせていただいておりますので、満席になる前にイマスグお申込みいただくことをオススメいたします。
初めての方も大歓迎ですので、奮ってご参加ください。