2017年6月24日、第134回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
2017年も早いもので、上半期最後の読書会となりました。
2017年は既に200名以上の20代の方に東京アキバ読書会へご参加いただき大変ありがたく思います。
今回の読書会は、初参加の方5名を含めた読書会となり、時間ギリギリまで非常に盛り上がった読書会となりました。
今回の読書会にご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。
読書会で紹介された本は、コチラ!
今回の読書会でもたくさんの20代にオススメの本が紹介されました。読書会で紹介された本の一部をご紹介いたします。
私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。|高城剛
今回の読書会で、初めに紹介された本は、高城剛さんの『私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明。』です。
高城剛さんといえば、女優の沢尻エリカさんの元旦那として有名で、あまり良い印象を持っていない人も多いかもしれませんし、高城剛さんがどのような人物なのかを知らないという人も多いかもしれません。
高城剛さんの本やインタビューを見た人は全員と言って良いほど、その先入観が打ち壊されると思います。高城剛さんは、人生を楽しむことにとにかく時間も労力も使う方で、世界中を旅をしながら暮らしており、世界中で活躍されています。
本書のタイトルにもあるように職業も、ハイパーメディアクリエイターと紹介されることが多く、そのこと自体に違和感を感じる方もいるかもしれませんが、X JAPANのライブのホログラムの映像を手がけた経験などもあり、気がつかないうちに高城剛さんの作品を目にしている人も多いと思います。
高城剛さんは、本書の中で、移動距離とアイディアは比例すると述べており、人々のクリエイティビティを妨げているのは、日常の俗と欲だと言います。高城剛さんは、数年前までは、高級車を乗り回したり、高級住宅に住んでいましたが、ある時そうしたものに囲まれた生活の中では本当の幸せを手に入れることは出来ないと気がつき、持ち物のほぼ全てを処分し、家も車も全て手放し、世界中を旅をしながら仕事をするようになりました。
最近では、中田英寿さんや堀江貴文さんなど、多くの著名人たちが家や車などを手放して、世界中を転々としながら生活をする人が増えて来ました。もしかすると、21世紀の新たな生き方や働き方はそこにあるのかもしれません。
高城剛さんへの印象がガラッと変わる一冊で、非常におすすめの一冊です。
人を動かす 文庫版|D・カーネギー
自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著である『人を動かす』が紹介されました。
原書は、1936年に刊行されており、80年以上経った今でも世界中の人たちに影響を与え続けており、日本だけでも500万部以上の大ベストセラーとなっております。
表紙を見たことがあったり、名前は聞いたことがあるけど、読んだことがないという人もまだまだ多いと思います。今回紹介された、文庫版は持ち運びにも便利になっており、ハードカバーの本に抵抗を感じていた人にも読みやすくなっています。
人を動かすというタイトルから、良いリーダーシップやマネジメントなどについて書いてあると感じてしまう人もいるかもしれませんが、本書の中心にあるのはどうすれば良い人間関係を作ることができるかというものです。つまり、学生であろうと、社会人であろうと、友人関係や家族関係、近所付き合いなど、すべての人にとって大事なことが書かれています。そして、良い人間関係の中心にあるものは、常に誠実に接し続けることだと言います。
また、誰もが当たり前にわかっているけど、実践出来ていないこともたくさんあることに気がつかされます。多くの人が、スキルなどを追い求めがちですが、それよりも前に人として当たり前の行動を行うことが人間関係においては非常に重要です。
初対面の人の名前をしっかりと覚えるということだけでも、相手への印象は一気に変わりますし、ある調査によれば笑顔でいるだけでお客さんがリピーターになる確率が大幅に上がるということも明らかになっています。
本当に大切なことは、決して難しいことを行ったり、小手先のテクニックで人と仲良くなることではありません。人間としてのあり方、人の原理原則を改めて教えてくれる一冊ですし、長年読み継がれるということは、何十年何百年経っても人のあるべき姿は変わらないという不変の法則を教えてくれる一冊です。
読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方|藤井孝一
読書会の中でも大人気の一冊の『読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方』が紹介されました。
本書は、タイトルにもあるように読書をアウトプットすることによって、その効果を何倍にも高められることを教えてくれます。読書と聞くと、本来は1人でするもののように感じますが、読書の内容を人に話したり、読書会に参加して発表したり、ブログなどでアウトプットすることでその効果は何倍にも高まります。
本書では、アウトプットとは、①話す②書く③行動することの3つを言っています。本を読んだだけでは『読む』という一つのアクションで終わってしまいますが、仮に読んだ本を読書会で発表した場合は『読む』『紹介の仕方を考える』『読書会で発表する』『自分の発表を自分の耳が聞く』という4つのアクションになります。たった一冊の本が四倍のアクションになれば、自分への定着率が高まるのは誰が見ても明らかです。一冊の本を読んで、自分の中だけに留めてしまうのは非常に勿体無い行為であると言えます。
本書の中では、本を読んだ後に、すぐに誰かに話すことをオススメしていますが、仲のいい友達の中に本を読む人がいないという人も多いと思います。そうした方は、読書会が最高のアウトプットの場になると、著者の藤井孝一さんは言います。また読書会に参加するならば、あまり敷居の高い読書会ではなく、課題図書がなく気楽に参加できるものが良いと言います。課題図書があり、事前にしっかり準備が必要な読書会では、参加するまでに疲れ果ててしまいます。読書会は、楽しく本について語ることによって、様々な知識が得られる場であり、学校のように厳しく自分を教育する場ではないので、気楽に参加できることが重要です。
その他にも今回の読書会では、『バカがつける化粧品―あなたの素肌は、20代で乾燥肌、30代で小ジワ、40・50代でカサカサ・シワシワ』『読んでいない本について堂々と語る方法』など様々な本が紹介されました。
今回の読書会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
読書会にご参加いただいた方の感想
今回の読書会にご参加いただいた方からいただいた感想の一部をご紹介いたします。
男性 24歳
満足度: 5段階中5点
感想: とても実のある会話を行うことができました。
女性 25歳
満足度: 5段階中5点
感想: 読書習慣のない私でも楽しくお話しできました。本読んでみようと思いました。
男性 24歳
満足度: 5段階中5点
感想: 知らない人と交流できたこと、知らない本を知れたこと、その本の感想を聞けたこと、全てが刺激になった。
まとめ
東京アキバ読書会は、東京の秋葉原駅や岩本町駅周辺で東京最大級の20代・30代の読書会を毎週開催しています。
年間数百名の方にご参加いただいている東京トップクラスの満足度の大人気の読書会です。
2017年は上半期だけでも、200名を超える方に読書会にご参加いただきました。
2017年の上半期に読書会にご参加いただいた方の中で、一番遠方からお越しいただいた方は、北海道在住の方がわざわざ読書会にご参加いただきました。
また、日本人だけでなく、中国人の方やベトナム人の方にも読書会にご参加いただきました。本当にたくさんの方にご参加いただく読書会を開催でき、大変ありがたく思います。
読書会に今まで参加したことがないという方は、緊張されたり、どの読書会に参加すれば良いかわからないという方もいらっしゃるともいます。
東京アキバ読書会には、毎回読書会に初めて参加するという方にもたくさんご参加いただいており、読書会に初めて参加する方にも参加しやすい読書会です。
また、読書会の当日の進行は、初めて読書会に参加する方に合わせて進めさせていただきますので、ご安心ください。
東京アキバ読書会に、少しでもご興味がおありの方は、下記より読書会の詳細をご確認ください。
毎回たくさんの方から読書会のお申し込みをいただき、全国各地からご参加いただいているため、満席になる日程が多発しております。
少しでも読書会へのご参加をご検討中の方は、ご希望の日程の読書会が満席になる前にお急ぎください。
皆様の読書会へのご参加を心よりお待ちしております。
2017年下半期も東京アキバ読書会をよろしくお願いいたします。