2017年9月9日、第142回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回もたくさんの方にご参加をいただき、誠にありがとうございました。
今回の読書会も、時間ギリギリまで盛り上がり、全員の方が読書会後の昼食にもご参加いただきました。
読書会で紹介された本は、こちら!
今回の読書会でも多種多様な本が紹介されましたが、その一部をご紹介いたします。
仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること|鈴木貴博
AIがたくさんの人の仕事を奪って行くと言われ久しいですが、そうした時代に対して私たちは何ができるのでしょうか。最近の研究では、日本人の49%の人が就いている仕事がAIやロボットによって置き換えられるという言われています。
研究の中で、なくなる仕事の代表格と言われるものに、タクシーの運転手やトラックの運転手が挙げられています。今や様々な企業が自動運転に参入しており、2025年くらいまでに、タクシー運転手と大型トラックの運転手がなくなると言われています。
AIがたくさんの仕事を奪って行くと言いますが、自動運転は比較的初期段階でたくさんの人を失業に追い込む可能性があり、123万人の人が失業するという資産が出ています。
そして、自動運転が普及することにより、車は一家に一台で良くなると言います。朝、子供と旦那さんを車が自動で学校や会社まで送り、そのあとは、大学生の子供送りに行く。午後は、奥さんの買い物に連れて行き、夜は旦那さんを迎えに行く。その間は、適当にその辺りを走って入れば良くなると言います。遊園地や人気のスポットに遊びに行った時に、駐車場が満車でも、その間は、車が勝手にその辺りを走り続ければ良いだけなのです。
AIが完全に普及するまでに30年くらいかかるのではないかと言われています。デジカメの歴史を振り返ると、30年くらいかかって普及して来ましたが、当初は、使い物にならないくらいのガラクタのように思われていたと言います。しかし、30年経った現在では誰もがフィルムのカメラとデジタルカメラであれば、デジタルカメラを選ぶ時代になりました。
時代は、私たちが想像しているよりも遥かに速いスピードで変化をしているようで、こうした流れに乗り遅れぬよう、必読の一冊です。
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代|ダニエル・ピンク
読書会でも非常に人気の一冊のダニエル・ピンクさんの一冊が紹介されました。
ダニエル・ピンクさんは、クリントン政権時代のアル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを勤められた人であり、世界経済の中枢で働かれていた方であり、ダニエル・ピンクさんの本は3年後の世の中の作ると言われるほど世界的に影響力の強い方です。
本書では、20世紀に活躍して来た左脳型の人たちは、21世紀に活躍する人は右脳型の人たちだと言います。
本書は、下記の記事で詳しく紹介しておりますので、併せてご覧ください。
その他にも『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』、『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』、『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』、『マネーはこれからどこへ向かうか 「グローバル経済VS国家主義」がもたらす危機』などが紹介された読書会となりました。
まとめ
東京アキバ読書会は、東京の秋葉原で、20代の社会人を中心に読書会を開催しています。
2015年からスタートし、今では年間500名以上の方にご参加いただく、東京最大級の読書会です。
読書会に参加したことがない方は、読書会に参加することに緊張してしまったり、不安を感じてしまうこともあるかもしれまんせんが、ご案内ください。
東京アキバ読書会には、毎週読書会に初めて参加するという方も多数参加されておりますので、初参加の方も安心の読書会です。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。