2021年3月13日、第322回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回の読書会は、1月振りにリアル会場でのオフライン開催を実施することができました。
日頃、Zoomでご参加いただく方から、リアル会場での実施をたくさんご要望いただいておりましたが、ようやく開催できました。
なかなか大人数で集まることが難しい今の状況ですが、行政の協力もあり、開催することができました。
今回は、31名の方にご参加いただきました。
本当にたくさんの方がオフラインの読書会を待ち望んでいていただけたことを感謝いたします。
東京アキバ読書会のハイライト
今回の読書会は、3月11日が東日本大震災から10年ということで、過去のテクノロジーの話題からスタートいたしました。
10年前の2011年、当時iPhoneは発売されていましたが、まだまだガラケーを使っている人も多かったです。
私自身、震災のときは、既にiPhoneを使っておりテレビが見れなかったため、近くにいた方のガラケーのワンセグでニュースを見せていただいたのを鮮明に覚えています。
当時LINEは今のように普及しておらず、電話やメールが連絡手段でしたが、それらが使えなくなり、私はTwitterで状況を把握していた記憶があります。
そこから10年が経ち、様々なテクノロジーが一気に発展しました。
当時ワンセグが見れないと批判されていたiPhoneなどのスマートフォンを誰もが持つようになりました。
プライベートではメールを使用する機会は減少し、LINEでのコミュニケーションが当たり前になりました。
風化させてはいけない当時の様子があるとともに、世の中は常に前進しています。
普段から時代の流れに取り残されないように、トレンドをキャッチしていく必要があると感じます。
読書をしていくことは、過去を学ぶことができると同時に、未来を知ることもできる手段の一つではないでしょうか。
東京アキバ読書会の参加者
今回の東京アキバ読書会は、初めて読書会にご参加いただいた方3名もいらっしゃり、合計31名での開催となりました。
かつてからたくさんの方にオフラインでの開催のリクエストをいただいていました。
朝から強い雨が降っていたり、JR中央線が信号故障のため遅延するなどの状況が重なりましたが、キャンセルの方が一人もおらず、全ての方にお越しいただくことができました。
東京アキバ読書会の感想
今回の東京アキバ読書会も、非常に高い満足度をつけていただくことができました。
ご参加いただいたたくさんの方が、リアル会場での読書会の楽しさを感想にも書いてくださいました。
いただいた感想の一部をご紹介いたします。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:リアル会場、とても楽しかったです。下流老人で気持ちが沈みました。
MBAクリティカルシンキングの話がとても面白かったです!

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:リアルな場で、皆さんの反応がわかって紹介しやすかったです。Zoomは手軽でとても良いですし、リアルはとても刺激的で、今後も両方参加させていただきたいと思います。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:本を読む時に自分の未来を変えられるかを考えるのは重要だと思いました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:初めて主催者の方と同じ卓になれて本当に楽しかったです!!!!!色々なジャンルの本で勉強になりました〜!!!
インフルエンサーのその先を考えてみようという話、アート思考、収入と幸福値の関係についての新しい定義など参考になる話ばかりでした。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:今日もいろんな本の紹介聞けて楽しかった

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:読書会に参加するのが初めてだったのでとても興味深かったです!来週はZoomでも参加させていただきたいです!

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:2回目の参加でしたが、新しい本や説明する方法など学びがありました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:リアルだったので頭より多く質問できて良かったです。 目標を立てる重要性を再認識しました。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:色んな職業、年齢、価値観の人に触れられて良かったです。 書籍「君に友だちはいらない」についての話が参考になりました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:色んなお話が聞けて楽しかったです!目標を立てるのは改めて大事だなと思いました。
東京アキバ読書会で紹介された本は、コチラ!
今回の東京アキバ読書会でもたくさんの本が紹介されました。
当日は4テーブルに分かれての開催となったので、そのうち1テーブルで紹介された本をご紹介いたします。
「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考|末永 幸歩 著
中学生の時に美術の授業が苦手だったという方も少なくないのでしょうか。
ビジネスパーソンの教養としての美術やアートの話題が上がることが多くなってきました。
しかし、なかなか何から学べば良いかわからないという方も多いと思います。
そんな方にも安心なのが、本書です。
「こんな授業が受けたかった! 」
700人超の中高生たちを熱狂させ、
大人たちもいま最優先で受けたい「美術」の授業!!
論理もデータもあてにならない時代…
20世紀アートを代表する6作品で
「アーティストのように考える方法」がわかる!
いま、論理・戦略に基づくアプローチに限界を感じた人たちのあいだで、
「知覚」「感性」「直感」などが見直されつつある。
本書は、中高生向けの「美術」の授業をベースに、
– 「自分だけのものの見方」で世界を見つめ、
– 「自分なりの答え」を生み出し、
– それによって「新たな問い」を生み出す
という、いわゆる「アート思考」のプロセスをわかりやすく解説した一冊。
Amazon より
藤原和博さん、山口周さん、中田敦彦さんなどが大絶賛している一冊です。
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと|本田 直之 著
『レバレッジ・シンキング』などのレバレッジシリーズなどで有名な本田直之さんの大人気の一冊です。
本田直之さんは、学生の時に大好きになったハワイでサーフィンをする夢を捨てきれずに、働き方やライフスタイルを変革させた方法をまとめた一冊です。
本書のタイトルにもあるノマドライフを手に入れたことで、1年間の半分をハワイで過ごしサーフィンやトライアスロンをして過ごしています。
残りの3ヶ月はニュージーランドやヨーロッパで旅をしながら働き、残りの3ヶ月を日本で過ごしています。
誰もが憧れるような日々を過ごしている本田直之さんですが、本書の中でこうした生き方は誰もが実現できるといいます。
本書は、今後の働き方やキャリアを考える全ての方におすすめの一冊です。
本書については、下記のブログで詳しくご紹介しています。
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃|藤田 孝典 著
本書のタイトルにある下流老人とは「生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者」のことを指しています。
著者の藤田孝典さんは、今後日本では、日本の高齢者の9割が下流化すると警告を鳴らしていいます。
既に、今の日本では、高齢者の約600万人が一人暮らしをしているそうですが、そのうち半数は生活保護レベルだといいます。
下流老人になるのは、ごく一部ではないかと感じる方もいるかもしれませんが、そうではありません。
本書の中には、銀行に務め、年収1000万円近い生活をしていたのに、下流老人化してしまった方のエピソードなども紹介されています。
決して、堕落した生活をしていたわけではなく、自身や家族の病気や怪我、離婚、など誰にでも起こりうることが原因で、下流老人となってしまう可能性があるのです。
自分には関係ないと思わず、若いうちから将来を考えていくきっかけになる一冊です。
下流老人を無料で読む!
本書『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』は、Amazonオーディブルでも配信されています。
AmazonオーディブルはAmazon公式オーディオブックサービスです。
過去に、Amazonオーディブルに登録がしたことがない方は、すぐに無料で読むことができます。
一度ダウンロードした本は、解約後も聴くことができます。
無料体験登録後、『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』のオーディブル版をダウンロードし、無料期間中に解約すれば、本書をずっと聴くことが可能です。
もしまだAmazonオーディブルを使っていない、という方は以下のリンクからの申し込みでの初月無料キャンペーンに参加してみてください。
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完全版 韓国・フェミニズム・日本|斎藤 真理子 編集
創刊以来86年ぶりの3刷となった「文藝」2019年秋季号の特集「韓国・フェミニズム・日本」、内容を新たにした完全版!
ベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者チョ・ナムジュによる傑作短編「家出」、
シンガー・ソングライターのイ・ランによる初邦訳作「手違いゾンビ」、
新世代のフェミニスト作家ユン・イヒョンの代表作「クンの旅」、
性暴力をめぐり社会の現実を克明に暴くパク・ミンジョン「モルグ・ジオラマ」など、韓国文学の最前線をいち早く紹介!
さらに、いま韓国で最も注目を集め、文学の未来を担う作家ファン・ジョンウンとチェ・ウニョンのふたりによる、
本書のための書き下ろしエッセイを収録。
他にも大注目の書き手たちによる書き下ろしと特別企画を加え、「文藝」の特集からさらにパワーアップし、
『完全版 韓国・フェミニズム・日本』としてここに誕生!Amazon より
君に友だちはいらない|瀧本 哲史 著
2012年ビジネス書大賞を受賞した『僕は君たちに武器を配りたい』の続編に当たるような一冊。
瀧本哲史さんは、当時京都大学の客員准教授を務められていましたが、医学部からの他学部履修が最も多かった授業として、京都大学の授業の中で絶大な人気を誇っていました。
大学生から20代の若者に向けて、数々のビジネス書を出版されています。
ビジネス書と聞くと、中年層が読むものと感じてしまう方もいるかもしれませんが、本書は20代に向けています。
本書のテーマは、チーム作りです。
今の時代は、かつてないほど、チーム作りが重要な時代になっているといいます。
かつては、会社の上司や同僚と力を合わせることで豊かな人生を手に入れることができました。
しかし、これからの時代はそうはいかず、自分でチームを作っていく必要があります。
友だちはいらないという衝撃的なタイトルですが、普段ビジネス書などを読まない方もスラスラ読めるほど、わかりやすく書かれています。
本書については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
行動が結果を変える ハック大学式 最強の仕事術|ハック大学 ぺそ 著
登録者数20万人の人気YouTubeチャンネル「ハック大学」、初の書籍です。
YouTubeで発信中の「すべてのビジネスマンにとって役立つで情報」を惜しむことなく図解化し、解説しました。
前半パートでは、スキルを身に着け遺憾なく発揮する方法を3つの章で解説しています。
[スキルを身に着け発揮する人]=【マインドセット】【学ぶ】【考える】
後半パートでは、行動に移し他者へ影響を与える方法を3つの章で解説しています。
[他者へ働きかけ市場価値を上げる人]=【動く】【伝える】【管理する】
この6つのコツをしっかり身につけたら、あなたは市場価値のあるビジネスマンに変われます!
Amazon より
それでも君はどこにでも行ける|堀江 貴文 著
本書は、2016年に刊行された『君はどこにでも行ける』の続編に当たる1冊です。
前作では、28ヵ国58都市を巡った記録が記されていました。
今作ではそこから4年間で、コロナ直前までに訪れた約30ヵ国45都市以上の周遊記です。
本書の中では、日本のメディアが一切コンタクト出来なかったカルロス・ゴーン氏とのレバノンでの会談の際の記録や、ベネチアで親友のGLAYのTERUさんと遭遇したエピソード、世界中のグルメ情報など盛りだくさんの内容になっています。
突如世界を襲ったパンデミックで世界は、それぞれの国に閉じこもってしまいました。
しかし、こうした状況は未来永劫続くわけではありません。
閉鎖的な毎日はいつか終わりを告げ、また人々が国境を超えて自由に移動できる時代が必ずやってきます。
その時に世界に勢いよく飛び出すのか、日本に閉じこもったままでいるのかで、人生は大きく変わるはずです。
海外に行けない今こそ、世界の今を知るとても良い一冊です。
本書については、下記のブログで詳しく紹介しています。
まとめ
東京アキバ読書会は、2015年に始まった20代〜30代前半の若手社会人中心の読書会です。
300回以上の開催、累計5,000名以上の方にご参加いただいている国内最大級の読書会の一つです。
2020年4月以降は、Zoomを使ったオンライン読書会と、リアル会場でのオフライン読書会の両方を開催しています。
読書会に初めてご参加いただく方から、何度も参加したことがある方まで、どなたでもご参加いただけます。
毎回の読書会の参加者の人数は20〜40名ほどです。
読書会は、5〜8名程度の少人数の部屋に分けて実施いたします。
なので、大人数の前で話すのが苦手という方も安心してご参加いただけます。
各部屋でファシリテーターがフォローしますので、うまく発表できなくても大丈夫です。
次回の東京アキバ読書会は、2021年3月20日(土)9:30-12:00となります。
3月最終開催となりますので、ご注意ください。
次回は、Zoomを使ったオンライン読書会となりますので、どこからでもご参加いただけます。
初めて読書会にご参加いただく方も大歓迎です。
少しでも東京アキバ読書会にご興味がおありの方は、下記より詳細をご確認ください。
第322回目の東京アキバ読書会の開催レポートをご覧いただき、ありがとうございました。