人生の目標が、会社の目標になっている人は、物凄く危険！？そういう人のリタイア後の平均寿命は18ヶ月！

皆さんは、目標や夢を持っていますでしょうか？

いきなり、目標（夢）と聞かれても、すぐに出てくるという人の方が少ないと思います。

また、『今月は新規の受注を10件とること』、『今関わっているプロジェクトを成功させること』、『次の異動で、希望の部署にいけるような成果を出すこと』など、仕事上の目標（夢）を思い浮かべる人も多いかもしれません。

しかし、目標や夢、もしくはゴールが、会社の中のことになっていると非常に危険だということをご存知でしょうか？

目標や夢を失うと寿命が縮まる？
あなたの目標、夢はどこにありますか？
では、目標を見つけるにはどうすればいいの？
まとめ

目標や夢を失うと寿命が縮まる？

アメリカで、仕事をリタイアした人のセカンドライフに関する研究が行われました。

アメリカのリタイアとは、日本で言うところの定年退職だけの意味ではありません。若くして事業で成功し大金を手にして仕事を辞めた人や、投資銀行やコンサルティング会社で働いて生活に困らないだけの資金を貯めて仕事を辞めた人なども含まれます。決して60歳以降の定年後の人だけではありません。外資系の投資銀行などでは、年収が何億円にもなる人がゴロゴロいますので、30代前半で仕事をリタイアすることは決して珍しい事ではありません。

しかし、リタイア後の人たちの平均寿命について研究した結果、次のことが判明しました。

リタイア後の平均寿命は、18ヶ月
average life expectancy after retirement is just 18 months
（引用元：BBC│Do those who retire early live longer? ）

もちろん平均ですので、全ての人が18ヶ月というわけではありませんが、平均するとわずか1年半しか生きることができないと、BBCが報じたのです。BBCと言えば、イギリスの国営放送であり、世界的に見ても非常に中立的で権威ある報道機関として知られています。そのBBCがこのように報じていることが、その真実性を示しています。

では、何故このような驚くべき、短い寿命が研究によって明らかになったのでしょうか。

そのポイントは、『ゴールをどこに設定していたか』ということです。

若くして資金を貯めてリタイアするということが目標になっていると、リタイアした瞬間にその人の目標がなくなってしまいます。

生物学上、目標やゴール、夢がなくなると生きていく理由がなくなってしまうのです。

しかし、逆に目標やゴールがはっきりしている人は、いつまでも若くいることが研究でわかっています。

芸能人やミュージシャン、作家などの自分の好きなことを目標にして、仕事をしている人は皆若く見えると誰もが感じたことがあるはずです。

あなたの目標、夢はどこにありますか？

ゴール、目標、夢がしっかりと持っているかどうかが、非常に重要なのです。

しかし、会社での仕事上の目標は、自分で見つけた目標ではなく会社から与えられた目標です。数値目標などは、自分で設定するという方もいるかもしれませんが、あなたが違う会社にいったらその目標はあなたの目標ではなくなるはずです。いくら数値目標などを設定しても、本質的に見れば会社から押し付けられた目標に過ぎないのです。

会社の目標は、本人が選んだ目標やゴールではないのです。

既に、お分かりのように仕事上の目標は、その職を退職すると共に無くなります。

そうすると、仕事がなくなった瞬間に、目標がなくなり、生きる理由がなくなり、寿命が短くなってしまうのです。

しかし、そうした目標や夢、ゴールが、仕事とは関係がないところにあり、一生追い求められるものであれば、ずっと若く生きていけることがわかっています。

自分が目標や夢、ゴールを選ぶ必要があります。自分で選んだ目標を持たない限り、知らず知らずのうちにどんどん自分の寿命を短くしてしまうことになります。