2019年4月27日、第220回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回は、平成最後の東京アキバ読書会となりました。
今回も初めてご参加いただく方2名を含めた女性2名、男性5名の合計7名での開催となりました。
ゴールデンウィーク初日ということもあり、旅行や帰省をされている方も多く、いつもの半分くらいの人数での開催となりましたが、時間ギリギリまで様々な話題で盛り上がった読書会となりました。
今回の読書会は、ウィスコンシン州にあるある企業が開発した、体内に埋め込むマイクロチップの話題からスタートいたしました。
マイクロチップを埋め込むことで、お店で現金やクレジットカードを使わなくても、そのチップの部分をタンマμつに近づけるだけで決済ができたり、体調を24時間体制で見守ってくれ、病気などをいち早く発見してくれたりと様々なことができるといいます。
世界中で様々な企業が、こうしたマイクロチップの開発を進めており、徐々に実用化されてきているところもあります。最初は不安に感じる人も多いと思いますし、すぐに急激に普及するといったことはないと思います。
しかし、iPhoneも発売当初は、批判的意見が大半でしたが、発売からたった数年で世界の中心のスマートフォンになりました。
どんな技術も最初は批判されるものですが、一部の人が使用し始め、その人たちが便利であることを証明していくと次第にユーザーは増えていくものです。
マイクロチップを全ての人が埋め込むことが義務化されるような未来も、もしかしたらやってくるかもしれません。
一見映画のような話ですが、今は天才中の天才と呼ばれるようなごく一部の頭のいい人たちが、世界を変えるような技術をたくさん開発しています。
そうした時代の流れに乗り遅れないためにも、読書をするということは時代に適応した知識を得るために有効な手段の一つのように感じます。
読書会に参加された方の感想
女性 28歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 初めての読書会でしたが、とても楽しくて、勉強になりました。
男性 32歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 読みたい本が増えました。
男性 25歳
満足度: 5点満点中5点
感想: ゆったりした気持ちで参加できてよかった。
女性 28歳
満足度: 5点満点中5点
感想: 今日も知らないことをたくさん聞けてよかったです。
男性 23歳
満足度: 5点満点中5点
感想: いつも以上に濃い話が聞けて、とても面白かった。
読書会で人気だった本はコチラ!
今回の読書会で紹介された本のうち、人気の高かった本をご紹介いたします。
前田敦子はキリストを超えた ──〈宗教〉としてのAKB48|濱野智史
今回の読書会で人気の一冊に選ばれたのは、濱野智史さんの著書である『前田敦子はキリストを超えた ー〈宗教〉としてのAKB48』です。
キリスト教と比較するという独自の視点で、発売前から賛否両論のあった本書ですが、中身の多くは、著者が『ぱるる』こと島崎遥香さんへ惹かれていく過程が所狭しと描かれている、ぱるる推し著者から見たAKB48という雰囲気が強い一冊になっています。
本書の中で、前田敦子さんがキリストを超えたと言っている背景の一つに、「利他性」が挙げられています。
本書では、利他性を宗教の第一定義とし、人間は利他性にしか感染しないと言っています。
その中で、AKB48の中には、二重の利他性が存在していると著者は主張しています。
前田敦子さんの卒業コンサートにおける「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」という発言を紹介し、AKB48の外にもアンチがいるけど、内部にもアンチがいる前提において、二重の利他性が存在していると言います。
このアンチとアイドルの存在をキリストに例えるという独特の視点が満載です。
まとめ
東京アキバ読書会は、2015年にスタートし、毎週秋葉原で20代、30代の若手社会人中心の読書会を毎週開催しています。平成という一つの時代が終わりを告げますが、令和も毎週開催していく予定です。4年以上にも渡り開催を続け、今までに数千名の方にご参加いただいています。
少しでもご興味がおありの方は、ぜひ下記より詳細ページへお進みください。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。