普段から本を読んでいるでしょうか?
もし、本を読むという方は、読んだ後どうしていますか?
読んだだけで、終わりにしていませんか?
それとも、その本をアウトプットしていますか?
もし、アウトプットをしていないという方は、是非今回紹介する本を一度お読みになることをオススメします。
今までしていた読書は、実はとてももったいない読み方をしているかもしれません。
アウトプットをすることで、あなたが普段している読書が何倍もの効果を生むようになります。
読書は「アウトプット」が99%|藤井孝一 著
本のアウトプットの重要性について書かれた本をご紹介いたします。
本書の中では、著者は、一番言いたいことについて、はじめにの中で触れています。
「本は読む(インプット)だけでなく、『アウトプット』することで、もっと血となり肉となる」
つまり、アウトプットすることで、インプットだけの時よりも自分のモノにできるとのことです。
本書の中で、アウトプットとは下記の3つのことを指しています。
- 話す⇒話すことで、頭の中で考え、また耳で聞くことにもなるので、読むだけの何倍も頭に入ります。
- 書く⇒書くということも、記憶に残りやすくなるのはもちろんのこと、読み返すことが出来るので、自分の備忘録にもなります。
- 行動する⇒特にビジネス書は、読むだけでなく実践することで自分の力になります。本に書いてあることの全部を実行することは不可能ですが。せっかく読んだ本は、その中に書いてあることの1つでも2つでもいいので、実践するようにしましょう。
アウトプット⇒インプット?アウトプットが大前提!
恐らく、多くの人がアウトプットしようとしても、何を伝えればいいかわからないのではないでしょうか?
読んだ本について、友達に「その本どうだった?」と聞かれた時に、すぐに「●●って書いてあって、それが○○のように感じて、△△なんだよね!」とすらすら言えることは、少ないのではないでしょうか?
「読んだけど、何が書いてあったっけ。。。」ってなってしまうことのが多いのではないでしょうか?
多くの人は、本を読んでからアウトプットすること考えるので、なかなかうまくアウトプットできません。
その順序を入れ替えることで、アウトプットすることが楽になります。
つまり、『アウトプットするために、インプットする。』としてみることです。
アイディアを見つけられるのは、本を読みながら「この本を何に役立てるのか」というアウトプットを考えている人だけなのです。
本を読んでいる時に、
- ここは、あの仕事に活かせるかも!
- ○○に困ってる友達がいたから、ここを教えてあげよう!
- こういう本を他の人にも知ってほしいから、ブログに書こう(読書会に参加して紹介しよう)!
と言ったことを考えながら読むべきなのです。
アウトプットすることを前提にしていると自然と重要なところは、覚えるようにしようとか、紹介する時にどのように話そうかということを考えるので、答えや参考になるところを特に注意しながら読むことが出来るため、効率的に読むことが出来ます。
まずは3週間、読書を続ける
既に本を読む習慣のある人は、そのまま読んでいただければ良いと思いますが、本を読む習慣のない人は、まずは3週間本を読むことを続けてみてください。
人間は、3週間同じことを続けると習慣になると言われています。3週間続けると、だんだんと本を読まない自分が気持ち悪くなってきます。
しかし、一気に読もうとすると、人間の防衛本能であるホメオスタシスと呼ばれる現状維持機能が働いて、一気にやる気がなくなってしまうので少しずつ、徐々に徐々に読むことをおすすめします。
とは言っても、本を読む時間がないという人もいると思います。そういう人は、本を読む時間をあらかじめ決めることが大切です。
例えば、
- 電車の中ではスマホは見ないで本を読む(電車の最初の5分はスマホで、残りは本を読む)
- 布団に入ったら、どんなに疲れていても、最低10ページは本を読む
- 友達との待ち合わせは10分前に到着して、本を読む
- 週末は一人でカフェにいって本を読む時間を必ず作る
など、自分でルールを決めるのが大事です。
時間が出来たら本を読もうという心構えでは、ずっと本は読めないままです。
本を読むために時間を作ろう!と、時間をコントロールすることが大事です。
大企業の社長や経営者、独立して事業を行っている人、出世している人たちは、ほぼ例外なくたくさんの本を読んでいます。その人たちは、非常に忙しいですが、必ず自分で時間をコントロールして本を読む時間を、生活の中に組み入れています。
また、本を読む習慣がある人は、常にカバンの中や枕元に本があります。カバンの中に本を入れておけば、何かを取り出す時に必ず本が目に入りますから、本のことを思い出すことが出来ます。
読書会などアウトプットするところへ行こう!
本書の中では、読書会に参加すること、もしくは主催することをおすすめしています。読書会は、アウトプットする理想な環境です。
この読書会は非常に有意義で、ほかの参加者が進める本を読んでいなくても、プレゼンによって疑似体験できるので、1冊読んだときと同じ程度の情報を手に入れられます。初めて知る本や、読んでみたくなる本もあり、ますます読書の幅が広がるというメリットもありました。(中略)そこまで意識していたわけではありませんが、この読書会を通じて、要約力、コメント力、プレゼン力という仕事に直結するスキルが伸びるという効果がありました。
また本を読む人が集まるため、同じ趣味や考えを持っている人や、意識の高い人と出逢うチャンスだと思います。
読書会の得られる能力としては、
- 要約力
- コメント力
- プレゼンテーション力
があげられます。
また、読書会に参加する準備をしているときに、本の内容をメモにまとめたりすれば、最初にあげた、『書く』というアウトプットをすることにもなります。
また、普段自分では手に取らないような本と出遭うことがあり、新たな発見があることも多いです。
読書会に参加することは、一石二鳥どころか、三鳥や四鳥にすることが出来るのです。
まとめ
東京アキバ読書会は、20代社会人中心の読書会を毎週開催しております。
年間500名を超える方にご参加いただいており、最近では全国各地から読書会にご参加いただいております。
初めて読書会に参加する方や、初めて朝活に参加するという方が、毎回多く参加されております。
読書会は、読書をアウトプットする最初に機会にぴったりの環境だと思います。
地方から、わざわざ読書会のために東京に来られている方もおり、毎回とても高い満足度と感謝の声をいただいている、東京トップクラス・最大級の読書会です。
まずは、気軽な気持ちで、東京アキバ読書会に参加し、読書のアウトプットするという経験を、体験してみてください。きっとクセになる楽しさを感じられると思います。