2021年10月16日、第357回目の東京アキバ読書会を開催いたしました。
今回は、初めて読書会にご参加いただいた方が6名いらっしゃり、とても新鮮な空気での回となりました。
久しぶりのリアル会場でのオフライン読書会ということもあり、みなさんとても楽しんでいただくことができました。
ご参加いただいた方々、誠にありがとうございました。
東京アキバ読書会の参加者
今回の東京アキバ読書会には、女性14名・男性8名の合計22名の方にご参加いただきました。
初めて読書会にご参加いただいた方も6名いらっしゃいました。
初参加の方から、何度もご参加いただいたことがある方までお楽しみいただけた読書会になりました。
東京アキバ読書会の満足度
今回の読書会ではありがたいことに、ご参加いただいた全ての方に大変満足・満足の評価をつけていただくことができました。
たくさんの方にご参加いただく中、毎回満足度の高い読書会を開催することができており、嬉しく思います。
初めて読書会にご参加いただくという方も大歓迎です。
今回の読書会にいただいた感想の一部をご紹介いたします。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:本日もありがとうございました!
今回は目標設定の方法や、価値観の明確化が多く話題に上がりました。 何かを始める時に諦めてしまう人は、パワーが足りないからではなく、イメージする力や、目標を細かく設定して頭の中に残しておく力が足りないから達成できないという言葉がすごく印象に残っています。
今回一番印象に残ったのは、『この選択が未来をつくる』という本です。先日購入してこれから読もうというタイミングで、今回発表されている方がいて、予習になってありがたかったです。 人間は一日に6000回選択を行う。その1つひとつに優先順位をつけることが大切であると仰っていて、「重要なもの」「重要に見えるもの」の選択を見極めることが大切であるということなので、きちんと重要な選択ができるようになりたいと思いました。自分の1日の行動を改めて見直したり、転職を考えていた時期もありましたが、転職することが重要なのではなく、勉強会にコミットできるような環境を作ることに重点を置こうと思いました。


満足度:5点満点中5点
読書会の感想:また興味ある本がたくさん増えました!来週参加させていただくまでにまたたくさん本を読んでいきたいと思います。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:久しぶりに参加して、改めて大事なことの整理ができました。
ハーバードビジネススクールで教えないことは人間力、コミュニケーション力、それは一応ビジネススクール通った自分もすごく共感しています。あとはちゃんと選択肢を持って環境を作ろうと思いました。

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:初めて読書会に参加して非常に刺激になりました。ビジネス書が多いのかと思っていましたが、ダイエット本などもありとても新鮮でした!また来週も参加させていただきたいと思います。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:読書会の参加は2回目でしたが、前回はZoomだったので、オフラインでは初めて参加させていただきました。
初めて対面でお会いしてとても学びになる場だと実感しました。本を読んで知識をつけ自分が発信することも、読んだ人から意見や感想を聞く時間もとても大切だと感じました。次読む本への興味が湧いてモチベーションになるなと感じます。 自分の能力は1割、環境が9割という話が印象的でした。自分の能力をあげたいから、能力が認められないから転職するという考えが一般的と思っていましたが、そうではないんだと衝撃でした。自分の目指す人がいる場所や、付き合う人を考えなければならないんだなと思いました。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:色んなジャンルの本の紹介を聞けて刺激になりました。自分でも、こういう機会が無ければここまで真剣に本を読むことも無かったかもしれません。
苫米地英人さんの著書の思考停止についての話がとても面白かったです。

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:初めてのリアル会場でしたが、凄く楽しく勉強になりました。
ゴールドマンサックス流 女性社員の働き方がとても参考になりました!

満足度:5点満点中4点
読書会の感想:初めて読書会というものに参加して、ド緊張でしたがみなさんの本の紹介が面白く、充実した時間を過ごせました!普段ビジネス書は読まない私ですがこれをきっかけに読んでみようと思います!

満足度:5点満点中5点
読書会の感想:
三谷悠 27 5 久々にリアルで参加しました。読みたい本がまたたくさん見つかり、読書モチベーションが高まります。勝間さんの動画は何度見ても気づきがあります。今日は神田さんの本にあることを「隅から隅まで」実践したというところに、本から学ぼうという心意気にハッとしました。
学びになったのは、池田貴将「この選択が未来をつくる」重要なこと、重要そうに見えること、優先順位。未来記憶。「採用基準―地頭より論理的思考力より大切なもの」リーダーシップ。決められるリーダー。などなど。
読書会で紹介された本はコチラ!
今回の東京アキバ読書会でもたくさんの本が紹介されました。
その中から一部の本について、ご紹介していきます。
苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」|森岡 毅 著
P&Gで活躍され、その後USJを再建させた立役者の森岡毅さんの著書です。
元々は、愛する娘たちがキャリアで悩んだ際に読み返せる虎の巻として書かれていた本ですが、それがひょんなきっかけから出版社の目にとまり、出版されたという経緯がある、珍しい本です。
現在私たちは、非常に残酷な世界である資本主義という時代を生きていますが、残酷な世界にも希望はあります。
最大の希望は私たちが自分の人生の中でたくさんの選択肢を持ち、選ぶことができるということだと言います。
多くの人たちが、会社と結婚しようとして、就職活動ではなく、就社活動をしています。
森岡毅さんは、会社と結婚するのではなくて、どういった能力があるのかを考え、職能と結婚すべきだと言います。
本書については、下記のブログ記事で詳しく紹介しています。
思考停止という病|苫米地 英人 著
苫米地英人さんの『思考停止という病』は、全ての日本人に今必要な思考力について、わかりやすく教えてくれる貴重な一冊です。
苫米地英人さんは、本書の中で日本人の多くが思考停止してしまっていると言います。
もちろん、何も考えずに生きていくことは不可能ですので、ある程度の思考はしています。
思考には二種類あるのです。
思考とは2つのレベルで見ることができます。
ひとつは、物理的な脳の活動。
もうひとつは、創造的な問題解決活動です。
前者の「物理的な脳の活動」を思考というのであれば、すべての人は思考停止していません。
苫米地英人|思考停止という病
日本人の多くが、創造的な問題解決活動としての思考ができなくなってしまっているのです。
本書では、思考が動かすためのアドバイスが満載です。
ゴールドマン・サックス流 女性社員の育て方、教えます 励まし方、評価方法、伝え方 10ケ条|キャシー松井 著
ウーマノミクスを提唱したゴールドマン・サックスの副会長のキャシー松井さんが働き方について書いています。
女性だけではく、男性の管理職の人とかもにも読んでほしい一冊だと言います。
印象の残ることの一つが、無意識バイアスを無くしていくということです。
例えば、海外プロジェクトのリーダーを決める時に、女性で結婚している人は行きたがらない人は候補外すと言ったことが、無意識バイアスです。
実際に結婚しているから、海外赴任をしたくないとは限らないのです。
無意識バイアスをなるべく取り除き、公正、公平に進めていく必要があります。
また、ゴールドマン・サックスでは、女性推進を進めていますが、実際にはジェンダーに限らず、採用に関しても多様性に力を入れていると言います。
なぜなら、知識が発展するためには、よりマイノリティの意見を取り入れていく必要がある考えているからです。
戦争は女の顔をしていない|スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 著
ソ連は第二次世界大戦で、女性も銃を持って戦争の最前線で戦った珍しい国です。
100万人以上の女性が戦場に行き、看護婦や軍医としてのみならず兵士として戦ったのです。
その実際に戦場で戦った500人以上の女性たちから直接インタビューをした結果をまとめた一冊です。
戦時中は戦場で活躍する女性たちはヒーローのような存在で、女性であるということを隠して兵役に行ったり、家族に黙って家を抜け出し戦場に向かった女性もたくさんいたそうです。
しかし、戦後、世間からは白い目で見られ続け、戦争へ行ったことを隠して生きていかなければならない存在になってしまいました。
そうした誰もが隠したい戦争という事実を、戦場へ行った人たちから生の声として聞いた貴重な内容です。
未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる|ちきりん
社会派ブロガーのちきりんさんが、これからの時代の働き方について書いた一冊です。
世界的に大ヒットしたリンダ・グラットンさんの『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』にインスパイアされて書かれており、いわば日本版ワークシフトです。
本書の中で、新鮮なことの一つは、高齢者のシェアハウスの話です。
シェアハウスと聞くと、若者が集まって住んで情報共有したりするイメージだと思います。
しかし、高齢者がシェアハウスで住むことで病院の情報が共有できたり、残った財産もシェアハウスに相続するという考えが紹介されています。
このような選択肢が一般的になると、子供が親を介護する為に時間を割くことも減っていき、日本だけではなく海外でも高齢化が進む国では需要が増えていくはずです。
そのほかに今回の読書会で紹介された本は、コチラ!
まとめ
東京アキバ読書会は、2015年5月に秋葉原のカフェでスタートした読書会です。
今では、年間1,000名以上にご参加いただく、全国でもトップクラスの人気の読書会になりました。
今までに、300回以上の開催、累計6,000名以上にご参加いただいています。
現在は、Zoomを使った『オンライン読書会』と東京の23区のレンタルスペースでの『オフライン読書会』の両方を開催しています。
毎回の読書会の参加者の人数は20〜40名ほどです。
読書会は、5〜8名程度の少人数に分けて実施いたします。
なので、大人数の前で話すのが苦手という方も安心してご参加いただけます。
各部屋・テーブルでファシリテーターがフォローしますので、うまく発表できなくても大丈夫ですのでご安心ください。
次回の東京アキバ読書会は、全国・全世界お好きなところからご参加いただけるZoomでのオンライン読書会です。
日程は、2021年10月23日(土)9:30-12:00を予定しております。
Zoomを使ったオンライン開催なので、全国どこからでも参加いただくことが可能です。
東京以外も北は北海道、南は九州まで全国からご参加いただいており、海外からご参加いただく方もいらっしゃいます。
PCやタブレット端末、スマートフォンなど、ご自身のお好きな端末からご参加いただけます。
毎回大人気のリアル会場でのオフラインの読書会は、2021年10月30日(土)9:30-12:00を予定しています。
オフラインの読書会は、早期に満席になってしまいますため、ご希望の読書会の日程が満席になる前に、お早めにお申し込みください。
また、当面の間、十分なキャパシティのある会場を確保するため、秋葉原ではなく中央区での開催となる予定です。
皆様の東京アキバ読書会へのご参加を、心よりお待ちしております。
初めて読書会にご参加される方も大歓迎ですので、奮ってご参加ください。
第357回目の東京アキバ読書会の開催レポートをご覧いただき、ありがとうございました。