皆さんは、どのようなライフスタイルは、自分の理想の生き方だと思いますか。
リモートワークが広まった現代でも、朝から晩まで会社に行き、サービス残業をやり続けているという方も少なくないのではないでしょうか。
少し前までは、とにかく自分の時間を限界まで忙しく使い続けることに、幸せを感じていた人も多いかもしれません。
しかし、コロナウィルスの影響で、自由に使える時間が増え、従来の生き方や働き方に疑問を感じると言う人も少なくないのではないでしょうか。
経済評論家の勝間和代さんは、自宅に引きこもりながら、のんびりと暮らしている今が、人生で最も幸せを感じているといいます。
勝間和代さんは、”ポジティブに引きこもる”ライフスタイルが理想だと感じているといいます。
もちろんすべての方が、このようなライフスタイルを実現したいとは思わないかもしれません。
しかし、今このような生き方に羨ましさを感じる人が少なくないのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが勝間和代さんの『自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフ』です。
自由もお金も手に入る!勝間式超スローライフ|勝間和代
勝間和代さんの『自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフ』は、「自宅で穏やかに暮らす」「健康で幸せに暮らす」という、新たな常識になりつつある、ライフスタイルを実現するためのヒントを与えてくれます。
本書のタイトルにも入っているスローライフとは、次のように言っています。
「短時間労働で効率よく働き、最適に手軽においしいものを作る暮らし。常に片付いている清潔なつないで、楽しい運動、楽しい娯楽、そして愛らしいペットと一緒に暮らす」
勝間和代さんは、仕事はこれまでと同じ分量かそれ以上の分量を1日3時間から4時間ほど働けば終わるそうです。
なぜそんなに仕事が早く終わるのかと言うと、仕事に必要な要素がすべて自由だからだといいます。
自宅で常に強いWi-Fiを使い、複数の端末を使いながら、自由に仕事をすることができます。
また仕事場が家であれば、無駄な通勤時間も必要なく、自分にとって1番良い時間に十分な睡眠をとることができます。
スケジュールも基本的に自分の都合で決めることができるため、やりたくないような仕事をやる必要もありません。
そのようなことが普通の人にもできるのかと疑問に思う方も多いと思いますが本書ではこうした働き方生き方を実現するヒントが満載です。
現代社会の生き方、働き方に疑問を感じる方、もっとゆったりと生きていきたい方は、ぜひお手に取っていただきたい一冊です。
2021年9月15日に発売された勝間和代さんの『勝間式生き方の知見 お金と幸せを同時に手に入れる55の方法』についても、下記のブログ記事でご紹介しています。
超スローライフは、快適さも収入も両方を得る生き方
アフターコロナの新常識!現代版「都市型スローライフ」
スローライフと聞くと、自然豊かな田舎の中で、ホームガーデンなどをやりながら、年収は低くてもゆっくりと過ごしていく、といったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし勝間和代さんが、本書の中で提唱しているスローライフは、全く異なります。
現在生活のテクノロジーや利便性を駆使しながらも、忙しすぎる交感神経優位な外界から少し遠ざかり、ある程度資本をかけて装備された自宅を中心に、毎日幸福度高く暮らす「新しい形のスローライフ」を提唱します。
睡眠時間を確保するのが最優先
勝間和代さんが、本書の中で提唱しているスローライフで大事なポイントは、次のことです。
その新しいスローライフで最も大切なポイントが、心身ともに健康が維持できる余裕のある生活時間を差し引いた後で、適切な労働時間を割り出すことです。
従来の考え方では、自分で労働時間を決めると言う事は不可能に近いと思います。
しかし、健康的な人生を考えたときに、1日8時間労働と言うのはあまりにも長すぎます。
健康に生きることを第一に置き、そこから労働時間を逆算すると言うのです。
田舎に住むのは大間違い
リモートワークが増えてくるにつれ、田舎でのんびりと生活をしながらオンラインで仕事をしていくって言う働き方を望む人も増えています。
意外にも、勝間和代さんはそうした生活というのは推奨していません。
なぜならば、週に数回は、都心へ外出するということも必要になってくるからです。
そうなると都心からあまり遠い場所に住むと言う事はあまり効率的ではありません。
ある程度都心へのアクセスを確保した上で、利便性がよく、仕事をするスペースを確保できる床面積のある住居に住むことをお勧めされています。
家で自由に仕事をするほど気力が増していく
自宅が仕事場になると、オフィスではできないような仕事の仕方をすることもできます。
例えば、勝間和代さんは音声入力を使いながら文章を打つことが多いといいます。
なかなかオフィスで、声を発しながら文章打つと言う事は憚られると思います。
また、勝間和代さんは音声入力をするときに次のようなやり方をやる事もあるといます。
- 寝転がってタブレットで音声入力
- パソコンの前で音声入力
- トランポリンの上でジャンプしながらスマートフォンで音声入力
こうした事はオフィスでは絶対にできないと思いますが、仕事場が家になることによりこうした仕事の仕方も可能になるといます。
超スローライフは、しっかりとお金を稼ぐ
収入を増やす&働かなくてもお金が入る仕組みを作る
1日3時間から4時間の短時間労働で、生活が成り立つほどの収入が得る事はできないのではないかと感じる人がほとんどだと思います。
しかし、それこそがポイントだと言います。
まさしく、私が推奨するスローライフの実現のカギはそこにあります。
「いかに生産性高く働いて時間当たりの収入を増やすか、自分が働かなくてもお金が手に入るような仕組みをつくるか」
というところと、さらに、
「充実した生活はするけれども、無駄なお金は使わないようにしながら、使ってしまう悪循環をいかに防ぐか」
この2本柱に対するお金のリテラシーが、絶対に必要になります。
スローライフを実現できない人は、長時間労働をしないとお金が入ってこないと言う間違った思い込みがあります。
もしくは、長時間労働のストレスでせっかく稼いだお金を無駄に使っていると言う可能性もあります。
勝間和代さんは、住宅ローンや終身保険といった支出を行っている人は、要注意だと言います。
長時間労働をしながら、住宅ローンや終身保険に入るような非効率なお金を使い方をしていては、いつまで経ってもスローライフは実現できません。
大切なことは、どうしたら1日6時間以下の労働時間で十分な収入を得て、豊かな生活の時間を確保できるかということです。
短い労働で高い収入を得るために、成果報酬型に
多くの会社では、給与体系のほとんどは時間と連動しており、「1時間いくら」、「月にいくら」という形で給料が支払われることがほとんどです。
フルコミッションの金融や不動産の営業などの一部の職業を除いて、ほとんどの企業では会社員であっても、アルバイトと同じように時給で計算されているのです。
日本企業の給料の決まり方について、ほとんどの人が知らない本当の仕組みについては、木暮太一さんの著書の中で詳しく解説されていますので、下記の2つのブログがおすすめです。


勝間和代さんは、短時間労働に切り替えるためには、成果報酬型に切り替えるべきだと断言しています。
短時間労働に自分を切り替える最大のカギは、自分の労働体系を成果報酬型に切り替えることです。
私のケースは多少極端かもしれませんが──基本的に、時間でいくらの仕事は一切引き受けていません。すべて、何らかの形で自分の働きが当たれば報酬が青天井で上がるし、全く当たらなければ0円になる、といった成果報酬型の仕事を基本としています。
成果報酬型を実現するためには、数年かけて少しずつ近づいていくことだと言います。
いきなり明日全部の収入を成果報酬型に切り替えることは不可能でも、時間を味方につければ誰もが実現できるはずです。
副業で初めてみる、空いた時間に少しずつ積み重ねていく中で、移行していくべきです。
これからの時代は、成果報酬型に切り替えていかなければ、行き着く先は次の2つの選択肢しかないと言いみ明日。
成果報酬型に移行しない限り、
①長時間労働だけれどもある程度定額の高給の仕事
②短時間労働だけれどもパートタイマーによる「マックジョブ」的仕事
といった、非常に極端な二択しかなくなってしまうのです。
長時間労働で自分の時間をなくしながら生きていくのか、短時間労働だが時給は安く貧しい生活を送っていくという両極端になっていきます。
その出すお金は「消費」か「投資」か?
スローライフを実現するためには、お金の使い方も大切になっていきます。
使うお金が、「消費」なのか、「投資」なのかを区別していくことが必要です。
もちろんこの2つは、厳密に区別できない場合もありますが、なるべく「投資寄り」にしていくことが原則です。
勝間和代さんは、書籍を読んで、自分の仕事のアイデアにしたり、将来に備えたりするのも立派な投資的なお金の使い方だと言います。
そのため、書籍と読むためにAmazonの『Fire HD』を購入することも投資だと言います。
調理家電については、10万円前後して決して安くありません。
しかし、毎日2、3回使っていけば、5年使用したら1回のコストは20円にもならならないため、投資になると言います。
シャープの「ウォーターオーブン ヘルシオ」と「ヘルシオ ホットクック」の2台の調理家電があるだけで、誰でも手間も時間もかからずに、ほったらかしで高級レストラン並みの料理を作ることができます。しかしながら、多くの方は、それを置くスペースと電気容量、そして初期投資に躊躇してしまいます。
勝間和代さんが購入して、大正解だと言っているものが、猫用の全自動洗浄トイレだと言います。
勝間和代さんのYouTubeをよく見られている方は、あおちゃんとちろちゃんという2匹の猫を飼われていることをご存知だと思います。
しかし、2匹のトイレの世話をするのは意外と時間も労力もかかりますが、それもテクノロジーが解決してくれたと言います。
トイレ掃除にかかる時間とコストを天秤にかけた時「6万円は全く惜しくない!」と思い切って買ってみたところ、これが大正解でした。
超スローライフで、自宅を世界一快適な場所に
勝間和代さんが考える「快適な自宅」とは、次の5つだと言います。
「快適な自宅」とはどんなイメージかというと、
①最も生産性の高いツールを使って短時間労働で大きな成果を上げられる
②レストランやホテル並みのおいしい料理を毎日自炊で食べることができる
③自宅にパーソナルトレーナーがいるイメージで好きな運動を日々何種類もできる
④毎日高性能の瞑想ツールや睡眠ツールを使って十分な休息が取れる
⑤友人が競って遊びに来たがるような社交場として自宅が活用できる
というものです。
スローライフ実現のためにインターネットを整備する
勝間和代さんは、テクノロジーの恩恵をストレスなく受けるために、インターネット環境の整備が重要だと言います。
家の中で、複数のデバイスがインターネットに接続されていると、通信速度が遅くなってしまい、逆にストレスになることもあります。
我が家のインターネット環境は、すべて光ファイバーと光ファイバーにつながっている「メッシュWi-Fi」というルーターで実現しています。
オススメの音声入力法
勝間和代さんは、音声入力で原稿や文章などを書いていると言いますが、パソコンとスマホで入力方法が違うと言います。
パソコンの場合はGoogleの音声入力を使用し、Androidのスマホの場合は日本語入力アプリの「Simeji」の音声入力を使用するというように使い分けをされています。
変換そのものはGoogleの音声入力の方が優秀ですが、句読点が自動で入らないというデメリットがあります。そのため、Androidでは句読点が自動で入るSimejiを使っています。とはいえ、パソコンを使う場合はSimejiを使うのは少々厄介な部分もあるため、Googleを中心にしています。
だいたいこの二つの方法が、音声入力のスタンダードです。
まとめ
2020年以降、世界的なパンデミックの影響で、多くの人の生活に変化があったと思います。
家にいる時間が長くなり、これからの人生について改めて考えたという方も少なくないと思います。
通勤がなくなり、リモートで仕事をすることで、今まで通勤に使っていた時間がいかに無駄で、ゆとりある生活を実現できたという方もいらっしゃると思います。
もっと時間にゆとりを持ちながら、豊かに生きていきたいという方には、ぜひお手に取っていただきたい一冊です。
勝間和代さんもたくさんの変化を乗り越えてたどり着いた理想の生き方が、スローライフであり、下記のような生き方だと言います。
その結論としてわかったのが「とにかくなるべくスケジュールをゆるゆるにして外出するスケジュールは最低限にする」、その上で「自宅で様々なテクノロジーを駆使しながら生活と仕事の生産性を高めていく」ことこそが、自分の最も快適なライフスタイルだということです。
私はこれを「ポジティブな引きこもり」と名付けています。
勝間和代さんの生き方の全てではなくとも、一部でも取り入れてみたいという方はぜひ読んでみてください。
2021年9月15日に発売された勝間和代さんの『勝間式生き方の知見 お金と幸せを同時に手に入れる55の方法』についても、下記のブログ記事でご紹介しており、とてもオススメです。
勝間和代さんが、52年間の人生の中で幾多のトライアンドエラーを繰り返してたどり着いた55個の知見が紹介されています。