『女性の一生』は誰かの面倒を見る人生!?女性こそ自立すべき理由

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女性の皆さんは、ご自身の一生についてどう思っているでしょうか。

女性は外で活躍しようとしたら、家の中のことが出来なくて、中のことを頑張ろうとしたら、仕事は出来ないなんて思っていませんか。

 

少し前の時代でしたら、白馬の王子様のような男性を見つけて、専業主婦として幸せな家庭を築くことが理想だったかも知れません。

しかし、時代はどんどん変わっています。白馬の王子様は、存在するのでしょうか。自立した女性が世の中で活躍する今の時代、白馬の王子様を見つけるより、女性自身が白馬を担いで、バキバキ頑張る方が良い時代ではないでしょうか。今の時代は、男性以上に女性の方が自分自身の自立を出来るように頑張るべきだと感じます。

精神的な自立と経済的な自立。どっちかだけ自立しているという人はたくさんいます。しかし、精神的な自立と経済的な自立の両方を兼ね備えた女性に、誰もが憧れるのではないでしょうか。

『女性の一生』は、春夏秋冬に例えられます。今回は、そんな女性の一生を考える話をご紹介いたします。

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今こそ見直したい!女性の一生

0歳~20歳 春の時期

春の時代

両親からたくさんの愛情を受ける春の時代。人生の中で唯一、誰かから面倒を見てもらう時代です。

春と言えば、入学式、始まり、青春のようなイメージです。

 

いろんなところで夢について聞かれます。幼稚園や、小学校では、お花屋さんになりたかったり、ケーキ屋さんになりたかったりいろいろな夢を語ったと思います。

仕事を夢に持つ人が日本人は、非常に多いです。

 

しかし、何になりたいかということだけを夢に持つのではなく、その経験をした後にどうなるかを考えなければいけません。例えば美容師になりたいという方だったら、そのあとに自分の店を持ち、どんな家に住み、どんな車に乗るかなど、そのあとの事まで夢に持つべきです。

そうでないと、就職した後に、理想と現実のギャップに耐えられず、仕事が続かなくなってしまいます。

夢に持ちやすい仕事は、理想と現実のギャップが物凄く大きい場合が多いです。

美容師の方の場合だと、40代を過ぎても美容師をやっている人は1割に満たないと言われています。

仕事の先の事まで夢に持ったり、プライベートのことを夢に持つと良いといわれています。

 

例えば、今の20代は車に乗ることを夢に持たない人が非常に多いです。

少し前の時代は、アメ車や外車を乗り回し、周囲から羨ましがられる大人が多かったです。しかし、今は夢を叶えた大人は、非常に少数派です。

子供は大人から非常に多くの影響を受けています。そして、いずれ子供たちは、私たちの年代を見て影響を受けるようになります。

少なくても、私たちは夢を見て、夢を叶え、子供たちに夢を与えられる存在になるべきだと感じます。

 

21歳~40歳 夏の時代

夏の時代

子供の時は、大人になることをドキドキ、ワクワクしたと思います。その待ちに待った大人になるのが、夏の時代。

多くの人が、22歳で大学を卒業して、就職をします。

 

入社して3年くらい経ち、25~28歳くらいで結婚適齢期と呼ばれます。

30歳くらいには、子供を出産したいと考える女性も多いでしょう。

もし、30歳で子供を産んだとしたら、子供が成人を迎えるのは、50歳の時になります。

この子供を産んでから、子供が成人するまでの20年間を育児期間と呼びます。

 

誰かに面倒を見てもらう春の時代は終わり、夏の時代は、自分の子供の面倒を見て、過ごす時間が増えていきます。

春の時代は、大人になることをワクワクしたと思います。

何故なら大人になると自由が待っているからです。門限もなくなります。お母さんに門限を決められることもなくなり、自分で遅く帰っても良いという自由があります。

お金が稼げるという自由もあります。両親からもらう決まった額のお小遣いではなく、自分で好きなだけ稼げる自由もあります。

 

でも、実際大人になってみてどうでしょうか。

たくさんの時間の制限があるのではないでしょうか。自分の時間は、本来自分で自由に使えるはずなのに、会社で上司などから帰ってはいけないと言われた経験はないでしょうか。もちろん残業もあるでしょう。休日出勤もあるかもしれません。

自分の両親でもない赤の他人である会社の人から束縛され、帰ってはいけないと言われ、自由な時間を奪われ、彼氏とのデートが出来なかった、大好きな友達との遊ぶのお誘いを断らなければいけなかったという経験もあるのではないでしょうか。

 

でも、中学時代や高校時代はきっとみんな大人になることを憧れていたと思います。

何故、子供の時は、大人になることを憧れていたのでしょうか。

友だちと遊びたかったからではないでしょうか。テレビを思う存分見たかったからではないでしょうか。ゲームもしたかったと思います。

 

なのに、大人になった時に、誰かの夢の一部のために頑張って自分の時間を失っていないでしょうか。

例えば、美容師だったら、その美容室にはオーナーがいます。そのオーナーは、そのお店を作ることが夢だったのでしょう。つまり、そのお店は、オーナーの夢なのです。そこで働く美容師は、オーナーの夢の一部として働いていることになります。

その夢を一緒に上手くいかせるという、オーナーのお手伝いをしているのです。

会社も同様です。会社は、創業者の夢の実現のために存在しています。多くの自分に課せられる目標は、会社の目標であり、社長や創業者の夢を実現するための目標です。

 

自分自身が子供だった時にやりたかったことなど、たくさんあったと思います。

結構、出来ていないことがたくさんありませんか?

 

洋服は、たくさん買えているでしょうか?好きなだけ買えているでしょうか?雑誌を見て、好きなだけ買いたいと思っていたのではないでしょうか?

高校生や大学生の時にアルバイトをしていた時のが、たくさんの洋服を買えていたのではないでしょうか?

ワクワクしていていた夏の時代。仕事ばかりではなく、楽しむ方法を探すべきだと感じます。

 

夏の時代に結婚する人も多くいると思います。

結婚すると、共働きか専業主婦かという二つのパターンに分かれます。

20世紀には、共働きをしている家庭は、ほとんどありませんでした。しかし、21世紀の今の時代はほとんど共働きだと思います。

 

時代は、変わっています。

20世紀は、

  • 経済:好景気
  • 退職金:8000万円はざらにもらえる時代
  • 雇用:終身雇用制度
  • 家:若いころから持ち家を持つ
  • 土地:自分の子供のために、土地を買う
  • 人口:子供は多い
  • 奨学金:頭の良い人たちが国立大学に行くために国からもらうもの(返済不要)
  • 医療費:高齢者は1割負担
  • 消費税:3%
  • 年金:払った額より多い額がもらえる

 

一方で私たちが暮らす21世紀は、

  • 経済:不況
  • 退職金:約2000万円もらえれば多い方
  • 雇用:終身雇用制度の崩壊
  • 家:持ち家を持たない人多くいる
  • 土地:子供の土地以前に自分の土地すら買えない
  • 人口:一人っ子が多く、人口は減っていく。老人の割合がどんどん高まる
  • 奨学金:子供が自分で返済するもの
  • 医療費:3割負担だが、将来的には10割負担になる可能性が高い(アメリカは10割負担。自己破産の理由のトップは医療費が払えないため。)
  • 消費税:5%⇒8%⇒10%⇒20%?
  • 年金:払った額よりもらえる額が少ない

 

20世紀と21世紀は全く違います。

ファッションは、時代と主に変わっていきます。ファッションに関しては、多くの人が時代に置いていかれないように必死に流行をキャッチしようとしています。

しかし、経済状況や時代の流れ、自分の生き方については、時代遅れの考え方をしていませんか?

ファッションは今の流行りと調和しようするのに、自分の人生を左右するような仕事や生き方、考え方や海外に行くか行かないかなどの、決定権を親に委ねていませんか。

昭和の時代の退職金を有り余るほどもらえた経験しかしていない人からアドバイスをもらうことは、非常に危険です。

 

20世紀は、一つの会社に長く務めることが美徳とされていました。それが、周りから見られる評価となった時代もありました。転職している人は、人間関係に問題があって一つの企業に勤め続けることが出来ない問題児と思われた時代もありました。しかし、それは、時代遅れの20世紀の考え方です。

21世紀は、履歴書にたくさんの価値のある経験をしてきた人が評価されています。むしろ、業績の悪い会社などに長期間いたら、転職という挑戦ができない人、自分の会社も状況も判断できないという低い評価をされてしまいます。

海外旅行だったとしても、たくさんの国でたくさんの価値観に触れ、たくさんの経験をしてきた人が評価されます。そうした人材が企業からも必要とされ、当然給料も高くなります。

 

もし、自分の旦那さんが、ガラケーを開発していたら、心配になるのではないでしょうか?しかし、10年前は、全員がガラケーを持っていました。10年前のヒーローだった職種が、今の時代も活躍しているとは限りません。

たった10年ですが、時代は大きく変わりました。時代の流れを感じ取れる人しか、これからの時代を生き抜いて行くことはできません。

 

41歳~60歳 秋の時代

秋の時代

秋の時代は、非常に厳しい時代で、『女の三重苦』と呼ばれます。

  1. 旦那のリストラ、旦那の給料
  2. 親の面倒、介護
  3. 子供の学費

 

自分が秋の時代におばさんになれば、自分の旦那さんもおじさんになります。仮に自分や自分の旦那さんがリストラの対象になってしまったら、次の会社で活躍するのが少し難しくなってきます。少なくとも、若い人に比べたら、転職の難易度は上がってきます。

 

自分が40歳、50歳になってきたら、自分の両親も70歳、80歳になっていきます。

親の面倒は誰がするのでしょうか。

旦那さんがしてくれるでしょうか。

残念なことに、ほとんどの場合、親の面倒を見るのは、女性の仕事になります。

それぞれの両親が2人ずついるので、4人の面倒を見るのが、女性の仕事になってしまいます。

 

子供の学費は、幼稚園3歳から大学卒業までの19年間、全て国公立に通った場合でも、約1000万円かかります。幼稚園3歳から大学卒業までの19年間、すべて私立に通ったとすると、総額約2500万円ほどかかります。

これは、1人あたりなので、子供の人数が増えたら当然増えていきます。

もし、子供2人を私立に通わせようと思ったら、約5000万円も用意しなければいけないのです。

 

『子供の夢は、親の経済力』と言われます。

子供が大きな夢を持って、何か頑張りたいと言ったら、どうしてあげたいでしょうか。親が予算を持っていないことが原因で、子供に適当な言い訳をして諦めさせたりはしたくないはずです。

子供が何か夢を持った時に、それに協力できる予算を持った女性に誰もが憧れるはずです。

 

子供がフィギュアスケートをやりたいと言ったらどうでしょうか。

習わせるためには、年間1000万円ほどかかると言われています。

もし、自分に経済力がなかったら、子供を諦めされるような言葉をかけたりしてしまうのではないでしょうか。

その経済力を女性が持っていたら、非常に素敵なことなのではないでしょうか。

 

旦那さんがリストラされてしまったら、どうでしょうか。

その時、パートなどの、非正規雇用で働いていたら、旦那さんのことを責めたりしてしまうのではないでしょうか。

「いつまでいまのところで働けるのか」「給料はどうなるのか」「次の会社はあるのか」など、旦那さんを質問攻めにしてしまうのではないでしょうか。

もし、女性が自立していたら、何も困ることはありません。

 

自分の両親の体調が悪くなったらどうするでしょうか。

会社を休みたくても、休んでる間に仕事を頼める人もいなければ、給料を考えると長期間は休めないのが現実ではないでしょうか。

もし、両親が余命数ヶ月と言われたら、今まで行けなかった旅行に一緒に行ったり、最後の最後まで傍に寄り添ってあげたいはずです。

しかし、会社という雇われている身では、それもなかなか難しいです。

 

61歳~80歳 冬の時代

冬の時代

60歳以降は、旦那さんが定年退職をむかえます。ご自身も正社員として働いていたら、当然定年を迎えるでしょう。

40年間仕事一筋で進んできた男性が会社を辞めたらどうなるでしょうか。

仕事がない、行くところがない、給料がない、お金がない、趣味がない、友だちもいない。

そんな旦那さんがずっと家にいたら、どうでしょうか。一日三食食事を作ると考えたらどうでしょうか。

自分が出かける度に、旦那さんから「どこにいくの?」と聞かれたらどうでしょうか。現実逃避もしたくなると思います。

 

今は、ラブラブの若いカップルなら、老後はクルーズ旅行をしたり、のんびりラブラブな老後を迎えられると考えるかもしれません。

ハワイでスローライフすることに憧れるかもしれません。

しかし、現実をしっかり見たら、そうした優雅な老後は、今すぐに準備に取りかからないと実現不可能なことがわかります。

 

20歳から60歳まで収入がある40年間があります。そして、60歳から80歳、90歳までの約20年~30年間収入のない時期があります。

しかし、収入のある40年間で毎月5万円貯金を出来る人はどのくらいいるでしょうか。

もし、それが出来たとしたら、60歳の時には、2400万円の貯金ができます。

一見2400万円という数字を大きいと思うかもしれませんが、それを30年間で使おうと思ったら、月々使える額はたったの6万円です。

年金が2,3万円もらえたとしても、10万円弱の金額しか毎月自由に使うことはできません。

 

その時には、きっと孫が出来ているはずです。孫にプレゼントなども買ってあげたいと思うはずです。

今までたくさん手作り料理を作っていたから、外食にも行きたいはずです。

仕事も一生懸命してきたから、旅行も行きたいはずです。

でも、貯金と年金併せてたった10万円じゃ、これらのことは実現不可能です。

 

では、どうするかというと、自分が定年したあともパートをして生きていくしかないのです。

自分のお母さんが70歳、80歳になっても働かせるでしょうか?

残念ながら、日本だったら、働けるところはあるはずです。

スーパーマーケットは24時間ひらいているお店が珍しくなくなりました。そのスーパーでは、いつもレジは長蛇の列です。その理由は、冬の時代の人がレジをやっていることがすごく多いのではないでしょうか。

会社やデパートなどの掃除や、ホテルのベッドメイキングなどをされている方も多くいます。

冬の時代には、女性働く場所がたくさんあります。しかし、男性が、老後に働ける場所はほとんどありません。

でも、働く場所と働く時間をあったとしても、皆さんは働きたいでしょうか?旦那さんに働かせたいでしょうか?

 

年齢や世代は様々かもしれません。しかし、冬の時代が来る前にその備えをしなければなりません。そして、その準備を始めるのは、早ければ早いに越したことはありません。出来れば、20代から始めたいものです。

 

夏の時代は子供の面倒を見て、秋の時代は親の面倒を見て、そして冬の時代は旦那さんの面倒を見る。

こうやってみると、女性は自分の人生を生きているはずなのに、誰かの面倒をずっと見ていかなければいけないのです。

確かに誰かの面倒を見るといっても、みんな自分の家族です。家族の面倒を見ることに、幸せを感じることでしょう。しかし、誰かの面倒を見る”だけ”では耐えきれないと思います。

若い時にキラキラと仕事をしていた自分も自分であり、子供ができてママの自分も自分です。

若い時は、華として飲み会の席に呼ばれますが、40歳になったら華としては呼ばれません。

社会では、女性が仕事で必要とされるところは、だんだんと少なくなってきます。

子供が出来て、ママ友と会っていても、決して自分の名前では呼ばれません。「○○ちゃんのママ」「○○くんのお母さん」という呼び方になってしまいます。

しかし、20歳だろうと80歳だろうと女性は女性ですし、女性として、輝ける場所が必ず必要です。誰かの影に隠れる人生、誰かの世話を見る人生ではなく、自分が自分らしく自立して、輝ける人生を誰もが望むはずです。

 

野菜や魚に旬があるように、女性の一生にも旬があるとしたら、きっと「夏の時代」のはずです。夏の時代は、季節で言ったら、誘惑も多いし、遊びも多いはずです。

しかし、周りの女性は夏の時代に何をしているでしょうか。何をしてきたでしょうか。

就職活動して、仕事をして、仕事一筋で頑張って、旦那さんを見つけて、子供が産まれたら育児をして、あっという間に年を取っていくことに気が付いているでしょうか。

 

若いころにワクワクしていた大人、人間が旬である夏の時代にやらなければいけないことは、きっとたくさんあるはずです。

夏の時代なら、ハワイ旅行に行こうとしたら、どんな水着を買いに行こうかワクワクするはずです。しかし、冬の時代の60歳以降でハワイに行こうとしても、水着を探してワクワクするということはないはずです。

今しかできないことがたくさんあるはずです。全ての人の共通することは、今が一番若いということです。今が何歳であろうと、今が一番若いのは一緒です。

 

夏休みの宿題があったとしたら、8月31日に全部終わらせるか、7月中に全て終わらせるか。

7月中にすべて終わらせて、残りはすべて遊びたいと思うはずです。

人生に終わりのある宿題があるとしたら、一日も早く終わらせて、女性の三重苦などに悩まず、自分らしい人生を歩んで行きたいと感じるはのではないでしょうか。

 

東京アキバ読書会は、自立した女性を目指したい20代が多く参加しています。少しでも、輝いた人生を送りたいと感じる人は、ご気軽にご参加下さい。

 

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