2017年6月3日、第132回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の読書会は、初参加の方2名を含めた7名での開催となりました。
東京アキバ読書会へご参加いただいた方、誠にありがとうございました。
読書会で紹介された本は、コチラ!
今回の読書会でも、たくさんの本が紹介されましたが、その一部をご紹介いたします。
天才! 成功する人々の法則|マルコム・グラッドウェル
まず紹介された本は、マルコム・グラッドウェルさんの世界的なベストセラーの『天才! 成功する人々の法則』です。
本書のテーマは、タイトルにもなっている「天才」ですが、天才とはどんなものなのでしょうか。多くの人が、天才とは生まれ持った才能、天性のものといった自分の努力ではどうにもならない、遺伝的要素の多いものだと考えているのではないでしょうか。実際にほとんどの人が、天才とは自分とは関係のないものだと思っているようです。
しかし、本書はその長年多くの人が信じ続けていた、天才という概念を打ち壊し、世界的に有名になった一冊です。つまり、本書は、先天的な才能だと思われていた天才というものは、後天的に身につけることができるものであるというのを、膨大な調査結果から証明したのです。
本書の中で象徴的な話に「1万時間の法則」というものがあり、これはのちに世に送り出されたたくさんのビジネス書にも引用されている世の常識を覆した法則です。「1万時間の法則」とは、どんな分野であろうと、1万時間という時間を費やすことで、その道のプロになることができるということです。
一万時間より短い時間で、真に世界的なレベルに達した例を見つけた調査はない。まるで脳がそれだけの時間を必要としているかのようだ。
マルコム・グラッドウェル│天才! 成功する人々の法則
「練習をせずに天才的才能を発揮する人」も、「いくら練習をしても上達しない人」の両者もいなかった。
マルコム・グラッドウェル│天才! 成功する人々の法則
本書の中では、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、エリック・シュミットの驚くべき共通点について述べられていたり、ザ・ビートルズの知られざるデビュー前の出来事など、私たちの身近な例なども多数述べられており、非常にわかりやすく読むことができる一冊で、オススメです。
こうして私は世界No.2セールスウーマンになった|和田裕美
本書は、陽転思考で著名な和田裕美さんの一冊で、普通のOLだった和田裕美さんが完全歩合制の企業に飛び込み、営業で世界142支社中2位というとんでもない業績を叩き出し、年収が3800万円という個人記録を達成し、渋谷区の長者番付にも名前が乗るほどのスーパービジネスウーマンに上り詰めたストーリーが描かれています。和田裕美さんはラジオのパーソナリティを務めたりしており、ご存知の方も非常に多いと思います。
本書は営業に焦点を当てた一冊ですが、普段営業をしていないという人にも非常に読みやすい一冊です。
自分には営業で世界レベルに活躍するつもりはないという人がほとんどだと思いますが、本書は医療ミスで母親をなくすというショッキングなストーリーから始まり、営業だけでなく、人生をよりよく生きる工夫が盛りだくさんの一冊です。
リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術|本田直之
本田直之さんの著書である『リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術』が紹介されました。本書は、2006年に発売された『レバレッジ・リーディング』の続編とも言える一冊です。
読書というテーマについて書かれていますが、たった数年の間に読書の仕方も大きく変化していることに気がつかされる一冊です。読書は、ただ本屋で本を買って1人で読むという読書はもはや時代遅れになっており、情報が膨大に押し寄せる今の時代には対応していくことができません。テクノロジーが発展した今の時代はテクノロジーを駆使した読書をしていくことによって、読書の効果を何倍、何十倍、何百倍に増やしていくことができます。
本田直之さんといえば、一年の半分の六ヶ月をハワイでサーフィンやトライアスロンなどをして過ごし、残りの半分は日本やニュージーランド、ヨーロッパなどを旅をしながら仕事をするという誰もが羨む人生を歩まれていますが、そんな世界中を旅をしながら仕事をしつつも世界中のどこにいても読書をしていると言います。一昔前であれば、海外に行けば日本語の本はほとんど手に入らず、海外に行く際には何冊ものの本を持参しなければならず、飛行機に乗るだけでも荷物が非常に増えてしまったいました。しかし、今は、Amazonが発売するKindleを使うことによって、薄くて軽い端末一つに何百冊も本を入れて歩くことができます。日本にいても数秒で英語の本をダウンロードできますし、海外にいても日本語の本を好きなだけかうことができます。
またKindleは、インターネット回線に繋ぐことにより他の端末とも自動的に同期することができ、携帯のKindleのアプリで途中まで読んだ本を、Kindle端末で開けば、読み途中のページから開いてくれます。
本田直之さんは、日本とハワイを行き来するため、気に入った本は、日本の家とオフィス、ハワイの家の三箇所に同じ本を置いていたそうですが、Kindleを使い始めたから、世界中どこにいても同じ本を読むことができるようになったと言います。
読書といえば、一言で終わってしまいますが、時代の流れとともに読書の方法は変化しており、読書の方法を変えていく必要があるようです。これからの時代にあった読書法を知るためにオススメの一冊です。
今回は、この他にも『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く』『自分の頭で考える』『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』『あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら』『1000円ゲーム —5分で人生が変わる「伝説の営業法」』などの本が紹介され、非常に盛り上がった読書会でした。
今回の東京アキバ読書会にご参加いただいた皆様誠にありがとうございました。
読書会にご参加いただいた方の感想

満足度: 5段階中5点
感想: 読書のやり方を考える機会になった

満足度: 5段階中5点
感想: 全ての話がとても勉強になりました

満足度: 5段階中4点
感想: 普段、自分が手に取らない本を知ることが出来て良かったです。

満足度: 5段階中5点
感想: 初めて読書会に参加しましたが、思った以上に楽しかったです。また来ます!
まとめ
東京アキバ読書会は、東京の秋葉原駅・岩本町駅周辺で東京最大級の20代、30代の若手社会人中心の読書会を毎週開催しています。
年間数百名のの方にご参加いただく、東京トップクラスの満足度をいただいている読書会です。
読書会に今まで参加したことがないという方は、緊張されるかもしれませんし、どの読書会に参加すればいいのか迷ってしまうということもあるかと思います。
東京アキバ読書会には、毎回初めて参加されるという方もたくさんご参加されており、初参加の方にも安心です。ま
た、読書会の当日の進行は初めてご参加される方に合わせて進めさせていただきますので、ご安心ください。
本田直之さんが、『リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術』の中で述べているように、読書について、他の方と会話をしたり、情報交換をするということは、読書の効果を倍増させるためにも非常に重要なことです。
自分の周りには、本を読む人がいなかったり、本について会話ができる人がいないということもあるかもしれませんが、読書会であれば初参加の方でも気軽に本について会話することが出来ますし、本や読書について情報交換することが出来ます。
東京アキバ読書会に少しでも興味がおありの方は、下記より読書会お申し込みください。
最近では、東京アキバ読書会に全国各地からご参加いただいており、満席になる日程が多発しております。
ご参加を検討中の方は、ご希望の日程の読書会が満席になる前にお申し込みをお急ぎください。
皆様の東京アキバ読書会のご参加を心よりお待ちしております。