2020年5月9日、第268回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の東京アキバ読書会は、女性19名・男性18名の合計37名の方にご参加いただきました。
過去最多の参加者の方にお越しいただきました。
ゴールデンウィークが終わりを迎えましたが、まだまだ緊急事態宣言が続き、家にいる時間が長くなり、Zoomでオンライン読書会に参加される方も増え続けているように感じます。
開催し続けていた読書会が、新型コロナウイルス継続出来なくなり、開催をやめてしまうと言う悲しい知らせを聞くことが多くなりました。
しかし、東京アキバ読書会は、オンライン開催になり、今まで以上にたくさんの方にご参加いただいております。
初めて読書会に参加される方のご参加も大歓迎です。
東京アキバ読者会のハイライト
(画像:Business Insider Japan|コロナ時代の失職リスクを乗り越える意外な切り札とは?)
今回の東京アキバ読書会は、Business Insider Japanのコロナ時代の失職リスクを乗り越える意外な切り札とは?の記事の話題からスタートいたしました。
新型コロナウイルスの影響で、従来通りの仕事ができなくなり、中には失業してしまったり、仕事が満足に行うことができなくなってしまった人もいると思います。
そんなコロナ時代の失業のリスクに備えるためには、会社内の人脈だけではなく、社外の繋がりを持つ事やコミュニティに参加するなどを行い、weak tiesと呼ばれる弱いつながりを持つことが大切だと言われています。
弱いつながりを持つために東京アキバ読書会に参加されている方もたくさんいらっしゃいます。
まだ参加されたことがない方は、ぜひこの機会にご参加ください。
東京アキバ読書会の参加者構成
今回の東京アキバ読書会は、男性18名・女性19名と合計37名の方にご参加いただきました。
初めて東京アキバ読書会にご参加いただいた方4名、2〜5回目の方が20名以上となりました。
この新型コロナウイルスをきっかけに、読書会に参加したと言う方がたくさんいらっしゃり、ありがたく思います。
大好評いただいており、Zoomのブレイクアウトルームを使用して、3部屋に分かれての実施し、どの部屋の大変盛り上がりました。
東京アキバ読書会に参加された方の感想
満足:4名
普通:0名
不満:0名
大変不満:0名
今回の東京アキバ読書会も、ご参加いただいた37名の方全員が大変満足・満足を付けていただけました。
過去最多の方にご参加いただきましたが、いつも以上に高い満足度を付けていただくことができました。
今回の東京アキバ読書会にご参加いただいた方の感想の一部をご紹介いたします。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:チャットも利用しつつやるとすごい盛り上がったので、めっちゃいいやり方やなと思いました!
ゆうこすさんの『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』がめっちゃ参考になりました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:2回目の参加で雰囲気に慣れてきて、皆さんに会ってみたくなりました。
橘玲さんの『働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる』と、ゆうこすさんの『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』が参考になりました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:様々な分野の本を知るいい機会でした。本日紹介いただいた本を中心に、自分がこれまで触れてこなかった分野の本を読んでいこうと思いました。
人間がいかに自分の信じたいものを信じているか、という話が参考になりました。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:前回の読書会の終わった後の約束通り、神田昌典さんの『2022――これから10年、活躍できる人の条件』読みきりました!笑

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:今日の読書会もすごい楽しかったです!

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:初めて読書会に参加しましたが、楽しかったです!自分の読んだ本をわかりやすくアウトプットすることの難しさと、それでより深く理解できることを学びました。
苫米地英人さんの『思考停止という病』の本の紹介が参考になった。私自身、上司に「思考停止してるよー』と言われることが何度もあったので、この本で学びたいと思いました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:それぞれの意見を聞けて、自分の私見と違う観点から物事を再度確認できるのはためになるし、気づかなかった部分とかは気付けるのは今後の問題に備えることができるのでよかったです。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:どうすれば幸せになれるか、という話になったのですが、結局何が幸せなのかという答えは知識量による、という言葉を聞いて、なるほどなと思いました。もっと本を読んで勉強していきたいです。
どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた、という本の発表ですが参考になりました。


満足度:5点満点中5点
読書会の感想:読書を通じて、皆さんが今後の働き方や将来の目標についてかなり深く考察されていたため、何も考えずに生きている自身を恥じました。ネットで皆さんのお薦めの本を直ちに注文しました。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:3回目ですがいつもより人が多く、様々な本への感想を聞くことができたので満足です。働き方についての本が多く、面白く感じました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:今まで悩んでいた疑問に対して質問に回答出来たので、とても良かったです!幸せについてのお話が参考になりました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:自分でまとめた本のポイントを、同じ本を読んだ他の人からも補足してもらい良い刺激になった。これを続けていけば本を読むにあたってどんなポイントにフォーカスするかが分かるようになるのではないかと感じた。 腸内細菌の話、自分のコンディションについて予想以上に食事が影響しているのではないかと思って気になった。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:とても楽しかったです!アウトプットを前提に読書することで読み方も変わるなと実感しました!ぜひまた参加したいです!
人は事実ではなく、見たいものを見るという話が参考になりました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:本日、初めて参加させて頂きました。読書会では、本を読んでない人でも分かりやすい話し方ができていたか、興味をもってもらえる話し方ができていたか、日頃からアウトプットしてないと発表が難しい、zoomでの相槌の仕方、時間をもらってる中で結局何を伝えたいのか、などを改めて考えさせられる、学びとなる時間でした。
自分自身の頭で考えずに人に任せる事は、奴隷の人生であるという点がとても参考になりました。奴隷にならずに、常にPDCA回していかないといけないと感じました。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:皆さんの紹介を聞いて、自分自身のメモの取り方を考え直しました。(皆さんの話聞いてて、ふと考えました)紹介を聞いてどう思ったか?などの自分の感じたことを入れていきたいと思いました。
参考になったのは、鈴木博毅さんの著書『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』という本です。日本軍・アメリカ軍の話でしたが、実生活でも役立つ考え方だと感じました。私自身日本軍のような(成功に囚われる、再現性なし)タイプだったので、アメリカ軍のような失敗から学ぶことを意識したいと思いました。
東京アキバ読書会で最も人気だった本はコチラ!
今回の東京アキバ読書会では、ちきりんさんの『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』が最も人気の本に選ばれました。
新型コロナウイルスの影響で、多くの人が働き方を変化させることを強いられ、アフターコロナ時代の働き方を模索しているように感じます。
そんなWithコロナ、アフターコロナと言われるこの時代に働き方を考えるために、ぴったりの一冊です。
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる|ちきりん
新型コロナウイルスの影響で、多くの人がこれからの働き方を考えている人も多いのではないでしょうか。
2013年に発売された本書ですが、まさにアフターコロナ時代の働き方を記した1冊のように感じます。
一生懸命勉強していい大学に進み、いい会社に入る。今はまだそういった成功パターンが残っています。その一方、もうそれだけでは安心できないと感じる人たちも増えています。「それよりも、もっと大事なこと」が見え始めているように、思えるからでしょう。では、いったいそれは何なのでしょう?これからの社会を生き抜くために、私たちに必要なものは何だというのでしょう?
ちきりんさんは、本書の中で40歳で1度定年をし、第二の人生を歩めるということを言っています。
しかし、新型コロナウイルスで今までの働き方を行うことが困難になった今の時代、アフターコロナ時代に第二の人生を歩み始めることができるのではないでしょうか。
アフターコロナ時代には、かつてと同じ働き方を行っていくことはできません。
新しい働き方にシフトしていく必要があり、そのヒントが本書には満載です。
東京アキバ読書会で紹介された本はコチラ!
今回の東京アキバ読書会でも、たくさんの本が紹介されました。
その一部をご紹介いたします。
1万人のリーダーが悩んでいること|浅井浩一
多くのリーダーが悩んでいることの、一つがコミュニケーションだと言います。
リーダーが部下と円滑なコミュニケーションを取り、結果を追い求めるためには、下記の5つを実践していくべきだと言います。
(1)部下を見守る
部下を「業績を上げるための道具」と見るのではなく、ともに働く「仲間」として、成長を支援できているか
(2)自身を磨く
部下に頼り、甘えるだけではなく、リーダーとして、日々の仕事に打ち込み、汗をかき、努力・成長しているか
(3)チームをつくる
「結果さえ出せばいい」とばかりに、みなが思い思いに仕事をするのではなく、助け合えるチームになっているか
(4)結果を出す
結果に一喜一憂するのではなく、結果につながる行動(プロセス)を正しく認識し、実行できているか
(5) 組織を変える
「どうせうちの会社はダメだ」と諦めるのではなく、知恵を絞り、周囲を巻き込み、会社に堂々と働きかけているか
浅井浩一|1万人のリーダーが悩んでいること
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」|森岡毅
本書は、 2019年に年間で最も東京アキバ読書会で最も紹介された20代、30代に大人気の1冊です。
P&Gで、日本ウィダルサスーン、北米パンテーンのブランドマネジャーを務めるという超エリートサラリーマンでした。
その後、USJの再建に携わり、再建を果たした第一人者です。
本書は、森岡毅さんが、愛する子供たちがキャリアで迷った時に読み返せる虎の巻として、家族のために書かれたものを出版したものです。
超エリートサラリーマンの森岡毅さんが、愛する家族のために残したアドバイスは、意外なものでした。
本書については、下記のブログで詳しくご紹介しています。

その他に読書会でご紹介いただいた本
働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる|橘玲 著
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代|ダニエル・ピンク 著
人間使い捨て国家|明石順平 著
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃|藤田孝典 著
思考停止という病|苫米地英人 著
共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る|ゆうこす 著
お金や人脈、学歴はいらない! 情報だけ武器にしろ。|堀江貴文 著
大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌|辨野義己 著
暇と退屈の倫理学 増補新版|國分功一郎 著
人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか|トーマス・ギロビッチ 著
大衆の反逆|オルテガ・イ・ガセット 著
やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学|ハイディ・グラント・ハルバーソン 著
なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?―――日本人が知らない本当の世界経済の授業|松村嘉浩 著
ぼくは愛を証明しようと思う。|藤沢数希 著
どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた|吉田尚記、石川善樹 著
上級国民/下級国民|橘玲 著
統合マーケティング戦略論|ドーン・イアコブッチ、ボビー・J・カルダー 著
図解 働き方: 「なぜ働くのか」「いかに働くのか」|稲盛和夫 著
2022――これから10年、活躍できる人の条件|神田昌典 著
人生は攻略できる|橘玲 著
人生は20代で決まる――仕事・恋愛・将来設計|メグ・ジェイ 著
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え|岸見一郎、古賀史健 著
ぐでたま理論|愚河伝太郎、ぐでたま 著
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか|ジョージ・S・クレイソン 著
稼ぐ人が実践している お金のPDCA|冨田和成 著
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ|鈴木博毅 著
あなたのための物語|長谷敏司 著
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド|村上春樹 著
まとめ
今回の東京アキバ読書会にご参加いただき、ありがとうございました。
東京アキバ読書会は、秋葉原で20代〜30代の若手社会人中心の読書会を開催しています。
2015年からスタートし、今では年間500名以上の方にご参加いただく、東京最大級の読書会となりました。
新型コロナウイルス収束までの間は、当面の間Zoomを用いたオンライン読書会を開催しています。
Zoomになってからは全国各地から毎回20〜40名ほどの方にご参加いただいております。
少しでも東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
次回の東京アキバ読書会は、5月16日(土)9:30-12:00にZoomでのオンラインでの開催となります。
読書会に初参加の方も大歓迎です。
奮って東京アキバ読書会へのご参加ください。
第268回目の東京アキバ読書会の開催レポートでした。