ペイパル・マフィアって?
ペイパル・マフィアという言葉をご存知でしょうか?
このペイパル・マフィアと呼ばれる人々が世界をも変えようとしているのです。
PayPal(ペイパル)とは、電子メールアカウントとインターネットを利用した決済サービスを提供するアメリカの企業である。PayPal口座間やクレジットカードでの送金や入金を行う。
引用元:Wikipedia|http://ja.wikipedia.org/wiki/PayPal
日本では馴染みが薄いかもしれませんが、PayPalは190の国と地域で利用でき、21通貨以上に対応しています。
また、2011年2月現在、世界中で2億2000万のアカウントが開設されている世界を代表する決済サービスを行う企業です。
PayPalは、ピーター・ティール、マックス・レフチン、イーロン・マスク、ルーク・ノゼック、ケン・ハワリーの5人によって、1998年にアメリカで創業されました。
しかし、2002年、オークションサイトを運営するeBayによる買収をきっかけに多くの優秀な人材が流出。
その、PayPalの創業当初に関わっていた人たちを、彼ら自身はペイパル・マフィアと呼び、今や数多くの世界を代表する企業が彼らによって作られています。
近年、シリコンバレーでは起業に関して『ある定説』があるそうです。それは「1社目の成功は運。2社目が成功したら実力」というものです。
その2社目を成功させた、ペイパル・マフィアのうち日本でも有名な企業を立ち上げた4名を、本日はご紹介。
ペイパル・マフィアの実力
イーロン・マスク
スペースXの共同創業者、テスラモーターズCEO。イーロン・マスク氏は人類の未来を繋ぐため、「火星へ100万人規模の移住が必要である」と主張し、スペースX社では壮大な挑戦を続けているという。マスク氏によると、「2026年までには、スペースX社が手掛ける宇宙船で人類を火星に連れて行くことができる」とのこと。アイアンマンのモデルともなった人物。資産は、2014年7月時点では110億ドルとされている。
リード・ホフマン
LinkedIn創業者。LinkedInは、2003年5月にサービスを開始した世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス。2014年8月現在の登録ユーザーは全世界で3億1300万人を超え、日本では、現在100万人以上が会員登録をしている。転職やキャリアアップを目指す人では、知らない人がいないくらい日本でも有名なサービスになっています。
チャド・ハーリー
YouTubeの共同創業者・元CEO。知らない人はいないほどの動画サイトのYouTubeを創業。元々デザイナーとして、PayPalに入社したチャド・ハーリーは、PayPalのロゴ、YouTubeのロゴのデザインをしました。
ジェレミー・ストップルマン
Yelp!創業者。Yelp!は、地元の店舗など小規模ビジネスに関して、ユーザーによるコメントや批評を公開するソーシャル・ネットワークワーキング・サービス。2014年4月に日本にも上陸し、食べログやぐるなびを脅かす存在となっています。一ヶ月あたり1億3000万人以上のユニークユーザーがいる海外では大人気のサイト。
大きな夢
彼らが、PayPalの大成功の後に、これほどまでに多くのサービスを世に送り出せるのは何故なのでしょうか?
一つが、PayPalの創業当初のスローガンなのかもしれません。
PayPalの創業者のティールとレフチンたちは、「PayPalを通じて世界の金融システムを根本から覆すこと」を夢描いていたとのことです。
彼らが掲げたスローガンは「世界を乗っ取れ」だったそうです。
これほどのまでの大きな夢を持っている人はなかなかいないと思います。
しかし、「散歩ついでに富士山に登った人はいない」という言葉にあるように、目標や夢がなければ決して成し遂げることが出来ないことはたくさんあります。
毎日なんとなく過ごすのではなく、小さくても明確な目標や夢があると毎日が少し前向き過ごせるように思います。