本田直之さんといえば、1年の半分をハワイで過ごし、残りの半分をヨーロッパやニュージーランド、日本などの国々を旅をしながら過ごすノマドワーカーであり、これからの時代の新たな働き方を常に世の中に提案し続けてくれているベストセラー作家です。自身の人生を、仕事をする場所も住む場所も世界中好きな場所にするノマドライフ、ハワイや日本などの国で生活するデュアルライフ、旅が人生であるTraveLifeなどと称し、誰もが憧れるライフスタイルを実現しており、今20代、30代に最も注目されるビジネスマンの1人だと感じます。
そんな本田さんも自身のことを究極の面倒くさがり屋と言い、とにかく最小限の努力でゴールに突き進みます。『レバレッジ・リーディング』や『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと』などの代表作が有名ですが、それらの本に共通するメッセージは、「最小限の努力で、効率よく、自分の目指すゴールにたどり着く方法」ということです。
今回はそんな累計200部以上の売り上げを誇る、本田直之さんの名言を紹介いたします。自分の人生をもっと自由に生きたい人、世界中旅をしながら生きたい人、自分を変えるきっかけが欲しい人など必見です!
本田直之流!ノマドライフの実現方法!
1.
あなたがやる気を失っても誰ひとりとして得をしないし、ただあなたが損をするだけ
やる気があるかどうかを決めるのは、他の誰でもなく自分次第です。やる気は主観的なもので、単なる自分の考えに過ぎません。あなたが自分で「今日はやる気がない」と判断してしまえば、楽しくなくなったり、効率が上がらなかったりと、いいことは全くありません。「やる気が出ない」と悩むのはやめて、単純な作業でも手を動かし続けましょう。
2.
働き者であることは、必ずしも利点であるとはいえない
働き者は努力を苦としないので、工夫をしません。コツコツと積み重ねた努力はその人だけの財産で、他者にノウハウとして伝えることができません。
一方、どうすれば怠けられるかを絶えず考えているなまけものは、怠けるための工夫やノウハウをたくさん持っているので、他者と分かち合うことができるだけでなく、何事にも柔軟に対応することができます。
3.
かつては会社がやってくれていたブランディングを、個人のビジネスパーソンが自分でやる必要が出てくる
大企業といわれている会社でも、明日が確約されているわけではありません。会社に依存していれば安泰だった時代は終わり、個人が自分を世の中にアピールしていかなくてはならない時代です。会社や学歴がそのまま自分のブランドとしての価値にはありません。個人がそれぞれの強みを生かし市場価値を高めていく努力をしていかなければならないのです。
4.
アウトプットのいいところは、「失敗」という最大の学びを経験できること
知識を増やす、スキルを磨く、といったインプットは大切なこと。しかし、インプットするだけでは宝の持ち腐れです。得たものは積極的に使うこと。何が役に立つのか、何が間違っているかを知るには、アウトプットしてみることです。失敗を恐れることはありません。経験を積み、度胸をつけてどんどん視野を広げていきましょう。
5.
人はアウェイで鍛えられる
信頼できるいつものメンバー、長年親しんだ趣味など、自分にとってホームであると思える場所は居心地がいいもの。だからといって、そこに安住していては成長できません。ときには思い切って未知の領域に飛び出しましょう。知らない人と打ち解け、苦手なことに挑戦するのです。そこで迷ったり困ったりすることがあなたを成長させてくれます。
6.
チャンスは誰にでも均等にあり、それに気づけるか、気づけないかは、どれだけ明確にゴールを描けたかにかかわってくる
自分の目指す方向がしっかり定まっていれば、何をすればいいか、何をしないほうがいいかが明確になります。目標があやふやな状態では、やってきたチャンスをチャンスと認識することすらできません。自分の目標をはっきりさせ、どういう仕事をすべきで、どういう出会いを求めるかを把握しておきましょう。そうすればチャンスを逃すことはなくなります。
7.
過去にこだわらず、未来を変えていく
昨日もいいと思ったことが、明日もいいかどうかかは誰にもわかりません。以前はうまくいったからといってそれに固執していては、前に進めなくなってしまいます。経験や出会いを通して考えが変わっていく事は自然なことです。新しい考えはどんどん取り入れて、自分のスタイルを進化させていけばいいのです。
8.
限られた時間の中で成果を上げるには、他者から学ぶのが一番良い
得られる成果が同じなら、近道を行くべきです。難しいことではありません。先を行く人のまねをすればいいのです。優れた他者の真似をすることは、ずるいことでも格好が悪いことでもありません。自分にとって効果的だと思えるものがあれば、どんどん取り入れていくべきです。
9.
「会社依存の時代」から「個人サバイバルの時代」へ
会社名や学歴だけを誇っても自分を社会にアピールできない時代になりました。大企業ですら明日がわからないのですから、生き残っていけるのは、個人として通用する人材だけです。
10.
いまや「安定」と言う言葉は、消え去った
過去の成功したことや、常識に頼っていては、個人サバイバル時代を生き抜くことができません。それを逆手に取って考えれば、自分が確立したスキルを持っている人であれば、どこへ行っても通用するということ。立派な学歴や大企業に勤めた経験がない人にも成功するチャンスがあるのです。リストラや会社の倒産で収入が減る可能性を考慮して収入が増えないことを前提に、生活設計を考えることも大切です。
11.
「今の会社や仕事がなくなったときに、自分には何ができるか」といったことを考えられないと、サバイバルできない時代になった
「大企業に勤めていれば、それだけで安心」そんな時代と同じように安穏としていたのでは、会社が立ち行かなくなったときに、どうすることもできません。不安定な時代をサバイバルできるのは、会社の一員としてではなく「自分」という個人として何ができるかを常に考えている人です。
12.
無名の個人にこそチャンスがある
個人がスキルを磨いていかなければ生き残っていけないと言う事は、スキルを磨きさえすれば誰もが生き残っていけると言うことです。これまでの時代は、大企業でレールに乗った人だけにチャンスありました。これからの時代はそうでない人にも成功するチャンスがたくさんあります。
13.
努力を放棄すると言うのは、幸せになる権利を自ら手放すということ
待っているだけでは幸せになれません。どうすれば幸せになれるかを自分で考えて努力しないことには、状況は変わらないのです。それなのに何もしないのはもったいない。欲しいものは、努力しなければ手に入らないのです。
14.
リスクをとらなければ現状維持すら不可能
所属する会社でのキャリアだけを考えて仕事をしていれば、現状は維持できると思っていたら、大間違い。優秀な人材でもリストラされる可能性があるという時代の変化に目を向けましょう。どんな時も現在の生活を維持するためには、リストラされても社内で通用するスキルを身につけて、いつでも個人でやっていけるという自信を持つことが必要なのです。
15.
人と会うのも勉強であり、いろいろな人とのつながりができるであろう未来に投資することである
忙しいから人と会う時間がない、と考えるのはやめましょう。人と会う時間を惜しむべきではありません。人と会う時間は、浪費ではなく投資。積極的に人脈を広げ、意見交換をしましょう。出会いが、アイディアを思いつくきっかけになり、ビジネスチャンスにつながる事ことは少なくありません。
16.
インプットが少ない人はアウトプットも少ないので、他の人にとってはあってもあまり楽しくない
インプットがない人には、仲良しグループを作ることができても、人脈術はつくれません。相手のニーズに合ったアウトプットができなければ、コントリビューションすることはできないからです。本を読む、人と会う、セミナーに参加する。インプットの機会を数多く持つことが、人脈づくりには欠かせません。
17.
ネガティブモード全開の飲み会には参加しない
時間は無限ではありません。単なるグチを言い合う飲み会に、貴重な時間を使うのは、あまりにもったいない!参加する意義が見出せない飲み会は、きっぱり断りましょう。逆に言うと、目的がはっきりある、自分を成長させられる飲み会には、積極的に参加すべきです。
18.
年収UPしたければ働くより勉強せよ
時間が許す限り仕事に打ち込むより、忙しくても時間を捻出して効率よく仕事のための勉強したほうが年収UPにつながります。ひたすら働き続けるよりノウハウや情報を踏まえた仕事術を身に付けることのことが、将来の自分のためにもなります。ビジネスで成功している人は、例外なく勉強を続けています。
19.
私が勉強する理由は、ただひとつ。勉強も大嫌いだが、無駄な事はもっと嫌いだから
ラクをしたい。無駄なことはせず、ビジネスで成功したい。だから勉強するのです。時間という資産を使うからには、できるだけ大きな成果を得たいのです。勉強しないでただ根性だけで仕事をしていたのでは、かけた時間に見合った成果しか得られません。怠けながらも成功するためには、効率的な努力をする必要があります。効果的な努力をする方法を会得するために、勉強は避けて通れないのです。
20.
読書とは「投資活動そのもの」
およそ1500円の本を読めば、成功者のノウハウや経験を知ることができます。それを自分なりにアレンジして仕事に活かすことができれば、1500円の10倍、もしくは100倍の価値になります。1500円が15万円になって戻ってくると考えれば、こんなに利率の良い投資はありません。
21.
みんながを読まないと言うことは、逆に本読むだけでその他大勢から突出できるということ
「時間がないから本を読まない」そう発言するビジネスパーソンは驚くほど多いもの。ということは、読書の重要性に気づいている人は、ごくわずかだと言うことです。本を読みさえすれば飛躍できるという大きなチャンスをあなたがものにしてください。
22.
本を読まないから時間がない
仕事が忙しい人こそ、時間をつくって本を読みましょう。忙しいのは、効率よく働けていないから。仕事の効率を上げるためにできる手っ取り早い方法が読書です。本を読んで、自分以外の人のノウハウやスキルを手に入れましょう。それをアレンジして自分のものにするのです。少ない時間で成果を上げるノウハウを見つけることができれば、自ずと時間に余裕ができます。
23.
本を読めば、そこに近道を行く方法が書いてあるというのに、本を開く時間を惜しんで、わざわざ遠回りをしている
近道があることがわかっているのに遠回りをするなんて、時間がもったいないだけ。ゼロから成功への道を模索するのは、もうやめましょう。本を読んで、成功した人の経験・失敗、考えを知ることが成功への近道です。自分なりのノウハウをゼロから作り出すより、成功者の知識をもとに導き出すほうが、時間も労力も少なくて済むのです。
24.
インプットするだけでは、ただの自己満足にすぎない。いかにアウトプットするかが勝負なのだ
本を読んですばらしい知識を得たとしても、そこで満足してはいけません。得た知識をどう仕事に活かすか、実践するかが重要なのです。アウトプットしないなら、優れた本を何冊読んでも意味はありません。
25.
あなたの人生を運転するのは、あなたしかいない
一度だけの人生を他人任せにしていいのでしょうか。誰かに判断をゆだねてまま生きていくのは、カーナビに頼り切ったドライブと同じ。機械に翻弄されていたら遠回りしたり、適切ではないルートを推奨された時、方向転換できなくなってしまいます。自分の人生を自分で切り開いていくには、情報収集する力、判断する力、リカバリーする力が必要です。それは、本来あなたが持っている能力です。
26.
自分で選んだ人生には、多くの自由がある
人生に、競争はありません。友達がみんな結婚したからといって、結婚しなくてもいい。同期に子どもが生まれたからといって、子どもを持たなくてもいい。仕事に競争心があるのは普通ですが、人生全体は「人は人、自分は自分」というルールです。誰かが敷いたレールの上を走るような生き方はやめましょう。全てを自分で考え、自分で選択する人生の方が、何倍も大変ですが、何倍も自由なはずです。