【オンライン読書会】開催レポート #295|2020年10月1日 @Zoom

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2020年10月1日_オンライン東京アキバ読書会_開催レポート読書会開催レポート
読書会開催レポート
この記事は約9分で読めます。

2020年10月1日、第295回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。

今回も、Zoomを使ってオンライン読書会として開催いたしました。

平日の夜の読書会ということもあり、休日に比べ少人数となりましたが、その分一人ひとり発言できる時間も長く、深い話をすることができました。

オンライン東京アキバ読書会にご参加いただき、ありがとうございました。

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オンライン読書会のハイライト

日経新聞|NTT、ドコモ完全子会社化を発表 「携帯値下げも検討」

(画像:日経新聞|NTT、ドコモ完全子会社化を発表 「携帯値下げも検討」)

今回のオンライン読書会は、NTTが上場子会社のNTTドコモを完全子会社にするという話題からスタートいたしました。

NTTドコモは、NTTの子会社ということもあり、かつては圧倒的なシェアを誇っていました。

しかし、後発のソフトバンクに対しiPhoneの販売で大幅に乗り遅れるなど、年々競争力が衰え、シェアこそ高いものの利益率の低下などに悩まされていました。

今後の5G、6Gに備えて競争力を高めていく狙いがあると見られますが、NTTという大企業にフットワークの軽さや大胆なチャレンジができるかというと疑問が残り、果たしてこれが正しい戦略なのかは、今はわかりません。

NTTドコモのような大企業でさえ、親会社の手助けを借りなければ、生き残っていけない今の時代に、様々な企業がこれから厳しい戦いを迫れていくことは目に見えています。

企業に頼ることなく、一個人が自立した人生を送っていけるように、自己研鑽をしていく必要があると感じます。

 

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オンライン読書会の参加者

2020年10月1日_オンライン東京アキバ読書会_参加者構成

今回のオンライン読書会は、珍しく男性が多い読書会になりました。

普段のオンライン読書会は、ほぼ男女半数ずつで、日によっては女性が8割以上を占める日もあります。

今回は、とても珍しい雰囲気の読書会になりました。

 

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オンライン読書会の感想

2020年10月1日_オンライン東京アキバ読書会_満足度

今回のオンライン読書会は、嬉しいことに全員の方が大変満足の評価を付けていただきました。

少人数での開催だったということもあり、一冊一冊の本に対して、深い話をすることができました。

本の話だけではなく、関連していろいろなトピックについても語ることができました。

 

今回のオンライン読書会にいただいた感想の一部をご紹介いたします。

男性 20歳
男性 22歳

満足度:5点満点中5点

オンライン読書会の感想:アウトプットが出来ただけでなく、主催者の方のお話しが聞けてよかったです!

導入部分のスライドがとても学びになりました。

 

男性 20歳
男性 24歳

満足度:5点満点中5点

オンライン読書会の感想:平日の読書会は初参加でしたが、普段とはまた違った雰囲気で面白かったです。将来や老後について考えさせられる回だったなと感じています。

習慣に関する話で、毎日やる、とにかくやるということが、習慣になっていくという事を再認識しました。最近ジムがサボり気味になってきたので、毎日筋トレを心がけます。

 

女性 20歳
女性 24歳

満足度:5点満点中5点

オンライン読書会の感想:今日の読書会は、男性が多くて新鮮でした。

働き方2.0のリアルな現状を聞くことができて、今後の働き方の参考になりました。

 

男性 20歳
男性 25歳

満足度:5点満点中5点

オンライン読書会の感想:今日もたくさんの本を知れて、また読書へのモチベーションが上がりました。

平日は少人数で、まったり読書会ができて楽しいです!

 

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オンライン読書会で紹介された本はコチラ!

オンライン読書会で、紹介された本の一部をご紹介いたします。

働き方に関する本や経済に関する本、人生を考える本などたくさんの本が紹介されました。

 

働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる|橘 玲 著

働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる|橘玲

新型コロナウイルスの影響で、これからの時代の働き方に不安を感じる人も少なくないと思います。

国際金融小説『マネーロンダリング』などが著名な橘玲さんは、これからの時代の働き方について、1.0から5.0のバージョンで定義づけをしています。

経済合理性を求めていくこの資本主義の中で、働き方が古いバージョンに戻っていくことはないのです。

働き方改革など、様々な変化が起きていますが、これらの変化は不可逆的なものなのです。

橘玲さんは、それぞれの働き方について、次のように定義しています。

最初に、本書における「働き方」を定義しておきましょう。論者によってさまざまな主張があるでしょうが、ここでは次のように使います。

働き方1.0 年功序列・終身雇用の日本的雇用慣行

働き方2.0 成果主義に基づいたグローバルスタンダード

働き方3.0 プロジェクト単位でスペシャリストが離合集散するシリコンバレー型

働き方4.0 フリーエージェント(ギグエコノミー)

働き方5.0 機械がすべての仕事を行なうユートピア/ディストピア

安倍政権が進める「働き方改革」とは、働き方1.0を強引に2.0にヴァージョンアップしようとするものです。

橘玲|働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる

今、アメリカでは、プラットフォームを使って稼ぐギグ・エコノミー、フリーエージェントが主要な働き方として、注目されています。

良く言えば自由な働き方であり、悪く言えば補償のない非正規雇用の労働者になります。

ギグ・エコノミーに携われば必ず良い人生が送れるわけではないですが、良いプラットフォームに乗り換えられる準備をしていくことが重要なことは確実です。

これからの激動の時代の中で、しっかりと準備をしていかなければ低賃金で寡頭な競争に巻き込まれていく社会の底辺に飲み込まれてしまうでしょう。

 

老後破産: ―長寿という悪夢―|NHKスペシャル取材班 著

老後破産-長寿という悪夢|NHKスペシャル取材班

20代、30代から老後のことを考える余裕はないという方も多いと思います。

しかし、今の日本の現状をしっかりと把握しておくことは、長い人生を考えた時に非常に重要になります。

今、日本では高齢者になってから経済的に破綻をする、老後破産が増えつつあります。

若者たちの年金がないと言われるようになって、久しいですが、実際は今年金をもらっている世代ですら生活が困窮しているのです。

これからの高齢者たちが、若い時に堕落した生活を送っていたわけではありません。

昭和の高度経済成長期を必死に残り超えて、仕事に真面目に取り組み、ある程度の給料と退職金をもらった世代の老後が立ち行かなくなっているのです。

今の若い世代は、もっと自分の人生、収入、資産について考えていかないといけないと気が付かせてくれる一冊です。

日本が高度経済成長を続けていた時代、真面目に働けば報われる社会だった。だからこそ真面目に働いていれば、安心した老後の暮らしを手に入れられると信じていたであろう。今の高齢者たちは、当時、皆がそう信じて来たのだと思う。

しかし、超高齢社会が到来し、核家族化が進み、日本社会は激変期に突入した。独居高齢者が数百万人単位で急増し続け、家族が支えとなることを前提とした社会保障制度は機能不全を引き起こしている。そうした中で、「老後破産」ともいえる現実が広がっているのだ。

「こんな生活になるなんて思いもよらなかった」

(中略)

多くがそう語る。何も困らないと思ってきた老後を迎えてみると食べていくことさえも出来ないという現実--思い描いていた老後とは、あまりにもかけ離れている。

NHKスペシャル取材班|老後破産: ―長寿という悪夢―

 

本書については、下記の記事でもご紹介しています。

 

老後については、下記の記事もたくさんの方にお読みいただいています。

 

その他にオンライン読書会でご紹介いただいた本

 

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まとめ

オンライン東京アキバ読書会にご参加いただき、ありがとうございました。

東京アキバ読書会は、20代〜30代前半の若手社会人中心の読書会を開催しています。

2015年5月に秋葉原のカフェからスタートし、今では東京最大級の読書会の1つに成長いたしました。

 

約5年に渡って、東京の秋葉原で開催をしてきましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、Zoomを使ったオンライン読書会として開催しています。

多くの読書会が、新型コロナウイルスをきっかけに開催を中止してしまっていますが、東京アキバ読書会はオンラインでも開催を継続できている数少ない読書会の1つです。

オンラインになってからは、全国各地から毎回20〜40名ほどの方にご参加いただき、秋葉原で開催していた時の2倍以上の方にご参加いただいております。

2020年は、既に1000名以上の方にご参加いただいている全国でもトップクラスの人気の読書会です。

少しでもオンライン東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。

 

次回のオンライン東京アキバ読書会は、10月10日(土)9:30-12:00です。

次回の読書会も、Zoomを使ったオンラインでの開催となります。

10月第1週目の週末は、東京アキバ読書会に複数回お越しいただいている向けのスペシャルイベントを開催予定のため、通常の読書会の開催はございません。

初めて読書会にご参加される方も、奮って東京アキバ読書会へのご参加ください。

 

第295回目の東京アキバ読書会の開催レポートをご覧いただき、ありがとうございました。

読書会に参加しよう!

東京アキバ読書会は、年間1,500名以上の方にご参加いただく東京最大級の読書会です。
参加者は、20代〜30代前半の若手社会人中心で同年代のみなので、気軽に参加ください。
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