2018年8月18日、第188回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の東京アキバ読書会は、男性6名、女性7名での合計13名での開催となりました。
東京アキバ読書会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
読書会で紹介された本は、コチラ!
今回の東京アキバ読書会でも様々な本が紹介されましたが、その一部をご紹介いたします。
思考停止という病|苫米地英人
東京アキバ読書会でも度々紹介され、大人気の苫米地英人さんの著書である『思考停止という病』が紹介されました。
思考停止と聞いて、自分は毎日いろいろ考えているし、思考は停止してないと思う人が多と思いますが、著者の苫米地英人さんは日本人のほとんどが思考が停止している状態であると言います。
もちろん、全ての人が生きて行く限り思考をすることは必要なため、思考はしていますが、思考には二種類存在しているといいます。
思考とは2つのレベルで見ることができます。
ひとつは、物理的な脳の活動。
もうひとつは、創造的な問題解決活動です。
苫米地英人|思考停止という病
前者の思考は、全ての人が日常的に行っていますし、これらの思考は止まることはないですが、後者の思考については、日本人の多くが停止してしまっているといいます。
創造的な問題解決の思考、言い換えるとクリエイティブな思考をもう少し具体的にいうと、次の4つに分類できます。
- 分析する(考察する)
- 意思決定をする
- 問題を解決する(最適解を見つける)
- 仮説をつくる
苫米地英人|思考停止という病
大学を卒業し、会社に入社すると、3年も経てばいくら入社の時に優秀だった学生も思考停止状態に陥るといいます。会社という組織は、自分で考えなくとも、上司から言われたことをこなすだけで良く、上司に言われたことだけを上手くこなせば評価されるため、思考をする必要がない場所の典型なのです。
では何故、日本人の多くが思考停止してしまうのでしょうか。苫米地英人さんは、下記の3つを理由として挙げています。
主に3つの理由が挙げられます。
- 前例主義
- 知識不足
- ゴールがない
苫米地英人|思考停止という病
特に注意が必要なものは、目標がないというのは、人生の目標ということです。
多くの人が目標があるかと問われれば、今働いている会社での数値目標であったり、出世のキャリアプラン、会社での将来の役職などを挙げるでしょう。しかし、仕事な目標、会社での目標というのは、あなたの人生の目標ではありません。人生の中で成し遂げたい目標が第一にあり、それの目標を達成する手段の一つが仕事であるはずなのに、ほとんどの日本人が目標と手段が入れかわってしまっているのです。ほとんどの日本人が正しい目標を持っていな時点で、思考が停止していると言わざるを得ないです。
本書では、実際に思考を停止せずに生きていくにはどうすれば良いかの具体的な対策なども丁寧に紹介されているので、是非実際に本書をお手にとってご確認いただければと思います。
その他にも、『演劇入門』『マインドセット「やればできる! 」の研究』『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 』『好き嫌い―行動科学最大の謎―』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』『企画書は10分で書きなさい』『学びを結果に変えるアウトプット大全』『経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策』『うらおもて人生録』『2022―これから10年、活躍できる人の条件』『美味しい、楽しい、感動があるから、お客様は来てくれる―――ダントツ地域№1ハンバーガーチェーン・ラッキーピエロの独自化戦略』など様々なジャンルの本が紹介されました。
今回の読書会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
まとめ
東京アキバ読書会は、東京の秋葉原で東京最大級の20代、30代中心の読書会を開催しています。年間500名以上の方にご参加いただき、今までに数千名の方にご参加いただきました。
これから初めて読書会に参加しようと考えている方は、緊張してしまいなかなか参加の勇気が出なかったり、どれに参加しようか迷ってしまうということもあると思います。
東京アキバ読書会には、毎回初めて参加するという方にもたくさんご参加いただいておりますので、初めて参加する方にも安心です。
東京アキバ読書会に少しでも興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
最近では、東京のみならず全国各地から読書会にご参加いただいており、日程によっては早い段階から定員に達してしまい、早めに申し込みを締め切らせていただくこともございます。
ご希望の日程の読書会が定員になる前に、お早めにお申し込みをされることをオススメいたします。
皆様の東京アキバ読書会のご参加を心よりお待ちしております。