ホリエモンこと堀江貴文氏が近畿大学卒業式で語った名スピーチ -未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ-

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ホリエモンこと堀江貴文さんが、2015年3月に近畿大学の卒業式で語ったスピーチが非常に素晴らしいと日本中で話題になっています。

You Tubeにもそのスピーチは投稿され、公開から2週間足らずで50万回以上再生されています。

 

皆さんもご存知のように、堀江貴文さんは、

日本の実業家、著述家。株式会社ライブドア元代表取締役社長CEO、SNS株式会社オーナー兼従業員、株式会社7gogoファウンダー、テックビューロ・ラボ株式会社テクノロジーアドバイザー。愛称はホリエモン。日本ゴルフ改革会議委員。

(引用元:Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/堀江貴文)

大阪近鉄バファローズやニッポン放送の買収、総選挙立候補、ライブドア事件などを経て、2013年3月27日朝に長野刑務所から仮釈放されています。

テレビなどでは、非常に悪者のようなイメージに扱われていますが、堀江氏の経営手腕やマーケティングは非常に高く評価されており、彼の人間性の高さなどは堀江さん自身の著書をお読みいただけるとわかると思います。また、芸能人などの友人も非常に多く、彼の交友の広さからも、人の良さが感じ取れます。

大学の卒業式でのスピーチということですが、学生の方々、社会に出たばかりの20代の方、これからまだ10年以上社会で働く人は、必見です。

 

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今までの”普通の生活”は、これからの時代は実現不可能

大学生までは、敷かれたレールの上を歩んできた人生でした。しかし、大学を卒業し、社会に出れば、社会にはレールは敷かれているようで、レールは敷かれていません。

一昔前までの、定年まで勤め上げて、その間に家庭を待って、家を建てて、定年後は年金で暮らしていく。そんな今までの”普通の生活”を送る人は、ほとんどいないでしょう。ごく一部しかそういった”普通の生活”を送ることができない時代がもう来ています。

これからの時代は、そんなに甘い時代ではありません。

多くの人が気がついていないかもしれないが、時代は大きく変わっています。

インターネットやスマートフォンによって、世の中を一変させてしまいました。今この瞬間も世界中の頭のいい人たちが世の中を変えていってしまっているのです。

今から10年前に、みんながスマートフォンもって、歩きスマホとかしながら、ツイッターとかLINEとかやっている未来、想像出来ましたか。

 

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これからの時代に必要なものは、多くの情報に触れること

必要なことは、『とにかく情報にたくさん触れること』と堀江さんはいいます。

誰もがインターネットにアクセスでき、誰もがパソコンやスマホを持っている今の時代は、情報は誰でも同じように手に入れられます。

 

これからの時代は、『自分で情報を取捨選択して、発信していかないと生き残ることができない』といいます。

ブログもSNSも発信する場所はたくさんあります。出来れば、毎日何かしらの手段で情報をアウトプットしていくことが重要です。

自ら、情報を発信することで、目が肥えて、無数の情報の中から本当に有益な情報を取捨選択できるようになると言います。

 

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政治家、メディア、上司が正しい時代は終わった

権威、マスメディア、上司が言うことに従っていれば、今までの時代は日本全体が右肩あがりでしたから、十分豊かな生活を送ることが出来ました。しかし、これらの人たちの言うことを聞いていればいい時代は終わりに近づいている。

全て、インターネットやグローバル化が新たな時代のパラダイムを作り出したのです。

 

今の平成という時代は、日本が貧しかった時代を知っている人はどんどん少なくなって来ています。ほとんどの人が、貧しい日本をリアルタイムでは経験していません。

しかし、同時に、『日本が豊かな時代も終わりを遂げた』ことに気がついてない人がほとんどです。

 

堀江さんが、北海道の札幌とタイのバンコクのマッサージ屋でそれぞれ90分ずつのマッサージを受けたそうです。

なんとその価格は、札幌では5000円で、バンコクでは2500円。

たった2倍しか変わらないのです。

 

タイなどのアジアの発展途上国と聞くと、非常に貧しいように感じます。日本は、何十倍も豊かなように感じてしまいます。

しかし、それは、もう過去の話です。

東南アジアが、ものすごい勢いで発展しています。

タイのバンコクでは、1人5万円の寿司屋が毎日満員だといいます。

富裕層が多く誕生し、国全体がもの凄い勢いで豊かになり、日本は追いつかれるどころか、日本人がどんどん追い抜かされている。

日本人より豊かなアジア人は、今や物凄い勢いで増えています。

 

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世界中の人が同じフィールドで戦う時代

携帯電話もなかった国に、ある日突然いきなりインターネットが通るようになる。

中国などの100ドル以下の格安スマホが、世界中の至る国で突然普及し始めます。

そうするとアフリカの奥地だろうと、誰でも簡単にインターネットにアクセスできるようになります。

世界中の頭のいい人が同じ土俵で働くようになります。

日本人の仕事のライバルは、同じ会社の同期でも、日本の競合他社でもなく、世界中の至る所にいる頭の良い人たち全員なのです。

 

就職が出来れば、安泰な時代はもう終わりました。

多くの会社は、会社は、倒産し、吸収合併されます。

人間関係の常識も10年後には大きく変わっている。

自分で、情報収集しなければ生きていけない時代がやってきました。

 

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常識を疑わなければいけない

常識を疑うことが非常に大事。

今の常識は、20年前は常識ではなかったかもしれません。

常識、道徳、倫理というものは、5年10年で変わっていきます。

定年まで一つの企業で働き、年金でのんびり暮らすということは、確実に過去の常識です。

 

これからの時代は、非常に厳しい時代、甘くはない時代であることは事実ですが、未来を悲観する必要はないと言います。

過去を悔やんでも、良い事ことは何一つもありません。

 

チャレンジをするってことは、失敗する確率もあがる。

チャレンジしなければ、失敗は無くなるかもしれないが、成功もなくなる。

失敗した段階で、再発防止策を考え、忘れることが大事です。

そして、チャレンジしていることは、必ずうまくいくと思い込むこと。

 

堀江さんの人生は、一見すると、ジェットコースターのような波瀾万丈とも言える人生を歩んでいるように見えます。

堀江さんが、「楽しく生きている」という理由は、「今を生きている」からだと言います。

 

未来には楽しいことしかない。

どうやったら、楽しくできるか。

今を一生懸命生きること。

今を集中して生きること。

寝食を忘れて熱中できることを見つけて欲しい。

 

最後に、『贈る言葉』として、次の言葉をいっています。

未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。

堀江貴文

 

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