2018年8月25日、第189回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の読書会は、女性3名男性7名の合計10名での開催となり、初参加の方にもお越しいただき、盛り上がりました。
今回の東京アキバ読書会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
読書会で紹介された本は、コチラ!
今回の読書会もさまざまな本が紹介されましたが、その一部をご紹介いたします。
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと|花田菜々子
著者の花田菜々子さんが、実際に「知らない人と30分だけ会って話してみる」という出会い系サイトで、70人に会い、本を進めていくというなんとも不思議な小説ですが、全て花田菜々子さんの実体験に基づいて書かれた実話ということが驚きです。
「遊べる本屋」として大人気のヴィレッジヴァンガードで働いていた花田菜々子さんですが、会社の方針でお店の雰囲気も変化し、夫婦関係もうまくいかない日々の中で、ふと目に止まった出会い系サイトを使い、見ず知らずの人に本を紹介することをスタートします。
もちろん真摯に話を聞いてくれる人もいれば、下心が丸出しの人まで、一筋縄ではいかないことは誰もが予想できますが、そんな中で花田菜々子さんは少しずつ自分を取り戻していきます。本を紹介するという読書会にも通ずる本書から、多くの人が勇気をもらい、大反響があった一冊です。
2022――これから10年、活躍できる人の条件|神田昌典
東京アキバ読書会の開催のきっかけにもなっている、神田昌典さんの『2022――これから10年、活躍できる人の条件』が紹介されました。
神田昌典さんは、本書のタイトルになっている「2022」を冠した全国縦断公演ツアーを毎年行なっており、この2022年というのがいかに重要であるかを全国各地で語っています。そのきっかけになった本書ですが、発売の2012年から数年が経った今でも読書会でも根強い人気があり、本書がきっかけで読書会に参加しようと思ったという方もたくさんいらっしゃいます。
発売当初は、本書の内容に疑問を持つ人も多かったかも知れません。本書で描かれている大きな時代の変革期に生きているということを信じられなかった人も多いと思います。しかし、今本書の内容を改めて読み直すと、神田昌典さんが予測した未来通りに世の中が進んでいることに驚く人がほとんどだと思います。
例えば、「二〇二四年、会社がなくなる!?」という章は多くの日本人に衝撃を与えると同時に、そんな未来はやってこないと感じた人が多いのではないでしょうか。
もちろん、全ての会社がなくなるわけではないですが、サラリーマンとして働く人が激減していくことを予想しています。
そして、本書の発売後、日本経済を牽引してきた大手家電メーカーの超大規模なリストラが相次ぎ、大手企業の不正などが次々と発覚、挙げ句の果てにはメガバンクまでもが数万人単位での人員削減を発表し、神田昌典さんの予測通りの未来を日本は突き進んでいます。
発売から数年経った今こそ本書に立ち返る時のように思います。
改めて読み返すと、これが2012年に書かれたこととは思えないくらいの精度で、さまざまな予測が現実化してある事実に驚く方も少なくないはずです。
下記のブログで、神田昌典さんの予想がどれほど的中しているかについて、徹底検証しています。
仕事2.0 人生100年時代の変身力 (NewsPicks Book)|佐藤留美
今や、NewsPicksは日本のビジネスパーソンにとって必要不可欠なメディアの一つになりましたが、その編集部副編集長の佐藤留美さんの『仕事2.0 人生100年時代の変身力 (NewsPicks Book)』は、これからの100年時代を生き抜くためのバイブルとも言える一冊です。
本書は、リンダ・グラットンさんの著書である『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 』を踏襲し書かれており、日本版ライフシフトとも言っても過言ではありません。
100年という思ったよりも長い人生を生き抜かなければいけない今の日本人の若者世代は、働き方を大きく変革していかなければなりません。
そこで必要なものは、お金や株、不動産といった旧来の資産である有形資産ではなく、目には見えない無形資産だと言います。とりわけ、無形資産の中でも自らを変化させていく変身資産は、これからの時代には必要不可欠だと言います。
いかにして、変身資産を得るべきなのかを詳細に解説してくれている一冊で、日本人の社会人の必読書です。
その他にも、『なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』『20歳の自分に受けさせたい文章講義』『思考は現実化する』『これからの世界をつくる仲間たちへ』『心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」』『ファンベース』『プーチン 〔人間的考察〕』など、多岐に富んだ本が紹介されました。
今回の東京アキバ読書会にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
まとめ
東京アキバ読書会は、東京の秋葉原で毎週20代、30代の社会人中心の読書会を開催しています。
年間500名以上の方にご参加いただき、これまでに数千名の方にご参加いただいている東京最大級の読書会です。
まだ読書会に参加したことがないという方は緊張してしまうかもしれませんが、東京アキバ読書会には毎回初めて参加するという方がたくさんご参加されておりますので、初参加の方も安心してご参加いただけます。
東京アキバ読書会に少しでも興味がおありの方は、下記より読書会の詳細をご確認ください。
全国各地より読書会にご参加いただいておりますため、定員に達し次第、参加の募集を締め切らせていただいております。
ご希望の日程が満席になる前に、いますぐにお申込されることをおすすめいたします。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。