地味な努力が、派手な結果を生む!バタフライエフェクト!
バタフライエフェクトもしくはバタフライ効果という言葉をご存知でしょうか?
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、知っていると非常に役に立つ言葉の一つかもしれません。
バタフライエフェクトとは、ブラジルに生息している一羽の蝶の羽ばたきが、巡り巡って、たがてアメリカのシカゴではハリケーンになるという現象のことをいいます。
まさか、そんなはずはないだろうと思う人も多いと思います。
では、次の話を知っているでしょうか?
皆さんの手元に厚さがわずかに0.1ミリの紙があるとします。
では、その紙を何回折り曲げたら、富士山(3,776m)の高さに到達するでしょうか。
3000回くらいでしょうか。
いいえ。違います。
答えは、たった25回です。
だから、何が言いたいんだ?と言う方もいるかもしれません。
結論はこうです。
普段なら無視するような非常に”小さな差”の積み重ねが、やがて無視できないようなとんでもない”大きな差”になるということなのです。
つまり、ほんの小さな小さなどうでもいいような出来事が、とんでもない結果をあなたにもたらすということなのです。
何かに挑戦したい、何か大きなことを成し遂げたいと思ったら、無意味に思えるかもしれない小さな行動を積み重ねていくことが重要なのです。
大きな夢や目標などを達成した結果ばかりに目がいって、目の前の小さな努力が本当に成功に繋がっているのかと不安になります。そして、多くの人が自分の努力が無駄なのではないかと勘違いをし、途中で投げ出してしまいます。
独立や起業、もしくは英語の勉強や投資の勉強などをしようと、本屋で本を買っても、たった1冊や2冊読んだだけで、上達しない、成功できないと感じ、ほとんどの人が諦めてしまいます。
しかし、冷静に考えれば本を1冊読んだだけで成功できる方がおかしいと感じるはずです。
少しずつで良いので、いろんな本を毎日少しずつ読んでいくことで、知識がつき目標に近づいていくのです。
一番大切なことは、毎日ほんの少しでも、ほんの数%でも、改善を続けることなのです。
そして、目の前にある小さな成功に焦点をあて、少しずつ小さな成長を続けていくことが、数年後とてつもない人生の変化を及ぼすのです。
1度に大きな努力をする必要は全くありません。
小さな努力でいいのです。
世界のホームラン王の王貞治選手は、毎日朝晩500回の素振りをしたそうです。1日だけ素振りを500回やっただけでは、ホームラン王はおろか部活のレギュラーにすらなれないことは誰でもわかるでしょう。
同時に素振りなんて地味なことをしててもホームラン王にはなれないとほとんどの人が思うのではないでしょうか。
しかし、王貞治選手は、その誰もが地味と思う作業を少しずつ積み重ねた結果、大きな結果に結びついたのです。
皆さんも、たかが読書、たかが朝活などと思うかもしれませんが、継続して読書や朝活に参加している人は、例外なく大きな成長をしていると感じます。
今日でも遅くはないはずです。
今日から、毎日小さな努力を積み重ねていって、数年後に大きな成長を実感しましょう。