皆さんは、今日やることは、本当に心の底からやりたいことでしょうか?
明日やることは?一週間後にやることは?一年後にやることは、あなたがやりたいと思ってやろうとしていることでしょうか?
多くの人は、人生の中で最も大事な時に、自分がやりたいこととは別のことをやっていると言います。
自分が本当にやりたい仕事、仲の良い仲間で思いきり楽しむ、両親への感謝、大切な家族と過ごす時間のほとんどを犠牲にしています。
そのかけがえのない時間の代わりにほとんどの人は、やりたくもない仕事、乗りたくもない満員電車、答えのない会議、誰も読まない報告書の作成、朝から晩までエクセルファイルとアウトルックのメールと睨めっこ、終わりの見えない残業に時間を費やし、挙句の果てに昼食を食べる時間まで会社に決められ自分では決められません。
あなたは、今日が人生最後の日だとしたら、なにをしていたいですか?
「一生懸命、メールをチェックしていた」「人生最後に乗った乗り物は満員電車だった」「資料作成に情熱を注いだ人生だった」
そんな風に周りから思われるのは、誰も望まないと思います。
しかし、ほとんどの人がそのように思われる人生を歩んでいます。
スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式でした有名なスピーチの中で次のように言っています。
もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?
それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要がある。
TIME誌によると、平均して人は一日に110回スマートフォンの画面を確認するそうです。
多い人だとなんと一日900回も確認するとのことです。
ニューヨークタイムズ紙が、世界中の1万2000人のビジネスマンを調査した結果、多くの人が充実した職場ではないと回答した。
最も驚くべきは、約70%の人が、戦略的だったり創造的なことを考える時間がないということでした。
人生を見つめ直す7つのステップ
ベストセラー作家のグレッグ・マッケオン氏が親しい友人との会話を記事をブログに書いています。
その友人は現在完治していますが、過去に腎臓がんを患い、それが人生を見直すきっかけになったそうです。
マッケオン氏は、その友人が死に直面していた時に自ら問いかけていた質問を聞きて、誰もが実践できるような形にアレンジしました。
みなさんもご自身に問いかけてみてください。
1.可能であれば、ゆっくりとした時間の流れを感じるような自然の中に身をおくこと。現代社会の喧騒とした日々から一旦離れること。
2.『もし、あと1週間しか生きられないとしたら、何をするか?』という質問を紙に書き、10分間考えて答えを書く。
3. 『もし、あと1ヶ月間しか生きられないとしたら、何をするか?』という質問を紙に書き、10分間考えて答えを書く。
4. 『もし、あと1年間しか生きられないとしたら、何をするか?』という質問を紙に書き、10分間考えて答えを書く。
5. 『もし、あと5年間しか生きられないとしたら、何をするか?』という質問を紙に書き、10分間考えて答えを書くこと。
6. 『もし、人生が1度しかないとしたら、何をするか?』という質問を紙に書き、10分間考え答えを書く。
7. 最後に、『現実をこれらの自分の答えにより近づけるためには、今週の日常生活をどのように設計すれば良いか?』を考えながら、上記の書いた答えを10分間すべて読み返す。
まとめ
世の中は、非常にめまぐるしく変化していますが、チャンスや機会に溢れています。
しかし、チャンスは分かりにくいところからくるものです。
チャンスを掴んでいくためには、物事をシンプルに考える必要があります。
物事を複雑にしてしまっているのは、紛れもない私たちです。
あれこれやろうとして、結局本当にやりたいことはできないまま。
周りと同じことをする、楽しくないけど大きな挑戦はせず平均的なことをする。
今回紹介したものは、「限られた人生のなかでなにをするか?」というもので、本当に自分がやりたいことを考えるのに非常に役立ちます。
多くの人は、死の間際になって自分の人生について考え、多くの人が後悔をするそうです。
「本当にやりたいことが出来なかった」「もっといろんなことをしておけば良かった」そして、「もっと人生のことを真剣に考えておけば良かった」と。
後悔しない人生を歩むためにも、この7つのステップを実践してみることをオススメします。
あなたの時間は限られている。だから、他人の人生を生きて時間を無駄にしてはいけない。
周りの目を気にしても、他人を羨ましがっても、仕方がない。
それよりも、自分が楽しく生きるにはどうすればいいかを考えるべき。
本田 直之
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