2019年3月2日、第213回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回も初参加の方にもご参加いただき、女性6名・男性7名の合計13名での開催となりました。
東京アキバ読書会のハイライト
今回は、東京アキバ読書会の開催のきっかけとなった神田昌典さんの『2022―これから10年、活躍できる人の条件』と、そのDVDについての話題からスタートいたしました。
2012年に発売され、その年のAmazonにおけるビジネス書・自己啓発書部門の年間売り上げ一位に輝いた1冊です。
本書の中で、神田昌典さんは次のように断言しています。
読書会は、現在、私たちが仕事で直面している、スキルアップ上の課題を解決する理想的な教育になるということだ。
神田昌典|2022―これから10年、活躍できる人の条件 P. 194
日本全国で読書会が大ブームになっていますが、その火付け役となった1冊といっても過言ではありません。
本書の中では、iPhoneの未来や2024年までに会社がなくなる!?といった大胆な未来予測が描かれており、発売当初は驚きを隠せなかった人も多いかと思います。
(画像:神田昌典|2022―これから10年、活躍できる人の条件)
しかし、発売から数年が経ち、本書に描かれたようにiPhoneが進化し、安泰と言われていた大企業が次々とリストラ、倒産、海外企業からの買収などをされ始め、神田昌典さんの予測通りに日本が進んでいるように感じます。
先日モノグラフでも、この『2022―これから10年、活躍できる人の条件』が2012年に書かれたとは思えないくらい高い精度で未来を予測していると、改めて本書がフィーチャーされ始めています。
発売当初に、本書を読んで内容を信じて行動してきた人は、明るい未来を感じているはずですし、こんな未来は来るわけないとバカにした人は、今頃本書の内容を信じなかった過去の自分を責めていることでしょう。
まだお読みになられていない方はこれから読んでも十分間に合うはずですし、これからどんどん厳しくなっていく日本で生き抜いていくために、読書会に参加し、自らを高めることが、これからのご自身の明るい人生を切り開くきっかけになるように感じます。
読書会に参加された方の感想
男性 27歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 学びながら様々な人の意見が聞ける素晴らしい会でした。良い刺激になったし、頭が柔軟になった気がします。
女性 31歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 前回の参加から少し間が空いてしまいましたが、新たな知識や考え方、社外の方との交流など、様々なことが得られるので本当に良かったです。これからは間を空けず参加します。
女性 30歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 思った以上に学びが多く500円では安すぎると思った。次回も参加します。
男性 34歳
満足度: 5点満点中4点
感想: まさかの10年ぶりの再会をありがとうございます。
女性 31歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 心理学の話を久し振りに聞けて良かったです
男性 25歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 次回も是非参加したいと思います
女性 24歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 読みたい本が増えた。アウトプットするといかに理解が浅いかがわかり、また読もうと思った。
女性 29歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 色々な本を知り、今回も読みたい本がたくさん増えました
女性 25歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 何回参加してもいつも刺激的です。ありがとうございます。
男性 24歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 何度か参加して少しずつ緊張しなくなくなってきたので純粋に読書会を楽しめて良かった。
読書会で人気だった本はコチラ!
今回の東京アキバ読書会で紹介された本の中で、人気だった本をご紹介いたします。
パーソナル・プラットフォーム戦略 自分をプラットフォーム化する仕事術|平野敦士カール
NTTドコモで「おサイフケータイ」を大成功させ、人々のお金に対する概念をひっくり返した平野敦士カールさんの『パーソナル・プラットフォーム戦略 自分をプラットフォーム化する仕事術』が、今回の読書会で最も人気の1冊に選ばれました。
ここ1〜2年、日本でもプラットフォームという言葉が徐々に一般的になり、今世界を席巻しているGAFA (グーグル(Google)、アップル(Apple)、フェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社のこと)の4社がいずれもプラットフォーム企業であるため、様々な企業がプラットフォームの重要性を感じ始めています。
また個人においても、様々なプラットフォームを活用することで、会社に雇われる働き方ではなく、個人で稼ぐ人たちが急増しており、これらの個人が生み出す市場規模は2025年までに日本だけでも数十兆円に膨れ上がると言われています。
驚くべきは、本書が最近発売された本ではなく、2011年に発売されているということです。
東日本大震災を境に、日本国民の多くが国や政府は真実を後悔していないことに気がつき、マスメディアも嘘の情報を公然と流し続けることを目の当たりにし、国やマスメディアに不信感を抱き始めたはずです。
そんな中、活躍したのがツイッターやフェイスブックなどのソーウェブプラットフォームつまりSNSです。
これは日本のみならず、様々な先進国でも政府への不信感の高まりと、SNSのもつポテンシャルを感じるような事件が増えています。
リーマンショック以降、今まで安全・安定と言われた大企業が、数千名、数万名規模のリストラを平然と繰り返したり、倒産、外資系企業に買収されることも珍しくなくなりました。過去の正解が通用しなくなった激動の時代を幸せに生きていく一つの答えが、個人でプラットフォームを活用することだと言います。
グローバルな市場を相手に、自らのノウハウを武器にして、
さまざまな企業や人とアライアンス(提携)し、
自分をいろいろな人が集まる場=「プラットフォーム」にすることによって、
どんな時代になっても何があっても稼いでいける人
そもそも株式会社という概念が世に現れ、人が誰かに雇われるという働き方が浸透したのは、150年ほど前のことで、8時間会社で働けば給料がもらえるという働き方は役割を終えつつあり、もう今の世の中には適応できなくなっているようです。
日本の10年先をいくと言われるアメリカでは、すでに4人に1人はインターネットなどで様々なプラットフォームを使い、個人で仕事をしており、その人数は年々増加し続けています。
アメリカでのトレンドは遅かれ早かれ、日本を始め世界中に広がっていくため、日本にこの流れが来ていることは、当然のことです。
世界で最も多くの人が使用しているプラットフォームといっても過言ではないグーグルのエリック・シュミット会長は次のように言っています。
富への最速の道は、プラットフォームの構築であり、それを提供した企業は活動の中心となって、他社は(プラットフォーム企業に)依存する」
エリック・シュミット グーグル会長
(画像:Frederic Legrand – COMEO /Shutterstock
)
これは個人にも当てはまり、プラットフォーム活用する個人や、もしくは、プラットフォームを作り上げた個人が富を得て、プラットフォームに使われるだけの旧来の労働者は貧乏のまま人生を終えることになります。
本書の中では、どのようにプラットフォームを活用すべきか、どのように自分がプラットフォームになるべきが、わかりやすく解説されていますが、驚くことに読書会も非常に有効なプラットフォームであり、読書会の開催や参加することも、オススメされています。
至る所でプラットフォームという単語を聞くようになった今、プラットフォームについて基礎から学び、プラットフォームを活用する個人にならなければいけない現代にとてもオススメの1冊です。
まとめ
東京アキバ読書会は、秋葉原で毎週20代、30代の若手社会中心の読書会を開催しています。
2015年にカフェからたった数名の参加者から始まりましたが、今では年間500名以上の方に参加いただき、これまでに数千名の方にご参加いただいている東京最大級の読書会になりました。
初めて読書会に参加される方から、何度も参加されている方まで、常に高い満足度をいただき続けています。
主催者を同年代のみで開催しているため、固すぎない雰囲気で、馴染みやすいというお言葉も多数いただいています。
初めて参加される方は緊張されることもあると思いますが、毎回たくさんの初参加の方にご参加いただいておりますので、ご気軽にご参加いただけましたら幸いです。
少しでも東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。