2020年4月29日、第266回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回も、Zoomを使ったオンラインでの開催となりました。
初めて読書会にご参加いただいた方も2名いらっしゃり、合計で18名での開催となりました。
ゴールデンウィーク初日となった方が多かったですが、在宅勤務の方も多く、例年とは違ったゴールデンウィークとなっているようです。
例年はゴールデンウィークは、読書会の参加者の方が少なくなる傾向があるのですが、今年は帰省や旅行もできないかわりに、読書会に参加するという方もたくさんいらっしゃいました。
読書会の中でも、新型コロナウイルスが収束した後に、何をしたいかといった話題で盛り上がりました。
東京アキバ読書会のハイライト
今回の東京アキバ読書会は、新型コロナウイルスが人類にもたらしたものの話題からスタートいたしました。
多くの人が、働き方が強制的に変化させられました。
どんなに能力がある人も、会社員であれば一瞬で仕事を失い、収入を失う可能性があるということも誰が見えても明らかになりました。
今までは、景気がよければ仕事があり、景気が悪ければ仕事がなくなるとイメージしていましたが、世の中は景気以外の要員でも仕事がなくなることもあるという新たな教訓をもたらしました。
どんな時代も健康であることが第一であり、その中でどんな状況でも収入を得ることができる、働き方を誰もが考えなければいけないようです。
東京アキバ読書会の参加者構成
今回も、初めて読書会にご参加された方が2名いらっしゃり、新たに読書会にご参加される方がどんどん増えているように感じます。
また、2回〜5回目の方も7名と、Zoomでの開催になってから、読書会にご参加された方の多くが、継続してご参加いただいており、大変ありがたく感じます。
男性が多くなり読書会が多い中、今回も女性と男性が半々となりました。
女性にも男性にもお楽しみいただける読書会として、ご好評いただいております。
東京アキバ読書会に参加された方の感想
満足:1名
普通:0名
不満:0名
大変不満:0名
今回の東京アキバ読書会も、参加いただいた全員の方が大変満足もしくは満足をつけていただきました。
なんと17名の方が、大変満足という評価を付けていただくことができました。
大人数での開催が続いておりますが、ご参加いただいている一人ひとりの方がご満足いただけており、大変嬉しく思います。
東京アキバ読書会にご参加いただいた方の感想の一部をご紹介いたします。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:初めてでしたが、参加しやすかったです。 いろんな本を知れたことが一番でした。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:様々な方から本を紹介され、とても刺激になりました。 おすすめの本に関しての紹介が大変参考になりました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:初めて参加しましたが、主催者の方がいろいろサポートしてくれたので、とても参加しやすかったです。次の土曜日も参加したいです。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:最後に読書会でおすすめの本がまとめて紹介されて、とてもありがたかったです。その本から読んでみたいと思います。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:毎回、内容がアップデートされていて、本当に凄いと思います。私ももっと本をたくさん読みたいと思います。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:次回は人に何を伝えるかの取捨選択をしようと思いました。
藤田孝典さんの『続・下流老人 一億総疲弊社会の到来』がとても参考になりました。老後も考えた上での人生設計の大切さを感じました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:本日、感動したことは以前もご参加されていた方のお話がすごく上手になっていることです。話の順序がすごく整理されていて、すごく聞きやすかったです。読書会の効果なのでしょうか?
本田直之さんの『7つの制約にしばられない生き方』の話が参考になりました。この7つはすごく便利だと感じました。仕事で悩んでいる時に見つめ直すべきものだと思いますし、仕事の言い訳にも使える便利な7つだと感じました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:これからどう生きていけばいいかということをもっと勉強したいと思いました。前向きになれました。ピョートル・フェリクス・グジバチさんの『ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち』、本田直之さんの『7つの制約にしばられない生き方』、関連の本が発表されていたので、読んでみようと思います。
本田直之さんの『7つの制約にしばられない生き方』の話が一番参考になりました。銀行にいると、教育、仕事、引退の繰り返しを多く見るので、自分の価値観が固定されぬよう、”縛られない生き方”について、これから考えていこうと思います。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:前回とは紹介されている本のジャンルも少し違っており、何回参加しても面白いです。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:今日もたくさんの本を紹介いただき、ありがとうございました。また、他の参加者の人の話を聞くのもとても勉強になっています。
東京アキバ読書会で最も人気だった本はコチラ!
今回の読書会でも最も人気があったのは、本田直之さんの『7つの制約にしばられない生き方』です。
7つの制約にしばられない生き方|本田直之
本田直之さんは、元々はシティバンクに勤めるサラリーマンでしたが、働けど働けど、自分が好きだったサーフィンができない毎日に悩み、働き方を変化させていったと言います。
今は、1年の半分をハワイで大好きなサーフィンやトライアスロンをして過ごし、残りの3ヶ月は日本、残りの3ヶ月をニュージーランドやヨーロッパなどを旅をしながら生活しています。
本書では、時間・場所・働き方・人・思考・服装・お金という多くの人が悩む、7つの制約にいかに縛られないで生きていくかについて書かれています。
誰もが、一度は何で満員電車に毎日乗らないといけないんだろう。何故決まった時間に会社にいかなければいけないんだろうと思ったりしたことがあるのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの影響で、仕事への価値観が大きく変わった人が少なくはないのでしょうか。
働き方と向き合うようことが多くなる今の時期にとてもおすすめの一冊です。
本書については下記のブログで詳しくご紹介しています。
東京アキバ読書会で紹介された本はコチラ!
今回の読書会も、たくさんの本が紹介されました。
新型コロナウイルスで、これからの働き方について考えている人が多いからか、働き方に関する本が多く紹介されました。
革命のファンファーレ 現代のお金と広告|西野亮廣
今やお笑い芸人だけでなく、絵本作家やオンラインサロン運営、ビジネス書作家など多方面で活躍される西野亮廣さんの本が紹介されました。
政府が、副業を解禁し、多くの人が副業をやるべきなのかと考えていると思います。
それと同時に、AIやロボットが様々な仕事を奪い、自分の仕事が将来もなくなることに不安を感じる人も少なくないはずです。
そんな時代に、西野亮廣さんは次のように言っています。
職業そのものがなくなっていく時代に突入し、副業、兼業、転職が常識になりつつある。
上の世代は、職業をたくさん掛け持つと「結局、何がやりたいんだ! 一つに決めろ!」と咎めてくるけれど、どっこい、やりたいことを掛け持つことや、やりたいことに迷うことは、これからの時代を生き抜く術だ。
西野亮廣|革命のファンファーレ 現代のお金と広告
やりたいことをやっていく中で、大切になるのが、信用だと言います。
一昔前までは、お金をたくさん持っていることが豊さを示していましたが、これからの時代は信用の量が豊さのバロメーターになっていきます。
お金を貯めるよりも信用を貯めていくことが重要です。
本書については、下記のブログで紹介しています。

続・下流老人 一億総疲弊社会の到来|藤田孝典
年収が400万円以上あっても生活保護に陥ってしまう人がたくさんいるという日本の現状を明らかにした衝撃作である『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』が大ヒットした藤田孝典さんの続編です。
「一億総老後崩壊」がもう間近に迫っていると言います。
一億総中流と言われるほど、日本人全体が豊かになってきましたが、今は日本人の誰もが老後に下流老人まっしぐらの未来が待っています。
下流老人の多くが、現役時代は普通の仕事で、普通の収入を得ていましたが、ちょっとした病気や怪我などがきっかけで一気に下流老人に進んでいってしまうと言います。
また最近では、独り立ちした子供が、離婚をきっかけに実家に戻ってきて、一気に家計を圧迫するケースなどもあると言います。
誰もが豊かになれる日本という国から、今では誰も同じように貧しくなる国になってしまったようです。
下流老人にならないようにするために、若いうちから今の日本の現状をしっかりと理解する必要があるように感じます。
その他に読書会でご紹介いただいた本
君に友だちはいらない|瀧本哲史 著
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる|ちきりん 著
あなたの話はなぜ「通じない」のか|山田ズーニー 著
メモの魔力 -The Magic of Memos-|前田裕二 著
NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く|パティ・マッコード 著
ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち|ピョートル・フェリクス・グジバチ 著
うまくいっている人の考え方 完全版|ジェリー・ミンチントン 著
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 |リンダ・グラットン 著
MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ|日高洋祐、牧村和彦、井上岳一 著
キーワードで読み解く地方創生|みずほ総合研究所 編集
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける|アンジェラ・ダックワース 著
息吹|テッド チャン 著
完全教祖マニュアル|架神恭介、辰巳一世 著
あなたの人生の物語|テッド チャン 著
2022――これから10年、活躍できる人の条件|神田昌典 著
まとめ
今回の東京アキバ読書会にご参加いただき、ありがとうございました。
東京アキバ読書会は、秋葉原で20代〜30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。
2015年からスタートし、今では年間500名以上の方にご参加いただく、東京最大級の読書会となりました。
新型コロナウイルス収束までの間は、当面の間Zoomを用いたオンライン読書会を開催しています。
Zoomになってからは全国各地から毎回20〜40名ほどの方にご参加いただいております。
少しでも東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
次回の東京アキバ読書会は、5月2日(土)9:30-12:00にZoomでのオンラインでの開催となります。
読書会に初参加の方も大歓迎です。
奮って東京アキバ読書会へのご参加ください。
第266回目の東京アキバ読書会の開催レポートでした。