お金持ちは、なぜお金持ちなのでしょうか。
モテる人は、なぜモテるのでしょうか。
幸せそうな人は、なぜいつも幸せそうななのでしょうか。
答えは簡単です。
お金持ちは、お金持ちだからお金持ちなのです。
モテる人は、モテるから人だからです。
幸せそうな人は、幸せな人だからです。
逆に、貧乏な人は貧乏だから貧乏。太っている人は、太っているから太っている。
決して、昨日急に貧乏になったとか、体重が一日で50キロ増えたという人はいないと思います。
例えば、人は、熱が出れば熱を下げようとする。変なものを食べてしまったらお腹が痛くなり外に出そうとします。
人間は、常に今の状態を維持しようとしているのです。
これは、私たちの意識も一緒です。潜在意識というものが私たちの中に無意識レベルで存在し、その潜在意識が今の自分のままでいたいと自分を守ってしまうのです。
人間も動物なので、かつては他の動物などから身を守って暮らしていました。その時は、昨日は無事に生き残れたから、今日も昨日と同じ行動をすれば、生き残れると体が認識しているのです。もし、昨日と違う行動をしたら、それが命取りになってしまうかもしれないからです。
貧乏な人は、自分でも気が付かないうちに、貧乏のままでいたいと体が認識しているのです。
そんな変わりたいのに、変わりない人におすすめの本をご紹介いたします。
「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~|石井裕之 著
ご紹介する本は、石井裕之さんの『「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~』です。
この本では、上で述べたように、人間の潜在意識に焦点をあて、人間の変化を止めてしまっている潜在意識を上手くコントロールする方法を書かれています。
やはり、がむしゃらにただ自分を変えようとするのではなく、人間の仕組みを知ったうえで上手く自分を変化させていくいくことが必要です。
意識は前向きなのに、潜在意識は現状維持をしようとするというこの矛盾を解決するポイントは
潜在意識を、新しい自分に徐々に慣らしていけばいい
と言うことで、ポイントは、徐々に徐々に行っていくことです。
いきなり自分を変えてしまうと潜在意識が今の自分にもどそうとしてしまうので、徐々に徐々にです。
もう一つ知っておいていただきたいこととしては、最初が一番大変ということ。
例えば、飛行機は離陸するときに300km/hくらいの速度になって、初めて飛行機が浮くそうです。
また、飛行機に積んだ燃料の半分近くを、最初の離陸直後に使うと言われています。
つまり最初に浮くまでが一番大変なのです。
しかし、一度飛んでしまえば、それを止めるのは物凄いパワーが必要です。
私たちも一緒です。
最初の一歩にこそ、一番大きなエネルギーが必要なのだ
忙しい人ほど行動が早い
多くの人が、なかなか始めたくても始められないこともあると思います。それは、行動を始めないからということです。
上で述べたように、飛行機は離陸の時に一番パワーを使います。
始めてしまえば、もう止めることのが大変になります。
経営者などの忙しい人ほど、行動が早いといいます。
また、やるかやらないか悩むことはありませんか?
本著では、悩んだら、やる!ということをオススメしてます。
というのは、もしやらないという決断をすると、そのあとずっと「もし、あの時、あれを、やっていたら成功できたかも。」というありもしない幻想を信じ続けてしまうのです。
迷ったら「イエス!」と言ってみることです。
Fake it until you make it.
何かを始める時に、「自信がないから。」って尻込みすることはありませんか?
しかし、それはおかしなことですよね。
今は、大企業の経営者の人でも、会社を立ち上げた瞬間があるのです。
どんな有名な歌手でも、みんな最初はデビューシングルがあったわけです。
もし、出来るという自信があったら、それは過去の自分の能力でできると思ってしまっているということ。
つまり、今より成長は難しいかもしれません。
自信がないからこそ、挑戦し、自分自身を高めることができるのではないでしょうか。
ポイントは、
Fake it until you make it.
です。
それが出来るまで、出来ることを演じていればいいのです。
HONDAを創業した、本田宗一郎さんはまだ創業間もないころから、ミカンの箱の上に立ち、世界のHONDAにするといっていたとのことです。
根拠のない自信。自分がその目標を達成したように振る舞い続けることが、なによりも大切です。
仕事が出来ないふりをしていても、誰も得はしません。
既に目標を達成したように言葉を選び。
既に目標を達成したように歩き。
既に目標を達成したように本を読み。
既に目標を達成したように人と接し。
既に目標を達成したように毎日を過ごしましょう!