新聞や雑誌など各種メディアで度々取り上げられ、東京の20代、30代の若手ビジネスパーソンを中心に大ブームが起きている読書会です。
様々な種類の読書会が開催されており、どの読書会に参加すれば良いか悩んでしまうという人も多いと思います。
せっかく勇気を出して申し込んだ読書会で、想像していたものと違ったり、嫌な思いはしたくないはずです。
もし自分に合わない読書会に参加してしまうと、その後、読書会に参加しようという気持ちもなくなってしまいます。
読書会に申し込む前に要チェック!3つのポイント!
今回は、読書会選びで失敗しない3つのポイントをご紹介いたします。
読書会の参加者層は自分に合っているか
本のジャンル
参加しようとしている読書会では、あなたの興味のある本のジャンルは紹介されていそうでしょうか。
小説しか興味がない方が、ビジネス書限定の読書会に参加しても楽しくないでしょう。
おすすめのビジネス書を探している方が、文学の読書会に参加したらひどく退屈なはずです。
自分の好きな本のジャンルと、読書会の趣旨があっているかを予め確認しておきましょう。
ジャンルフリーの読書会であれば、どんな方もお楽しみいただけるはずですし、小説限定やビジネス書限定の読書会であれば、より自分の求めている本などに出会いやすいはずです。
年齢
読書会と言っても、多種多様なものがあり、参加している人の年齢層も読書会によって異なります。
年齢制限があるか、ないかだけでも大きな差が生まれます。
初参加でオススメなものは、自分と同年代の人たちが主催し、参加しているものです。
同年代であれば、価値観が近い人がいる可能性が高く、共通点もたくさんあり、すぐに馴染むことができます。
特に読書会に初めて参加する時は緊張することが多いと思いますので、同年代の人たちが参加しているというだけでも、かなり安心感があります。
年齢制限がない読書会は、幅広い年代の人たちと出会うことができ、多様な価値観に触れることができます。
一方で、年齢が離れている分、思ったことを発言しにくい雰囲気があったり、気を使いすぎてしまったりするということがあります。
読書会に初めて参加するときから、年齢制限のない読書会に参加することはあまりオススメできません。
もちろん、幅広い年代の人と知り合いになりたいという人には、年齢制限のない読書会がオススメですが、まず自分にあった読書会を探したいという人は、自分と同じ年代が集まる読書会に参加することをオススメします。
参加費
参加費も読書会の参加者層に影響を与えます。
無料のイベントは、読書会に限らず、誰でも参加が出来てしまうため、不動産や生命保険、金融商品などの営業目的や、異性との出会いのみを目的に参加するという人がいる可能性が高くなります。
ベストセラー作家であり、セミナー講師なども行う中谷彰宏さんによれば、無料のセミナーも5万円のセミナーも50万円のセミナーも、講師の人が話す内容にはほとんど違いはなく、参加費によって参加者の層や意気込みが全く異なってくるため、セミナーの内容は同じでもそこで出会える人たちに大きな違いが出るそうです。
確かに、参加費無料で開催していて人気のある読書会は聞いたことがありませんし、参加費が何万円もする読書会はほとんどないため、数百円~1000円程の参加費で開催している読書会が長年続いており、評判も高いように感じます。
読書会のホームページ・SNSが充実しているか?
インターネットやスマートフォンのアプリで、イベントを告知することが簡単になった現代では、軽い気持ちで読書会を主催して、人数が集まらなかったり、主催者が飽きたりしたら、すぐに開催を辞めてしまうといったこともあります。
読書会の専用のホームページやSNSアカウントなどを作成し、継続的に更新されているものは、主催者もそれだけ真剣に読書会を開催しようとしている証拠でもあります。
ホームページに、主催者の情報や連絡先がしっかりと明記されているかも確認しましょう。
一方で、イベント告知サイトやアプリだけで告知をしているものの中には、主催者の情報がはっきりしないものや、前日のリマインドがない、主催者の連絡先がわからない、いざ会場に行ったのに主催者すら会場に来ないで中止になっていたという話もよく聞きます。
手軽に誰もが読書会を開催でき、告知出来るようになった分、クオリティが低い読書会が行われていることは事実であり、ホームページなどを見て信頼のある読書会を選ぶことをオススメします。
読書会の開催実績があるか?
日々新しい読書会が開催され、開催されなくなる読書会がある中で、継続して開催されている読書会であるかどうかというのは、重要なポイントです。
継続して開催されている読書会は、参加者の満足度や評価が高く、継続して参加者がいるから継続できています。
逆に、評価が低く、面白くない読書会は次第に参加者が来なくなり、主催者も開催を辞めざるを得なくなります。
なので、しっかりと実績のある読書会であるかを確認することをオススメします。
ホームページに開催内容のブログや読書会の開催写真、自筆の参加者の感想などがあるかどうかで。ある程度は判断することができます。
特に自筆で書かれた参加者の声が多数掲載されている読書会は、信頼性が高いと言えるでしょう。(自筆でなく、ホームページ上に文字打ちされているものは参加者が本当に言っているかがわからない自作自演かもしれません。)
まとめ
読書会といっても、数多くの読書会が開催されているため、どれに参加するか迷ってしまうと思いますが、今回紹介した3つのポイントを中心に見ていくと、全て当てはまる読書会はそれほど多くはないと思います。
- 参加者層(本のジャンル、同年代、参加費の有無)
- ホームページ、SNSのクオリティ
- 開催実績(特に自筆の参加者の声があるか)
以上の3つのポイントを考えながら、あなたに合った読書会に出会えることを願っています。
東京アキバ読書会は、20代、30代の社会人中心の読書会を開催しています。
若手社会人の方を中心に全国各地のたくさんの方からのご支持いただきながら、スタートからたった1年で年間500名以上の方にご参加いただく、東京最大級の読書会に成長いたしました。
今までに350回以上の開催実績、6,500名以上の方にご参加いただいてきた読書会です。
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