2020年7月28日、第282回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回もzoomを使ったオンラインで開催いたしました。
また7月の最終開催となりました。
7月は合計211人の方にご参加いただき、過去最多の方にご参加いただいた1ヶ月となりました。
新型コロナウイルスを感染拡大防止のため、Zoomでのオンラインで開催を始めてから、毎月参加者の方が増え続けており、感謝いたします。
オンライン東京アキバ読書会のハイライト
今回のオンライン読書会は、これからのアフターコロナ時代の射陽産業と呼ばれる仕事の頭文字を取ったBEACHと言う話題からスタートいたしました。
新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、今までとは働き方が大幅に変わったと言う人が多いと思います。
まだまだ日本企業の中でリストラのピークは迎えていないと言う見方が強いのが現状です。
これから、会社の業績が落ちていってしまう企業や、リストラを行わなければいけない企業、倒産してしまう企業がまだまだ増えていく可能性が高いですが、そんな中でも読書をして、未来に備える知識を付けていくことが重要に感じます。
オンライン東京アキバ読書会の参加者
7月最後のオンライン読書会となった今回は、22名の方にご参加いただきました。
今回も初めてオンライン読書会にご参加された方が3名いらっしゃりました。
男性も女性もほぼ半分ずつの割合で、皆様にお楽しみいただけた読書会となりました。
オンライン東京アキバ読書会の感想
満足:2名
普通:0名
不満:0名
大変不満:0名
今回のオンライン読書会は、全員の方が大変満足・満足の評価を付けていただきました。
平日の読書会ということもあり、少人数で深い会話をすることができ、皆さんに満足いただけたように感じます。
今回のオンライン読書会にご参加いただいた方の感想の一部をご紹介いたします。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:資本に関する本の共有が多く、マネーリテラシーが欠如していることを痛感しました。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:前回よりも実務寄りの本を紹介されてる方が多かったのでとても勉強になりました。
起業する前に読む本の話が感動しました。ちゃんと勉強しようと思いました。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:初の平日参加で、私的に普段と異なるメンバーで新鮮でした。
僕たちは習慣で出来ているのお話しが、ポイントを端的に話されていて、さすがと感じました。

満足度:5点満点中4点
オンライン読書会の感想:私の電波が悪くて一部聞こえずらかったのか残念。いつも通り次に読みたい本が見つかって楽しかったです。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:ありがとうございました~。
最高の体調の話が参考になりました!体が資本ですよね!生きるには。

満足度:5点満点中4点
オンライン読書会の感想:アウトプットが難しいと感じた。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:人数が少ない中で、一冊について深く話ができてとてもよかったです。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:少人数だったので、本の感想シェアや補足説明の時間が土曜日の読書会よりもあったのが良かった。 余裕を持った期日を設定し、それよりも早く完了(成果物の提示)をする。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:ミュートを外して話せるタイミングで入ることを意識してました。いつもより多く自分の知りたいこと聞けました!ありがとうございました!
教えてくれる人の真似をするという話が響いた。ただ、思考信託から真似を始めないと意味がない。
オンライン東京アキバ読書会で人気だった本はこちら!
今回のオンライン読書会では、野村證券、JPモルガン、ゴールドマン・サックス系の資産運用会社などで活躍され、2003年にレオス・キャピタルワークスを創業した藤野英人さんの『投資家が「お金」よりも大切にしていること』が人気の本に選ばれました。
カネの話は汚い、金儲け=悪だと思っている人は、世の中について何も知らないことを、自らさらけ出しているのかもしれません。
投資家が「お金」よりも大切にしていること|藤野英人
多くの人が、お金は大事と思っていますが、それと同時に日本人は貧しいことに美徳と感じている人が多くいるのは事実です。
人前でお金の話をするのは卑しいこと、お金持っている奴は悪い人というイメージを持っている人たちがいまだに多いです。
しかし、お金が悪というイメージを植え付けたのは、下克上を恐れた徳川家康だと言われています。
士農工商という身分を与えることで、お金を稼ぐ商人は1番身分が低くすることで、お金を持つ必要はないという洗脳をしていきました。
江戸時代が始まってから、400年以上が経っていますが、未だこの江戸時代の呪縛に囚われている人が多いように感じます。
経済活動とは、お金を稼ぐことであり、お金を使うことであります。
多くの人がお金を使うのは好きなのに、稼ぐのは苦手という不自然な状態にあります。
今必要なことは、稼ぐ意識を高め、どういった使い方をしていくべきかと向き合うことです。
本書は、私が投資家として20年以上かけて考えてきた「お金の本質とは何か」の結論を一冊に凝縮したものです。特に、これからの日本を担う10代、20代に読んでもらいたい。なぜならお金について考えることは、自らの「働き方」や「生き方」を真剣に考えることと同義だから。若いうちにお金の見方が変われば、自分の人生や社会に対する見方も大きく、良い方向へと変わっていくでしょう。理想論を言っているのではありません。お金の本質を全く考えずに良い人生を歩んでいくのは、現実的に不可能なのです。カネの話は汚い、金儲け=悪だと思っている人は、世の中について何も知らないことを、自らさらけ出しているのかもしれませんよ。
藤野英人|投資家が「お金」よりも大切にしていること
本書については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
オンライン東京アキバ読書会で紹介された本はコチラ!
今回のオンライン読書会も多種多様なジャンルの本が紹介されました。
課題図書やジャンルの指定はないため、毎回様々な本が紹介されます。
何度参加しても毎回違った学びがあるのが、東京アキバ読書会の特徴の一つです。
武器としての交渉思考|瀧本哲史
交渉と聞くと高度な営業現場のイメージをするかも知れませんが、そうした一部場面だけを指して交渉と言っている訳ではありません。
大人になって自分の力で決断できるようになっても、いくら高い能力や志を持っていても、世の中を動かすためには自分一人の力ではとても足りません。共に戦う「仲間」を探し出し、連携して、大きな流れを生み出していかなければならない。そこで必要となるのが、相手と自分、お互いの利害を分析し、調整することで合意を目指す交渉の考え方です。交渉とは、単なるビジネススキルではありません。ときには敵対する相手とも手を組み、共通の目的のために具体的なアクションを起こしていく―そのための思考法なのです。
瀧本哲史|武器としての交渉思考
著者の瀧本哲史さんは、『君に友だちはいらない』の中で、これからの時代はチーム作りが非常に大切であると言っています。
チームになる人たちは決して最初から仲間というわけではなく、敵かもしれません。
そうしたチーム作りをしていく際に、交渉は非常に重要になってきます。
つまり、本書で書かれている「交渉」とは、これからの時代を生き抜いていくために必須の能力であるのです。
本書の著者の瀧本哲史さんの別の著書についてもご紹介しています。



その他にオンライン東京アキバ読書会でご紹介いただいた本
武器としての交渉思考|瀧本 哲史 著
脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体|中野 信子 著
2022――これから10年、活躍できる人の条件|神田 昌典 著
流される力|泉 正人 著
思考停止という病|苫米地 英人 著
共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る|ゆうこす 著
投資家が「お金」よりも大切にしていること|藤野 英人 著
成功への情熱―PASSION―|稲盛 和夫 著
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣|ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド 著
改訂版 金持ち父さんの起業する前に読む本: ビッグビジネスで成功するための10のレッスン|ロバート・キヨサキ 著
資本家マインドセット (NewsPicks Book)|三戸 政和 著
なんで僕に聞くんだろう。|幡野 広志 著
仕事は楽しいかね?|デイル・ドーテン 著
読んだら忘れない読書術|樺沢 紫苑 著
贈与論 ―資本主義を突き抜けるための哲学―|岩野 卓司 著
採用基準―地頭より論理的思考力より大切なもの|伊賀 泰代 著
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学|ロバート・キヨサキ 著
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代|ダニエル・ピンク 著
ぼくらの未来をつくる仕事|豊田 剛一郎 著
ぼくたちは習慣で、できている。|佐々木 典士 著
まとめ
オンライン東京アキバ読書会にご参加いただき、誠にありがとうございました。
東京アキバ読書会は、20代〜30代前半の若手社会人中心の読書会を開催しています。
2015年5月にカフェで数名の参加者からスタートし、今では年間500名以上の方にご参加いただいております。
今では東京最大級の読書会の一つとなりました。
約5年に渡って、東京の秋葉原で開催をしておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、Zoomを使ったオンライン読書会として開催しています。
多くの読書会が、新型コロナウイルスをきっかけに開催を辞めてしまっていますが、東京アキバ読書会はオンラインでも開催を継続できている数少ない読書会の一つです。
オンラインになってからは全国各地から毎回20〜40名ほどの方にご参加いただき、秋葉原で開催していた時の2倍以上の方にご参加いただいております。
少しでもオンライン東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
次回のオンライン東京アキバ読書会は、8月1日(土)9:30-12:00です。
読書会に初参加の方も大歓迎です。奮って東京アキバ読書会へのご参加ください。
第282回目の東京アキバ読書会の開催レポートをご覧いただき、ありがとうございました。