2017年3月25日、第124回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の読書会は、初参加の方2名にもご参加いただきました。
また、今回は、ベトナムからご参加いただいた方もいらっしゃり、とても盛り上がった読書会となりました。
また、ご参加いただいた方にご記入いただいたアンケートでは、全員の方が満足度で5点満点中5点と高評価をいただき、ご参加いただいた全ての方にご満足いただける読書会となりとても嬉しく思います。
今回の東京アキバ読書会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
読書会で紹介された本はこちら!
今回の読書会でも色々なオススメの本が紹介されました。読書会で紹介された本の一部をご紹介いたします。
99%の会社はいらない|堀江貴文
堀江貴文さんの大ヒット作の『99%の会社はいらない』が紹介されました。
世の中に忙しいと言っている人は非常に多いと思いますが、堀江貴文さん自身他の人たちよりも同じかそれ以上に仕事をしています。しかし、堀江貴文さんは忙しくて、辛い、大変ということは感じないと言います。
なぜなら、多くの人は、他人の時間を生きているから、忙しくて大変と感じてしまいますが、堀江貴文さんは、自分の時間を生きているから、忙しくて辛いとは思わないと言います。自分の24時間365日を自分でやりたいことを選択して生きて行くことが出来れば、忙しくて大変という考えはでてこないはずです。
しかし、会社という組織で働く以上、理不尽なことを振られることは、重々にして有りえます。従業員は、会社の社長の理念や夢を叶えるための労働力に過ぎません。
一昔前までは、大学を卒業して、会社に入り、40年間働き、年金で余生を過ごすことが日本人の理想の人生と言われていたし、日本経済全体が右肩上がりの成長を続けていた時代は、会社の仕事を一生懸命続けていれば、自然と給料が高くなり人生そのものが豊かになって言った時代がありました。しかし、そうした会社任せの生き方ができる時代はとうに終わりを迎えてしまった。
50代、60代の人たちが、会社にいる限り、いきなり仕組みが変わることはないが、そうした人たちは、どんどん引退していき、徐々に時代は変わっていきます。
これからは、単純作業はAIやロボットがやっていくようになり、働かなくても良い人たちが出てくると言います。
確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力|森岡毅, 今西聖貴
どんなビジネスだろうと、売れるかどうかは確率でわかると言います。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターを導入する前に、USJの全国認知度を90%以上にするために、確率を計算し、半年でやり遂げたと言います。
著者の一人である森岡毅さんは、元々、P&Gでマーケティングを行い、日本ヴィダルサスーンのブランドマネージャー、P&G世界本社で北米パンテーンのブランドマネージャーを務められた経験をもとに、USJの再建に貢献しました。
数学的な本ですが、普段数字などに疎い人も、とても読みやすく、またUSJが題材になっているため、楽しく読めると言います。
USJの元々の社員の人は、古い考えの人が多かったそうです。反発なども多々あったが、人の判断基準は感情に支配されがちです。多くの人が、嫌われることを拒むが、心を鬼にして、計算に基づいて、戦略を進めたところ、驚くべきUSJのV字回復を実現させました。
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる|ちきりん
ちきりんさん自身も、外資系のコンサルティング会社で長年働かれており、海外出張などもたくさんしたようですが、そのような働き方を歳をとってからも続けることは無理だと感じ、働き方を変革すべきだと考えたと言います。
今の働き方以外、何も選択肢はないなどと、最初からあきらめてしまう必要もありません。私たちは今、自分なりの働き方を選べる時代に生きています。それは正規か非正規か、会社員かフリーランスかといった従来型の区分でもありません。もっと自由に考えることで、従来とは根本的に異なる新しい働き方が見つけられるはずなのです。
海外旅行に行くとしたら、最初はツアーなどに申し込んだりするが、2回目は自分で計画して行くことができます。ちきりんさんは、仕事も同じように考えることができると言います。仕事も40歳までに色々経験をして、人生の後半ではやりたいことをやって行くこともできる時代だと言います。
また、ちきりんさんは、本書の中で、大企業で働いている人ほど、危険だと言います。個人事業主やフリーランスで働いている人たちは、自分でいかにして稼いでいけばいいかと言うことを常に考え続けており、時代が変わったとしてもその時代に耐えて行くことをいつも考えています。しかし、大企業で働いている人たちは、自分の名前で稼ぐと言うことをしたことがなく、常に会社の看板を背負って仕事をしているため、いざその看板がなくなった時に自分の力のなさを実感することになります。
かつては、大企業は安定の代名詞でしたが、今やシャープや東芝などが次々と倒れ、大企業が安定だと考える人はほとんどいないはずです。そうした時代には、貯金や不動産などの資産を持っていることに大してメリットはなく、どんな時代になっても自分の力で稼ぎ続ける人が生き抜いて行くことができると言います。
今後、人生100年の時代になれば、ストックが多いことより、その時々になんらかの価値を生み出し続ける「フローの力」の方が重要になります。たとえば、貯金はあるけれど自分で稼ぐ力のない人と、貯金はないけれど、自分で稼ぐ能力のある人の対比が、わかりやすいでしょう。
前者は長期間にわたり大企業で働いてきたような人です。毎月、給与が振り込まれ、年に二回はボーナスも出るし、退職金ももらえて、貯金もたっぷりもっています。けれど、長らく組織から給料をもらうだけだった人には、自分で稼ぐ力がありません。やってみればできるのかもしれませんが、いったいどうやれば(組織に所属せずに)お金を稼げるのか、想像もできないという人がいるのです。こういう人は人生が長くなると、いくら貯金があっても、毎月毎年それが減り続けるという不安に怯えながら暮らすことになります。
年収の上がらないあなたへ|泉正人
あなたは、今の年収に満足しているでしょうか。多くの方は、なかなか自分の年収に満足がいかないのではないでしょうか。
泉正人さんの著書である『年収のあがらないあなたへ』は、年収を増やしたいと言う全ての人必読の一冊です。
著者の泉正人さんは、元々美容師をされていましたが、その時の月収は20万円を下回り、非常に貧乏な生活を送っていたと言います。しかし、30歳の時には、なんと不動産からの家賃収入のみで年収が2億円を超えたと言います。
ほんの数年で年収をものすごい勢いで増やした秘訣を赤裸々に明かしてくれています。今日からスグに実践できる内容が満載ですし、とても読みやすく書かれており、普段ビジネス書や自己啓発書を読まないと言う人にもオススメの一冊です。
読書会にご参加いただいた方の感想

満足度: 5段階中5点
感想: 普段読んだ本の話をする機会がないので、今日はいい刺激になりました。読んだ本について語るのが意外と難しかったのですが、他の参加者の方々が上手く話を引き出していただき、ありがとうございました。

満足度: 5段階中5点
感想: とても楽しかった。皆さんの話を聞くことができて、本当に良かったです。
まとめ
東京アキバ読書会は、毎週東京の秋葉原で東京最大級の20代、30代の若手者社会人中心の読書会を開催しています。
毎回、数多くの方にご参加いただいており、東京のみならず全国各地からご参加いただいておりますし、日本人のみならず日本語がお話しになれる外国人の方にもご参加いただいております。
初めて読書会に参加されると言う方は、緊張されるかもしれませんが、ご安心ください。毎回、読書会に初めて参加すると言う方もたくさんご参加されておりますので、ご気軽にご参加いただければと幸いです。
読書会の進行も初参加の方にあわせて進めさせていただきますので、ご安心ください。
少しでも東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記よりお申込みください。
最近では、東京アキバ読書会の人気を聞きつけ、全国各地からたくさんの20代、30代の方にご参加いただいているため、満席になり次第お申し込みを締め切らせていただいております。
ご希望の読書会の日程が、満席になる前に、イマスグにお申し込みいただくことをオススメいたします。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。