2020年4月4日、第262回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
先週は、新型コロナウイルス感染防止のため、読書会を中止にせざるを得ない状況だったため、二週間ぶりの開催となりました。
全員マスクを着用いただいている中での開催となりましたが、12名の方にご参加いただき、とても盛り上がった読書会となりました。
また、4月11日以降は、現在の新型コロナウイルスの状況を鑑みて、当面の間Zoomを用いたオンラインでの読書会を開催していく予定です。
Zoomでの読書会へのご参加を心よりお待ちしております。
状況が落ち着きましたら、会場でお会いできることを楽しみにしております。
東京アキバ読書会のハイライト
(画像:https://psycho-pass.com/story/introduction.php)
今回の東京アキバ読書会は、『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』の話題からスタートいたしました。
2週間限定で劇場公開となった本作ですが、Amazonプライムでは編集版が既に公開されており、新型コロナウイルスの影響で映画館が休館になっていますが、家で楽しむことができます。
魂を数値化する巨大監視ネットワーク・シビュラシステムが人々の治安を維持している近未来。
変わりゆく世界で、犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。
シビュラシステムの評価が人々の人生を左右する近未来。
現在、日本でも様々な企業が人々のスコアリングを行い、日常の多くの行動が企業へ筒抜けになりつつあります。
こうした、全てが監視されている社会は、ユートピアなのか、ディストピアなのか。
便利になることを追い求める先が、決してユートピアではないことを考えさせられる作品です。
読書会の参加者構成
今回の東京アキバ読書会は、このような状況の中にも関わらず、6名の方が初めてご参加いただきました。
次回以降は、しばらくオフラインでの読書会は開催できませんが、これをきっかけにオンラインでもご参加いただけましたら、嬉しく思います。
また、これからZoomで初めてご参加される方も大歓迎です。
読書会に参加された方の感想
満足:0名
普通:0名
不満:0名
大変不満:0名
今回の東京アキバ読書会では、ご参加いただいた方12名全員が大変満足の評価を付けていただくことができました。
東京アキバ読書会にご参加いただいた方の感想の一部をご紹介いたします。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:楽しかったです☺︎ オンラインでまた参加します!

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:とても楽しかったです。ありがとうございました。
森岡毅さんの『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』が参考になりました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:アウトプットの場は貴重なので、大変良かったです。
森岡毅さんの『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』の中で、サラリーマンは職業選択がある奴隷と言う話がとても参考になった。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:いつもより人数少なめで、1人の話の時間が長くて良かった。
本田直之さんの『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと 』が、自分の進みたい人生と近くて、参考になった。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:考え方、他業種の方との交流によって気づきをいただけた。新たに読みたい本にも出会えました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:自分の知らない本を他の人の視点から知ることができ、面白かったです。全部の本を読んでみたいと思いました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:自分が知らない考え方や働き方について、考える機会につながりました。また、話し方についてもとても勉強になりました。
本田直之さんの『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと 』について、このような状況の中、どのようにこれから働いていくべきかについて、改めて考えてみようと思います。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:会社内の思考に染まっていたところ、いいリハビリになりました。今後も参加していきたいと思っています。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:同年代の人が多いので、自分の興味ある分野の本の話が多くとても面白かったです。次に読んでみたい本もみつかりました。
今後の仕事の仕方に関するお話は大変参考になりました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:しばらくコロナの影響でオフラインでの読書会がなくなってしまうのは残念ですが、Zoomのオンラインの読書会も引き続き参加していきたいです!
東京アキバ読書会で最も人気だった本はコチラ!
今回の東京アキバ読書会では、本田直之さんの『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと 』が最も人気の本に選ばれました。
そのほかにも、これからの働き方に関する本が多数紹介され、新型コロナウイルスの影響でリモートワークなどを強いられ、それをきっかけにこれから働き方を変化させていきたいという方が多い印象です。
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと|本田直之
著者の本田直之さんは、元々はシティバンクで働くエリートサラリーマンでしたが、学生のころに大好きだったサーフィンをする時間が全く作れないことに思い悩み、20年かけて働き方を変えていったと言います。
現在では、ノマドライフを実現し、世界中を旅をしながら生活しています。
また、一年の半分は大好きだったハワイに住み、サーフィンやトライアスロンなどを好きなだけ行っています。
本書のタイトルにもある、ノマドライフを下記のように定義しています。
仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル。
こうしたライフスタイルを手に入れたことで、本田直之さんの生活は6:3:3になっていると言います。
これは、1年のうちに過ごしている月数を表しており、ハワイに6ヶ月、ヨーロッパやニュージーランドに3ヶ月、日本に3ヶ月が今の過ごし方だと言います。
こうした働き方を、準備と覚悟次第で誰もが手に入れることができる時代になっていると言います。
本書については、下記のブログでも詳しく紹介しております。
東京アキバ読書会で紹介された本はコチラ!
今回の東京アキバ読書会では、全体的に働き方に関する本が多かった印象です。
新型コロナウイルスの影響で、今まで通りの働き方が不完全だったことがわかり、多くの人が働き方を変革しようとしています。
家にいる時間が長くなりがちなこの時期に、読書をきっかけに、収束したあとの働き方を考えるのも大切に感じます。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」|森岡毅
著者の森岡毅さんは、P&Gで日本ウィダルサスーン、北米パンテーンのブランドマネジャー、ウェラジャパン副代表などを務め、超エリートサラリーマンとして活躍されていました。
その後は、USJ再建の立役者となり、ジェットコースターを後ろ向きに走らせたり、ハリーポッターを誘致したりした張本人です。
そんな超エリートサラリーマンの森岡毅さんが、自分の愛する子供たちが将来キャリアで悩んでしまったときに、ヒントになるように書き留めていた虎の巻を本として出版したものです。
いわば森岡家の家宝とも言える、人生をどのように生きるべきかのヒントが満載です。
自分がどんなことをしたら良いのかわからない、どんな仕事が向いているのかわからないと思い悩んでしまう人も多いと思いますが、そんな方には是非お手に取っていただきたい一冊です。
超エリートサラリーマンである森岡毅さんが、本書の中で本当に愛する子供たちのために送ったアドバイスは、サラリーマンとして出世するヒントではなかったことが驚きです。
本書については、下記の記事で詳しくご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
流される力|泉正人
著者の泉正人さんは、20代のころ非常に貧乏な美容師として過ごしていました。
しかし、それが30代を迎える時には、年収2億円を超えるほどの不動産収入を得ることができていたと言います。
その成功の秘訣を実体験をもとに所狭しを明かした一冊です。
泉正人さんの成功の秘訣は、なんと言ってもタイトルにもある流される力だと言います。
流される力のことを、いずみ正人さんは思考信託のことだと言います。
思考信託は、「自らの思考を、信頼する人に任せる」という意味
泉正人|流される力
つまり、自分の「我」を捨て、自分が信頼している人、自分が求める結果を既に出している人の「思考」を真似するということです。
結果は行動が作っています。
行動は思考が作っています。
その根本にある、思考を変えることで最終的な結果まで楽に変えていくことができるのです。
泉正人さんの他の著書についても、オススメです。
その他に読書会でご紹介いただいた本
君はどこにでも行ける|堀江貴文 著
人生は攻略できる|橘玲 著
なぜ、あなたの話は響かないのか|蔭山洋介 著
読んでいない本について堂々と語る方法|ピエール・バイヤール 著
SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる|デボラ・ザック 著
若手法律家のための法律相談入門|中村真 著
調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論|斉須政雄 著
まんがで分かる! 仕事が速い女性がやっている時間のルール|日経WOMAN 著
まとめ
今回の東京アキバ読書会にご参加いただき、ありがとうございました。
東京アキバ読書会は、秋葉原で20代〜30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。
2015年からスタートし、今では年間500名以上の方にご参加いただく、東京最大級の読書会となりました。
少しでも東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
次回の東京アキバ読書会は、4月11日(土)9:30-12:00にZoomでのオンラインでの開催となります。
読書会に初参加の方も大歓迎です。
奮って東京アキバ読書会へのご参加ください。
第262回目の東京アキバ読書会の開催レポートでした。