2019年6月8日、第226回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の読書会も初めてご参加いただく方2名を含めた女性5名・男性8名の合計13名での開催となりました。
東京でも梅雨入りが発表され、天気が荒れる予報も出ていた中、たくさんの方にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
読書会に参加された方の感想

満足度: 5点満点中5点
感想: 他の参加者の話から得られる情報が多岐に渡っていて面白かったです。

満足度: 5点満点中5点
感想: ”思考停止”。今日はこのキーワードが多く飛び交っていたと思う。

満足度: 5点満点中4点
感想: 口癖は怖い。笑

満足度: 5点満点中5点
感想: 自分が全く意識していなかった分野の本(健康とか文章とか)をしることができ、興味の幅が広がりました

満足度: 5点満点中5点
感想: 皆さんの本の説明が上手で、大変参考になりました。神田昌典さんの『2022――これから10年、活躍できる人の条件』と赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』の話がとてもよかった。

満足度: 5点満点中5点
感想: 他の方がどんな本を読み、興味を持っているのかわかって楽しかったです。

満足度: 5点満点中5点
感想: 人数が多く少し慌ただしくなってしまった笑 『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』が良かった

満足度: 5点満点中4点
感想: 小説の紹介が多かったのが、自分にはとても役に立ちました。
読書会で人気だった本はコチラ!
2022―これから10年、活躍できる人の条件|神田昌典
東京アキバ読書会の開催のきっかけになった神田昌典さんの『2022―これから10年、活躍できる人の条件』が、人気の本の1冊に選ばれました。本書は、2012年に発売し、その年のAmazonでのビジネス書・自己啓発書部門で年間売上1位に輝いた本で、当時社会現象を起こした本でもあります。
2012年から未来の10年間を予測した内容になっていますが、発売から約11年が経ち、今読むと本書の内容がどんどん現実化してきており、神田昌典さんの先見性の高さに驚かされます。
「歴史は繰り返す」と言われますが、本書の中では、日本の近代史は70年周期で考えるとわかりやすいと伝えています。
明治維新によりちょんまげを結ったがいなくなり、西洋の文化が日本に浸透してきました。その70年後、第二次世界大戦終戦と共に焼け野原になった日本から、アジアを代表する国に成長してきました。そして、さらにその70年後の2015年から新たな歴史のサイクルが始まり、大きな変化をもたらし始めています。
過去の2回の変化というのは、人々の見た目が変わったり、街並みが変わったりと、明らかに誰の目にも見える変化でした。
しかし、2015年からの変化は目に見えない変化であることに注意しなければなりません。更に、今回の変化は過去の2回の変化以上の大変化だと言われています。
アンテナを高く張っていなければ、今回の変化を事前に感じることができず、気が付いたときには時代に取り残されているということになり得ません。
神田昌典さんは、本書の32ページで、都市銀行で働くことについて、次のようなことを言っています。
「僕は大手銀行に勤めます」という息子を親孝行だ、なんて思ってはいけないのだ。
あなたが賢い親なら、そういう息子には、こう言わなければならないかもしれない。
「バカなことを言うな! フリーターになれ! それがお前のためなんだ」と。
はぁ、ものすごい変化。
その社会大変革に、私たちは、あと数年で立ち合うことになる。
神田昌典さん|2022―これから10年、活躍できる人の条件
↑神田昌典さんが予測した約6年後の2017年末にメガバンク大手三行は相次いで大規模リストラを発表 (画像:2022―これから10年、活躍できる人の条件より)
今でこそ、メガバンクが数千人から数万人規模のリストラを行うことを発表し、銀行で働くことに不安や疑問を持つ人も多いと思いますが、その未来を2012年に言い当てていることに驚かされます。
本書は、2022年までを予測しており、まだ3年ほど残っています。
まだ読まれていない方は、今すぐにても読まれることをお勧めいたしますし、すでに読まれた方はまたこのタイミングで読み返していただくと改めてこれからの未来を見つめなおすきっかけになるのではないでしょうか。
本書で予想されている内容がどれほど実現しているかについて、徹底検証しています。
あわせてご覧いただくと、より本書の予想の精度の高さを感じられると思います。
僕は君たちに武器を配りたい|瀧本哲史
前回の東京アキバ読書会でも紹介され、人気の高かった瀧本哲史さんの著書ですが、今回は前回とは別の『僕は君たちに武器を配りたい』が紹介され、前回に引き続き人気の本に選ばれました。
本書は、『ブラック企業』という言葉を世に広めた一冊であり、大反響のあった一冊です。
本書のテーマは、人材の『コモディティ化』についてです。
コモディティとは、差別化などが困難になった商品などと訳されます。つまり、人材がみんな均一で、差がなくなっていることに対して、警告を鳴らしています。
同じようにTOEICの高い点数を保持し、同じような企業での経歴を積み、同じ時間に同じようなスーツで、通勤をしていたら、個性もなくなっていくことは当然の結論でしょう。
みんなが同じようにTOEICのハイスコアを持っているため、TOEICの点数は全く役に立たないものに成り下がってしまいました。
そんな個人の差がなくってしまっている今の時代に、周りより一つ突き抜けるための武器を与えてくれるのが、本書です。
詳しくは別の記事でも詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング|赤羽雄二
14年間マッキンゼー・アンド・カンパニーで活躍した赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』も非常に反響の多かった1冊です。
本書のテーマは、『A4メモ書き』という赤羽雄二さんが長年のマッキンゼーでの生活の中で、編み出したメモの方法です。
A4の紙とペンさえあれば、誰でもできる非常にシンプルな方法ですが、効果抜群です。
思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。
ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識し、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定出来ることだ。迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロとなる。
実際の『A4メモ書き』の細かいやり方については、別の記事で紹介しておりますので、そちらをご参照ください。
まとめ
東京アキバ読書会は、毎週秋葉原で、20代から30代前半の若手社会人中心の読書会を開催しています。
8年の開催実績があり、今では年間500名以上の方にご参加いただく、東京最大級の読書会の一つに選ばれています。
読書会にまだ参加したことがない方は緊張されてしまうと思いますが、ご安心ください。毎回初参加の方にもたくさんご参加いただいております。
少しでも東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記よりお申込み下さい。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。