2019年11月2日、第244回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回も、東京アキバ読書会に初参加の方にもご参加いただき、女性5名・男性4名の合計9名にお越しいただきました。
また、今回は中国出身の方にもご参加いただき、日本人のみならずグローバルな雰囲気での開催になりました。
読書会のハイライト
今回の読書会は、総務省が発表している『Connect Future -5Gでつながる世界-』の話題からスタートいたしました。
(画像: 総務省5Gイメージビデオ「Connect Future -5Gでつながる世界-」)
2020年代後半から2030年頃に実現に向けて国をあげて取り組んでいる、新たな日本の生活が描かれています。
5GなどのICTが使われた近未来の日本社会と家族の姿をイメージした映像になっており、ワクワクした未来が描かれています。
この動画の中で描けれている日常を見ると遠い未来のように思えますが、既に動画の中に現れる様々なサービスが実現されており、さほど遠い未来ではないかもしれません。
動画の中で、お店に入り、そのまま商品をポケットに入れ、レジを通さずにお店を出るシーンが描かれています。
これは、既にAmazon Goとして、実店舗がオープンしています。
実際にニューヨークにあるAmazon Goに来店した際の話など出てきて、とても盛り上がりました。
(画像: 東京アキバ読書会主催者撮影 AmazonGo Brookfield Placeにて)
世の中が様々なテクノロジーで豊かになっていく中で、テクノロジーは多くの仕事を奪っていくことが予想されています。
そんな先の見えない時代に、読書はこれからの時代を生き抜くヒントを与えてくれる手段として大切なことのように感じます。
読書会に参加された方の感想

満足度: 5点満点中5点
感想: ビジネス書だけでなく小説の紹介もしてもらって、読んでみたいと思いました。
泉正人さんの『流される力』で紹介されていた、良い人の思考を真似して流される力を身に付けていきたいと思いました。
長倉顕太さんの『GIG WORK(ギグワーク) 組織に殺されず 死ぬまで「時間」も「お金」も自由になる ずるい働き方』で紹介されていたように、いずれは他の人に紹介できるような仕事をしたいです。

満足度: 5点満点中5点
感想: 今日も良い本に出会えました。ありがとうございました。
長倉顕太さんの『GIG WORK(ギグワーク) 組織に殺されず 死ぬまで「時間」も「お金」も自由になる ずるい働き方』と『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』が参考になりました。

満足度: 5点満点中5点
感想: 今日も色々な本が知れて面白かった。
前田裕二さんの『メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) 』の話が実行しやすそうで、読んでみたいと思います。

満足度: 5点満点中5点
感想: 偶然、以前他の方が紹介されていた本も紹介されていましたが、紹介される方が変わると視点や解釈も変わるので面白かったです。
泉正人さんの『流される力』の話が参考になりました。教えてもらえる人間になれるように日々意識したいと思いました。

満足度: 5点満点中4点
感想: 読解力を上げる方法を調べたいと思った。Uberの話が参考になった。

満足度: 5点満点中5点
感想: 普段は読まない本が紹介されていてとても面白かった。また再来週参加します。

満足度: 5点満点中5点
感想: 気になっていた本が紹介されていて読みたいと思いました。読書会に参加するたびに、読書のモチベーションが上がるので、とてもありがたいです。
読書会で最も人気だった本はコチラ!
流される力|泉正人
今回の読書会で最も人気の高かった本は、泉正人さんの著書の『流される力』です。
本書は、東京アキバ読書会でも度々紹介され、根強い人気の本です。
泉正人さんは、20代の頃、年収150万円ほどの貧乏な美容師として働いていましたが、本書で紹介されている思考信託を行うことで、30代では年収2億円を越すほどの収入を得ることが出来たと言います。
思考信託とは、「自らの思考を、信頼する人に任せる」ことだと言います。
結果は、行動が作ったものであり、行動は思考が作ったものです。
つまり、思考を信頼している人、結果を出している人に完全に委ねることで、行動が変わり、結果が変わるのです。
本書については、下記のブログで詳しくご紹介しています。
読書会で紹介された本はコチラ!
今回の東京アキバ読書会では、ビジネス書や小説など、様々なジャンルの本が紹介されました。
ご紹介いただいた本の一部をご紹介いたします。
GIG WORK(ギグワーク) 組織に殺されず 死ぬまで「時間」も「お金」も自由になる ずるい働き方|長倉顕太
今アメリカを中心に全世界で存在感を増しているギグエコノミー。
日本でも月に7日間のベビーシッターで15万円を稼ぐ人や、家事などの片手間に月に数十万円を稼ぐ主婦、月に30万円以上を稼ぐ女子高生など、ギグエコノミーは日本でも身近な存在になってきました。
ギグエコノミーというワードを世界に広めたUberやAirbnbでは、月に100万円以上の収入を得る人も決して珍しくはありません。
このギグエコノミーで生計を立てている人たちのことを、「ギグワーカー」「ギガー」などと呼ばれますが、著者の長倉顕太さんは、資本家でも労働者でもない新たな階級の出現だと言います。
このギグエコノミーを上手く取り入れることで、サラリーマンでは決して手に入らないような「好きな場所、好きな時間、好きな人の自由」を得ながら仕事が出来るようになる可能性があるのです。
今後、ギグエコノミーは、4.3トリリオンドル規模の産業になると言われており、日本のGDPに迫るような大規模な働き方の大変化が世界中で巻き起こることになります。
日本では、まだほとんど語られていないギグワーカーとして生き抜くための一冊です。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) |前田裕二
前回の東京アキバ読書会でも人気の高かったですが、偶然にも今回も紹介され、今20代、30代の間で人気爆発中の一冊です。
本書で紹介されている前田裕二さんのメモを取り入れることで、事実→抽象化→転用という三段階を踏んで思考力を高めていくことが出来ます。
実際にこのメモのやり方を取り入れられている方も多数参加されていましたが、最初は事実をメモを取ることに精一杯になってしまいますが、慣れていくと転用まで書くことができると言います。
ただ、メモを取って終わるのではなく、自分の人生にまで落とし込むことができる、メモの魔力を実践していただきたいと思います。
まとめ
東京アキバ読書会は、秋葉原で20代、30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。
2015年からスタートし、今では年間500名以上の方にご参加いただく、東京最大級の読書会です。
秋葉原は、複数のJRをはじめ、東京メトロ日比谷線、都営地下鉄新宿線も乗り入れており、東京23区からのみならず、神奈川、埼玉、千葉など東京近郊からもアクセスが良く、たくさんの方にご参加いただいております。
中には、群馬県や茨城県からもお越しいただく方もいらっしゃり、関東全土からお越しいただいています。
読書会に初めて参加するという方から、常連の方まで、幅広い方にお楽しみいただいております。
東京アキバ読書会にご参加希望の方は、下記よりお申込み下さい。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を心よりお待ちしております。