2020年10月17日、第298回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
記念すべき300回まであと3回となりました。
一気に冬が訪れたような寒い1日となりましたが、15名の方に読書会にご参加いただきました。
Zoomでの開催となり、天候を気にせず参加することが出来るのもオンライン読書会のメリットのように感じます。
東京アキバ読書会にご参加いただき、ありがとうございました。
オンライン読書会のハイライト
(画像:Business Insider|みずほ“週休3・4日制”導入に賛否の声。「働き方が変わる」「人件費の削減狙い?」)
今回の東京アキバ読書会は、みずほフィナンシャルグループが週休3日、4日を導入するというニュースの話題からスタートいたしました。
見方にやれば、これは体の良いリストラではないかという意見が多く出ています。
新型コロナウイルスの影響で、リモートワーク、テレワークが広がり、自分のプライベートの時間が増えたことにより、仕事に費やす時間を減らしたいという人は非常に増えています。
いかに、今までプライベートの時間を犠牲にして仕事を行ってきたかと言うことに多くの人たちが気がつき始めました。
今回のみずほフィナンシャルグループの発表は、休日を増やすと給料もその分減っていくため、ますます副業をすることや、自分で稼ぐ力を付ける必要が出てきそうです。
メガバンクの大きな方針転換に、追随して週休を増やす企業が出てくると見られます。
こうした事実上のリストラが増える中で、個人で仕事を生み出し、収入を増やしていくことが求められています。
オンライン読書会の参加者
今回は、休日にしては少し人数が少なくまったりした雰囲気の中で読書会が開催されました。
初めて、読書会にご参加された方もいらっしゃり合計で15名での開催となりました。
オンライン読書会の感想
今回のオンライン読書会でも、ご参加いただいた全ての方が大変満足の評価をつけていただくことが出来ました。
長年、これだけ高い満足度をいただくことが出来、とてもありがたく思います。
毎回満足度が高く、全国でも最大級の読書会として、今後も開催を続けてまいります。
初めて読書会への参加を検討されてる方も、気軽にご参加ください。
読書会にいただいた感想の一部をご紹介いたします。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:今日も刺激を沢山いただきました。頑張らないと!

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:動物との愛について考えたこともなかったので、非常に面白かったです。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:自分のリアルな葛藤に皆さんが意見をくれて、改めて考えさせられました!
30代になると頭が切り替わらないという話がとても考えされられました。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:熱い会でした!水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』で盛り上がりました。

満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:自分が第三者からどう見られているのか、それを意識することが大切。自分の仕事の強みを活かしてどうやったら成果を上げられるのか?考えていくことが大切。


満足度:5点満点中5点
オンライン読書会の感想:いろんなジャンルが聞けて面白かったです。
最近マーケティングの話に興味があったので、それ関連の本紹介が参考になりました。何事においても売るには集客が命だということを痛感しました。
オンライン読書会で紹介された本はコチラ!
今回のオンライン読書会も様々なジャンルの本が紹介されました。
紹介する本のジャンルの制限はないため、毎回新たな発見があり、何度参加しても学びがあると、たくさんの方にお楽しみいただいております。
今回のオンライン読書会で紹介された本の一部をご紹介いたします。
人類を前に進めたい チームラボと境界のない世界|猪子寿之、宇野常寛 著
お台場・チームラボボーダレス、豊洲・チームラボプラネッツなど、日本のみに留まらず、世界で活躍しているチームラボ 。
「境界のない世界」を目指すという異色のアートが世界から注目されています。
そのチームラボ代表の猪子寿之さんと評論家・宇野常寛さんの4年間にも及ぶ対談を纏めた一冊です。
チームラボは、他者の存在を快いものにしたいという思いがあると言います。
一般的な美術館だと、他の見てる人は鬱陶しい存在に感じることが多いのではないでしょうか。
ルーヴル美術館などに行けば、誰もが知る有名な作品を一瞬見るために長蛇の列に並ばなければならず、写真を撮ろうにも他の観光客が絶対に写り込んでしまいます。
しかし、チームラボでは他者は美しいものとして存在しているように作り上げ、写真を撮った際に写り込んだ他の人までもを作品の一部に作り上げてしまうのです。
また、他の美術館では一つひとつの作品が別物として扱われていますが、チームラボの場合はどこからどこまでが作品がの境界がわかりません。
その世界に入った時から、自分も作品の一部のようになるのです。
360°作品があることで、作品と自分の境界をなくし、見えてる世界と作品の境界がないようにしたいいう思いで作られていると言います。
チームラボを見たことがある人にも、見たことがない人にも楽しめる一冊です。
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代|ダニエル・ピンク
クリントン政権時代のアル・ゴア副大統領の主席スピーチライターを務めたダニエル・ピンクさんの大ヒット作品です。
本書の中で、これからの時代に重要視されているものが、ハイ・コンセプト、そしてハイ・タッチな能力です。
まさに、上に紹介されているチームラボに通じる一冊です。
かつて、世界では左脳が優れている人間が重宝されていました。
より多くのことを覚え、より早く答えを出す人たちが、エリートとしてこの世界の中心にいたのです。
しかし、時代が変わりゆく中で、左脳的な仕事の多くがコンピューターやAIが行うようになり、私たちは人間にしか出来ないものがもとめられるようになりました。
それこそが、右脳的な能力であり、共感力、人間性、アート的な視点などが必要とされるようになりました。
本社は100万ドルの価値のある質問に答えた伝説的な本で、1冊で1億円ほどの価値があると言っても過言ではありません。
ぜひ、こちらもお手に取っていただきたい一冊です。
本書については、下記のブログで詳しくご紹介しています。
その他にオンライン読書会でご紹介いただいた本
レバレッジ・リーディング|本田 直之 著
インベスターZ(1)|三田 紀房 著
リッチウーマン―人からああしろこうしろと言われるのは大嫌い!という女性のための投資|キム・キヨサキ
デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法|西井 敏恭 著
運転者 未来を変える過去からの使者|喜多川 泰 著
あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問|ひすいこたろう 著
超入門 資本論|木暮 太一 著
ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録|西川 善文 著
聖なるズー|濱野 ちひろ 著
2022――これから10年、活躍できる人の条件|神田 昌典 著
夢をかなえるゾウ1|水野 敬也 著
脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術|樺沢 紫苑 著
21世紀を生き抜く3+1の力|佐々木 裕子 著
まとめ
オンライン東京アキバ読書会にご参加いただき、ありがとうございました。
東京アキバ読書会は、20代〜30代前半の若手社会人中心の読書会を開催しています。
2015年5月に秋葉原のカフェからスタートし、東京最大級の読書会の1つに成長いたしました。
約5年に渡って、東京の秋葉原で開催をしてきましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、Zoomを使ったオンライン読書会として開催しています。
多くの読書会が、新型コロナウイルスをきっかけに開催を中止してしまっていますが、東京アキバ読書会はオンラインでも開催を継続できている数少ない読書会の1つです。
オンラインになってからは、全国各地から毎回20〜40名ほどの方にご参加いただき、秋葉原で開催していた時の2倍以上の方にご参加いただいております。
2020年は、既に1000名以上の方にご参加いただいている全国でもトップクラスの人気の読書会です。
少しでもオンライン東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
次回のオンライン東京アキバ読書会は、10月24日(土)9:30-12:00です。
Zoomを使ったオンライン読書会です。
初めて読書会にご参加いただく方も大歓迎です。
奮ってご参加ください。
第298回目の東京アキバ読書会の開催レポートをご覧いただき、ありがとうございました。