「Kindleの端末を買ったら、本をたくさん読めるかも!」とKindleを購入した方も多いのではないでしょうか。
しかし、意外と使い勝手が悪かったり、外出中にカバンから取り出すのがめんどくさかったり、という経験があるのではないでしょうか。
もし、あなたがKindleの電子書籍を買っているのであれば、オススメの方法があります。
それが、「画面の読み上げ」機能を使って、Kindleの本をスマホに読み上げてもらう方法です。
このページでは、iPhoneのKindleアプリを読み上げする方法について詳しく解説しています。
iPhoneでKindleを読むなら、読み上げがオススメな3つの理由
KindleアプリをiPhoneで読み上げてもらうのには、次のメリットがあります。
- スマホがあれば、スキマ時間にササっとに本が聴ける
- 倍速再生で、スピーディに読書ができる
- オーディオブックを買わなくても、本が聴ける
Kindleじゃなくて、オーディブルのが良いって方は、下記のブログで無料で1冊オーディブルの本をもらう方法を紹介しています。
関連記事 【超お得!?】Audibleの無料体験まだやってないの?
スマホがあれば、スキマ時間にササっとに本が聴ける
Kindleを読もうと思った時に、Kindle端末がないといけないと思っている方もいるかも知れません。
Kindleは、スマホやタブレット用のアプリも配信されているため、端末がなくても利用可能です。
また、読み上げ機能は、すぐに起動できるため、スマホがあればちょっとしたスキマ時間に本を聴くことができます。
例えば、
- 買い物をしている時
- 運動をしている時
- 散歩をしている時
- 満員電車で本を開けない時
- 家事をしている時
などなど。
手元にスマホがあって、耳が空いてれば、すぐに読書時間にすることができます。
倍速再生で、スピーディに読書ができる
iPhoneの画面読み上げでは、速度を変更することができます。
½倍速(0.5倍速)、1倍速、1½倍速(1.5倍速)、2倍速の4段階があります。
2倍速で聴くと、1冊の本を3〜4時間ほどで聴くことができます。
薄い本であれば、1時間ほどで聴き終わるものもあると思います。
オーディオブックを買わなくても、本が聴ける
Kindleは、Amazonが発売している電子書籍です。
Amazonは、プロのナレーターが朗読してくれるオーディオブックとして、オーディブルも発売しています。
オーディブルも非常にオススメのサービスです。
しかし、既にKindle版を持ってるから、追加でオーディブル版も買うのは、費用的にイヤだということもあると思います。
また、これから本を買う際も、文字でも読みたいからオーディブルではなく、Kindle版が欲しいという場合もあるはずです。
そもそもオーディブルは発売されている本も限られているため、耳で聴きたい本のオーディブルが発売していないということもあります。
そんな時にも、Kindleをスマホに読み上げてもらうのはとてもオススメです。
オーディブルについて詳しく知りたい方は、下記の記事で解説しています。
Kindleアプリを読み上げする方法
KindleアプリをiPhoneで読み上げする方法を解説していきます。
読み上げの設定には、3種類の方法があります。
- 二本指スワイプ(オーソドックスだが、機能しない時があり)
- 背面タップ(1番オススメ!ただし、iPhone 8以降の機種で、iOS14以上)
- 読み上げコントローラ(常に設定しておくのは邪魔なので、上記の2つがうまくいかない時)
それぞれの設定の仕方を順番に解説していきます。
二本指スワイプ|オーソドックスだが、機能しない時があり
二本指でスワイプすることによって、読み上げを開始する方法です。
1番オーソドックスな方法です。
Step 1「設定」アプリ→[アクセシビリティ]画面を表示する
「設定」アプリを起動して、下へスクロールして[アクセシビリティ]をタップします。
Step 2[読み上げコンテンツ]をタップ
[アクセシビリティ]の中の、[読み上げコンテンツ]をタップ
Step 3[画面の読み上げ]をオンにする
[画面の読み上げ]をオンにします。
上の画像の状態が、オンになっている状態です。
丸いカーソルが右に寄っていて、緑色に見える状態がオンです。
これで、設定は完了です。
Step 4 Kindleアプリで、[2本指スワイプ]する
Kindleアプリを開いて、読み上げしたい本を開きます。
本を開いたら、画面の上から二本指で下に向かってスワイプします。
すると画面読み上げ用のコントローラが表示されます。
右下の1倍速と書かれているボタンをタップすると、読み上げのスピードを変更することができます。
二本指スワイプのデメリット
- 両手を使わなければ、読み上げコントローラを表示させられない
- 二本指でスワイプしても、読み上げコントローラが表示されないことが多い
二本指スワイプは、いろいろなサイトでも紹介されており、Kindleの読み上げの中では、1番オーソドックスな方法です。
しかし、読み上げをスタートするために、片手でスマートフォンを持ち、もう片方の手で二本指でスワイプしないといけないため、少し面倒です。
私は、満員電車で聴くことが多かったのですが、満員電車では両手でスマホを持てない時もあります。
また、この方法がオススメできない1番の理由は、二本指でスワイプしても、上手く読み上げコントローラが表示されないということです。
2〜3回スワイプして上手く読み上げを開始できたら良い方です。
なかなか反応しない時は10回以上やっても、読み上げコントローラが表示されないこともザラです。
そこで、発見したのが、次の背面タップを活用する方法です。
背面タップ|1番オススメ!
背面タップは、iOS14以降に搭載された新たな機能です。
iPhoneの背面をダブルタップもしくはトリプルタップした時に、アプリの起動やシステム起動、特定のアクションなどを割り当てることができるようになりました。
Kindleアプリの読み上げに1番オススメな方法は、背面タップに[画面の読み上げ]のアクションを追加する方法です。
なお、iPhone 8以降に発売された機種が対応しています。
そのため、iPhone 7以前を使用されている場合は、二本指スワイプ、もしくは次に紹介する読み上げコントローラをご使用ください。
Step 1「設定」アプリ→[アクセシビリティ]画面を表示する
「設定」アプリを起動して、下へスクロールして[アクセシビリティ]をタップします。
Step 2[タッチ]をタップ
[アクセシビリティ]の中の、[タッチ]をタップ
Step 3[背面タップ]をタップ
[タッチ]の中の、[背面タップ]をタップ。
1番下にあります。
Step 4 ダブルタップもしくはトリプルタップに[画面の読み上げ]を設定
ダブルタップもしくはトリプルタップに、[画面の読み上げ]を設定します。
上の画像では、背面をダブルタップで[スクリーンショット]、トリプルタップに[画面の読み上げ]を設定しています。
背面タップには、他にもいろいろなアクションを設定できるため、お好みのものを設定してください。
Step 5 Kindleアプリで、[背面タップ]する
Kindleアプリを開いて、読み上げしたい本を開きます。
本を開いたら、背面(アップルのロゴがある面)を、先ほど設定したダブルタップもしくはトリプルタップします。
ダブルタップに設定した方は、背面を軽く2回叩くようなイメージです。
トリプルタップに設定した方は、背面を軽く3回叩くようなイメージです。
すると画面読み上げ用のコントローラが表示されます。
背面タップは、下記のように行えば大丈夫です。
背面であれば、どのあたりをタップしても、だいたい反応します。
背面タップが1番オススメな理由
- 起動ミスがほとんどない
- 片手ですぐに起動できる
背面タップでのKindleの読み上げをおすすめする理由は、二本指スワイプのデメリットを解消しているからです。
背面タップは、上手く動作しないということはほとんどありません。
また片手でスマホを持つことができれば、すぐに読み上げを開始することができます。
読み上げコントローラ|上の2つがうまくいかない時
二本指スワイプをしても読み上げが始まらない。
背面タップも対応していない機種を使っている。
そんな方も、諦める必要はありません。
設定から読み上げコントローラを表示させて、読み上げを開始させることができるのです。
Step 1「設定」アプリ→[アクセシビリティ]画面を表示する
「設定」アプリを起動して、下へスクロールして[アクセシビリティ]をタップします。
Step 2[読み上げコンテンツ]をタップ
[アクセシビリティ]の中の、[読み上げコンテンツ]をタップ
Step 3[画面の読み上げ]をオンにする
[画面の読み上げ]をオンにします。
上の画像の状態が、オンになっている状態です。
丸いカーソルが右に寄っていて、緑色に見える状態がオンです。
Step 4[読み上げコントローラ]をタップ
[読み上げコンテンツ]の中の、[読み上げコントローラ]をタップ
Step 5[コントローラを表示]をオンにする
[コントローラを表示]をオンにします。
上の画像の状態が、オンになっている状態です。
丸いカーソルが右に寄っていて、緑色に見える状態がオンです。
オンにするとすぐに、コントローラが現れます。
Step 6 Kindleアプリで、[コントローラ]を操作する
Kindleアプリを開いて、読み上げしたい本を開きます。
本を開いたら、先程表示されたコントローラをタップすると、拡大されます。
コントローラを操作して、読み上げを開始することができます。
読み上げコントローラのデメリット
[コントローラを表示]をオンにすると、他の操作をしている間もずっとコントローラが小さく表示されています。
設定から、使用していない際の不透明度を変えることができるので、薄くしたら気にならないという方もいると思います。
気になってしまう方は、読み上げしたい時だけコントローラをオンにして、終わったらオンにするという必要があります。
少し手間がかかったり、画面でコントローラが邪魔になったりするので、二本指スワイプ、背面タップが使えないという方は、こちらの方法を試してみてください。
Kindleの音声読み上げを体験したい時は、Kindle Unlimitedがオススメ!
これからKindleで本を買って、音声読み上げを体験してみたいという方には、「Kindle Unlimited」がオススメです。
200万冊の本が、月々980円で全て読み放題になります。
1冊でも読めば、すぐに元が取れてしまいます。
今なら、初回30日間無料体験をやっているので、Kindleを試してみたいという方は、ぜひ体験してみてください。
すぐに、音声読み上げを試すことができます。
30日間の無料体験中に、解約してしまえば、月額の費用は一切かかりません。
Kindle Unlimitedの対象の本のラインナップは頻繁に変わるため、気になる本があった際にはすぐにダウンロードしておくことをオススメします。
ダウンロードしておけば、Kindle Unlimitedの対象から外れたとしても、そのまま読み続けることができます。
あとで読もうと思っても、気がついたら通常価格に戻っている本もたくさんあるので、注意しましょう。
Kindleの音声読み上げを費用をかけずに体験したい方は、Kindle Unlimitedの30日間の無料体験をお試しください。
iPhoneでKindleを音声読み上げをする時の注意点
ここまでiPhoneでKindleを音声読み上げする良さを書いてきましたが、もちろん完璧であるとは言えません。
いくつか、注意が必要なことがあるのは確かです。
たくさんのKindleを音声読み上げで聴いた中で感じる、デメリットは以下の3点です。
・機械的な読み上げなので、読み間違えもある
・画像があると読み上げが止まる時もある
バックグラウンド再生や画面をオフにすることはできない
音声読み上げは、表示されている画面の文字を読み上げる機能です。
そのため、読み上げている最中に、Kindle以外の他のアプリを開いたり、画面をオフにすることはできません。
移動中などiPhoneを操作する必要がない時は、読み上げはとても良い機能です。
しかし、iPhoneで別のことをしながらKindleを読み上げることはできないので、注意が必要です。
機械的な読み上げなので、読み間違えもある
そもそも「アクセシビリティ機能」は、視覚や聴覚、身体機能に障がいを持つ人が、iPhoneを使えるように設けられた機能です。
読み上げ機能は、文字の読み上げが困難な方向けに、iPhoneが文字を読み上げてくれるというものです。
そのため、iPhoneが機械的に読み上げるため、本来意図された読み方ではない、読み方をするときもあります。
これは一つの文字に対して、複数の読み方が存在する日本語だから起きる現象なので、英語のKindleを読み上げる際などは、読み間違いは発生しません。
特に、数字が出てきた時には、日本人の普通の読み方とは違う読みをすることがよくあります。
例えば、
- 2020年→「に、ぜろ、に、ぜろ、ねん」と読まれます
- 100万人→「いち、ぜろ、ぜろ、まんにん」と読まれます
などです。
決まったパターンで、読み上げているので、最初は少し違和感を感じます。
画像があると読み上げが止まる時もある
本の中に、挿絵など画像が挟まっていると、読み上げが止まる時もあります。
これは、本によって異なっているようで、画像が挟まっていても、全く止まらない本もあります。
画像のたびに止まる本に当たってしまったら、普通に目で読むのが良いかもしれません。
読み上げ機能で満足できない場合は、オーディブルを使おう!
Amazonオーディブルであれば、これらの3つのことをクリアすることができます。
オーディブルは、バックグラウンド再生や画面をオフにしても再生が可能です。
プロのナレーターが読み上げているため、読み間違えなどはありません。
オーディブルは、途中で再生が勝手に止まることはありません。
Amazonオーディブルは、30日間の無料体験することができます。
無料体験中に、好きな本を1冊無料でもらえちゃいます。
無料体験中に解約しても、もらった本はずっと聴き続けることができます。
オーディブルの無料体験で、タダで本をもらう方法は、下記のブログで解説してますので、まだ本をもらってない方はどうぞ。
まとめ
iPhoneで、Kindleの音声読み上げについて、書いてきました。
あくまで音声読み上げは、サポート機能なので、100%完璧に読み上げてくれるわけではありません。
しかし、耳が空いている時間を有効的に使うには、とてもオススメの読書法です。
私自身、何か作業をしている時や歩いている時、疲れてしまってやる気が起きない時など、Kindleの本をずっと音声読み上げしています。
全てをじっくり聴かなくて、何度も聞いているうちに記憶に定着してきます。
Kindleは手軽に買えるため、買ったままどんどん未読本が溜まっているという人もいるのではないでしょうか。
ぜひ、iPhoneの読み上げ機能で、読書を加速していただければと思います。
途中で紹介したKindle Unlimited、オーディブルは共に30日間無料体験をすることができます。
無料体験中に解約すれば、一切料金はかからずに利用することができます。


