【書評】『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』|ROLAND

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「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か。」

この名言を聞いたことがある方も多いと思います。

今やホスト、ファッションモデル、タレント、実業家として活躍し、現代ホスト界の帝王とも称されるローランドさんの名言です。

テレビや雑誌などでも見ることが多くなったローランドさんは、言葉の魔術師と思えるような巧みな言葉たちで数々の人を魅了してきました。

たくさんの名言を持つ、ローランドさんの初の著書で、読んでいる人たちのやる気を掻き立てるような名言の詰まった一冊をご紹介いたします。

俺か、俺以外か。ローランドという生き方|ROLAND

ローランドさんのファンという方もいれば、何故ホストがこんなに人気なんだ?と疑問を持つ方もいるかもしれません。

正直、本書を読んで、ローランドさんを誤解していたというのが率直な感想で、ローランドさんほど努力できていない自分を情けなく感じた一冊です。

 

本書は、次のような方にオススメです。

icon-check-square-o ローランドさんのファンの方
icon-check-square-o 大きなことに挑戦したい方
icon-check-square-o 一歩を踏み出す勇気がない方
icon-check-square-o 何故ローランドさんが注目されているか疑問な方
icon-check-square-o 今の仕事に疑問を感じる方

 

ローランドさんは、1992年7月27日生まれのAB型で、東京都出身。

幼少期からサッカーに明け暮れ、特待生で入学した帝京高校では、全国選手権大会予選の決勝まで勝ち上がった輝かしい実績をお持ちです。

ホストという仕事柄、高校の時から遊んでいたのではないかと感じる方も多いかもしれませんが、高校時代は周りの友達が遊んでいる間も、デートをしている間も、サッカーボールだけを追いかけ続けてたと言います。

しかし、人生をかけて追いかけ続けたプロサッカー選手という夢は、全校選手権大会の予選敗退という厳しい現実とともに儚くも散っていきます。

 

周りに流されて、入学した大学の入学式で、退学を決意。

18歳から新宿歌舞伎町で、ホストという道を歩み始めます。

22歳で史上最高額の移籍金で移籍し一躍ホスト界で有名になり、25歳でKG-PRODUCE取締役に就任、その後、2018年のバースデーイベントでは6000万円以上の売上を記録し、歴代売上最高記録保持者に。

しかし、この栄光を掴み取るまでには、様々な困難を乗り越え、一時はコンビニのパン一つだけで生活していた時もあったと言います。

 

ローランドさんは、努力で全てを手に入れた人であることを感じていただける本だと思います。

そして、誰よりも自分に厳しくとにかくストイック。

2019年3月11日に発売された本書の印税は、全てカンボジアの子ども達の育英と東日本大震災をはじめとした日本各地の復興のために全額寄付されると言います。

何故、カンボジアも含まれているかは、本書の中で明かされています。

 

 

この先は、本書の中で紹介されている一部の名言をご紹介しておりますので、ネタバレが嫌な方は本書をお読みになってから、ご覧ください。

 

世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か

ローランドさんの一番の名言とも言える言葉です。

ホストの頂点に立ってから言われた言葉と思われるかもしれませんが、実は幼少期の頃から頻繁に使っていたと言います。

「◯◯系」やら「◯◯タイプ」などとカテゴライズされて生きていくことが嫌で、自分は特別な人間であり、どこにも属さないし属したくないと感じたことから、自然とこの言葉を使うようになっていたと言います。

「俺以外」として生きるほうが何倍も楽だろう。

周りと同じでいい。カテゴライズされた中の一人でいいという感覚は、ぬるま湯のようで楽なのかもしれない。

でも俺は、どんなに楽で居心地が良かろうと、「俺以外」として人生を歩んでいくのは嫌なんだ。

きつくても、つらくても、どんな犠牲を払ってでも、唯一無二の「俺」でいたい。

ドッペルゲンガー達もお手上げになるほど、唯一無二の「俺」でいたい。

ROLAND|俺か、俺以外か。ローランドという生き方

 

100人が100人ダメと言っても、その100人が全員が間違えているかもしれないじゃないか

多数決の多い方が正しいという日本人的な発想がいかに危険なものかを気がつかせてくれます。

多い方が正しくて、少なかったら間違っているということは決してないのです。

 

ローランドさんは、この名言について、金銭感覚について述べています。

たとえば、「金銭感覚がおかしい」という言葉。

俺は、努力不足の人が開き直っている言葉にしか聞こえないから嫌いだ。

世の中の割合で言えば、金持ちとそうでない人は、そうでない人のほうが多い。

必然的に多数決を取れば、金持ちではない人のほうが勝るわけだ。

多数決で多いから正しいのだと考えて、金持ちの金銭感覚を「違っている」と揶揄するのは、おかしくはないか?

冷静に考えれば、稼いだぶん使っているだけなのだ。

ROLAND|俺か、俺以外か。ローランドという生き方

 

偉業を成し遂げた人も、目指し始めた当初は誰も味方になってくれず、会う人全てから否定されるということはよくあることです。

ローランドさん自身も、入店初日に「歴史を塗り替える伝説のホストになる」と宣言したものの、100人が100人できないと断言したと言います。

しかし、その数年後、その100人全員が間違っていたことが証明されたのです。

 

もし、自分が挑戦しようとすることを多くの人から否定されたとしても、その人たちが間違っていたということを証明するために努力を積み重ねていけば良いだけなのです。

 

金で買えないものの価値は、金で買えるたいていの物を手にして初めてわかる

「人生お金が全てじゃない」という人がよくいますが、そのほとんどが大したお金も持っていません。

お金を持っている人たちは、お金があれば出来ることの価値の大きさを知っていますし、お金で買えないものの価値を知っているのです。

お金を持っていないにも関わらず、「人生お金が全てじゃない」と言っている人たちは、ただの偽善でしかありません。

「貧乏人に貧乏人は救えない」という言葉があるように、その人達は、周りの人たちを助けることすらできないのに、自分がお金を持っていないことを肯定しようと都合の良いことを言っているに過ぎないのです。

お金より大切なものは、たくさんあると思っている。人生、お金がすべてではない。

それに気づけたのは、皮肉にもお金を手にしてからだ。

よく聞く「お金より大事なものはたくさんある」というセリフ。そのセリフを口にする人の大半は、お金を持てないことへの開き直りだったりするのではないか。

努力不足の自分を正当化するために、そう自分に言い聞かせているのだ。

大金を手にしたことがないのに、金のある生活の中身なんてわかるはずがないんだ。

見ていない映画のレビューを書こうと思っても、書けないのと同じ。

それを、実際にお金を持つことで気づけたのだ。

ROLAND|俺か、俺以外か。ローランドという生き方

 

まとめ

まだまだご紹介したい名言はたくさんあるのですが、続きは本書でお確かめください。

一冊を通して、ローランドさんの情熱、ストイックさ、そして真っ直ぐな気持ちが伝わってきます。

一見完璧に見えるローランドさんも、頂点を手にするまでに幾度とない困難を乗り越えてきたからこそ、今があるということを知り、希望を持てる方も多いはずです。

今の日々に何か不満を感じる方は、きっと次の一歩を踏み出す勇気をもらえるように感じます。

 

「たくさん嘘をついてきたけれど、自分に嘘をついたことはないね。一度も」

 

恥ずかしながら、今までさんざん人に嘘をついてきた。自分を守る嘘もあれば、人のためについた嘘も。数えたらキリがない。

だけれども、断言できることがある。 自分に噓をついたことは、一度もない。

ある商品に一目惚れしたとする。

だが、値札を見るとびっくりするほど高い。

そんなとき、たいていの人は自分を騙そうとする。

「どうせ買っても使うことはないだろう」

「よく見たら、そんなにたいした物じゃないではないか」

「維持費は?」

そんなどうでもいい理屈を並べて自分を丸め込み、あれはいらない、俺は欲しいなんて思っていないと自分に噓をつき、自分自身を騙す。

(中略)

欲しいものはすべて手に入れに行く人生のほうが楽しいに決まっている。

これが欲しい。

この人と付き合いたい。

こんな生活がしたい。

そう思ったら、残念ながらそれが事実だ。

ROLAND|俺か、俺以外か。ローランドという生き方

是非、自分に嘘をつかず、自分を騙すのではなく、素直にその道を目指して欲しいと思います。

きっと本書はあなたの理想を追い求める背中を押してくれるはずです。

 

 

本書は、インスタグラムでもご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

 

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