読書会を主催していると、読書会は「読書好きな人の集まり」で、読書をあまりしない人は、自分が参加したら場違いなのではないかと感じ、参加してはいけないと思われている方がいるように思います。
しかし、読書会は読書好きな人のみの集まりというのも大きな誤解であると言えます。
なぜなら、読書会は、読書習慣をこれから付けるために最も適した方法ですし、これから転職や起業をしたいという人にもメリットがあります。
現に、読書会に参加する前まではほとんど読書をしたことがなかったのに、読書会に参加することで、読書習慣が身につき、人生が大きく好転したという人もたくさんいらっしゃいます。
もし、読書会には興味があるけど、自分は読書をしないから周りと浮いてしまうかも知れないと不安に感じ、読書会に参加する一歩が踏み出せないという方は、是非安心してまずは一度読書会にご参加いただければと思います。
読書会は、読書好きだけのものではない
確かに、読書会に参加される人の多くは既に読書を日常的にしていますが、そうでない方もたくさん参加されております。
読書習慣を付けるには、読書会が最適
読書をあまりしない方が、読書会に参加する理由として、一番多いのがこれから読書の習慣をつけたいという方です。
読書をする習慣がないという方、読書をなかなか習慣にできない方のほとんどが、読書のメリットがわからない、どんな本を読んだら良いかがわからないという方です。
読書のメリットについては、下記のブログをご参照ください。
どんな本を読めば良いかわからない方が、何故読書会に参加すべきかと言えば、読書会で他の方が紹介する本の中に読書初心者の方にオススメの本や、他の参加者、主催者から読みやすい本を紹介してもらうことができるからです。
本屋で自分一人で良い本を探そうと思っても、膨大な数の本が売られている本屋さんから、良著を探し出すのは至難の技です。
また、インターネットの書評などを参考に良い本を探すという手もありますが、インターネットですと書き手の方に質問をすることが出来なかったり、本当に自分が読んだ方が良い本の判断がつかなかったりもします。
読書会でしたら、オススメの本について、質問することが可能ですし、今の自分の好みや現状からオススメの本を探してもらうこともでき、本当にあなたにあった本に出逢える確率が格段に高いのです。
同世代の読書会だからこそ、あなたにピッタリの本に出逢える
東京アキバ読書会は、20代・30代前半の若手社会人中心で読書会を開催しており、同世代が読んでおきたい本や、読むべき本がたくさん紹介されます。
年齢制限を設けず開催している読書会ですと、年の離れた人が多く参加しており、そうした人たちが紹介する本と今の自分に適した本は違うということが多々あります。
新入社員の人や社会人歴数年の20代の人と、50代・60代の会社では管理職や役員の人たちが読むべき本は当然異なってきます。
また、時代背景が違うため、趣味趣向も異なり、小説や文学作品などでも、自分には合わないということは珍しいことではありません。
20代、30代前半の若手社会人中心の読書会のため、他の同年代の人がどんな本を読んでいるのかということを知るだけでも、大きな刺激を受けるはずですし、とても参考になります。
世代間ギャップからくる本の選別基準の差が発生するということがないため、あなたにあった本が必ず見つかるはずです。
就職活動・転職活動で聞かれる「最近読んだ本は、なんですか?」
就職活動や、転職活動で、必ずと言って聞かれる質問の一つが、「最近読んだ本は、なんですか?」という質問です。
普段、本を読んでいない人にとっては、それまでの面接がうまく言っていても、一気に地獄に突き落とされたかのようにドキドキしてしまう質問です。
また、本を読んでいる人でも、小説などを答えて良いのかなと不安になってしまうことでしょう。
仮にうまく答えられたとしても、何故その本を読もうと思ったかと質問され、「本屋でたまたま見かけたからです」と答えるのは、少し説得力に欠ける答えだと思います。
しかし、読書会に参加し、読書会で紹介されている本であれば、「読書会に参加しており、他の読書会の参加者の方から紹介です」と答えると周りのライバルたちとは、ちょっと違った印象を面接官の方に与えることができるはずです。
また、読書会では、紹介された本に関連づけて、本の背景や周辺知識、著書の他の作品などが紹介されることもあるため、付け焼き刃的な読書知識ではなく、体系的に知識を身につけることができます。
本を読んだだけでは、どうしても本の内容も記憶に残りにくいですが、読書会で他の方の発表を聞いたり、自分で紹介してみることで、本の内容がしっかりと記憶に残っていきます。
面接で急に質問されたとしても、読書会の経験があると格段にわかりやすく本の紹介を、面接官の方に伝えることができるのです。
読書会は、決して「読書好きの人たちのもの」ではありません。
読書好きな人はもちろんのこと、これから読書をしたい人、読書の習慣をつけたい人、読書について知りたい人、就職・転職対策として読書をしたい人にとってもメリットがあるのです。