多くの人が、時間を忘れてゲームに熱中したことがあると思います。中でも、ドラゴンクエスト(通称:ドラクエ)に夢中になったという人は、世界中にたくさんいると思います。
両親に、もうゲームを止めなさいと言われてもやり続けた日があると思います。
自分がこのゲームの主人公だったらどんなに楽しいだろうか、ずっとゲームをやれる人生ならいいのに、このまま大人になりたくない、、、そんな風に思ったことが一度くらいは、あると思います。
しかし、あなたの今の日々の生活はどうでしょうか?
ドラゴンクエストより、白熱できる人生になっているでしょうか?
思い出して欲しい。
ドラゴンクエストに熱中していたあの熱い日々のことを。
世界平和を取り戻そうと、一人、荒野に乗り出し、行く手を阻む敵との戦いに手に汗握り、時間を忘れ、寝食も忘れて、徹夜でゲームに没頭したあの熱い日々のことを!
さて一方、今のあなたの人生は、どんな具合だろう?
ドラクエのように手に汗握る、ワクワクドキドキの人生になっているだろうか?
え!?
毎日、自宅と会社の行き帰りだけで一日が終わってしまっている?
いつもの通り日常がくり返されるだけの退屈な人生になっている?
何の刺激もない人生になっているだって?
定価5,500円のテレビゲームに、面白さで負ける人生を送ってどうする!
あなたは、その調子で一生を終えていいと思っているのだろうか?
そんなことはないはずだ。
そんな定価5,500円のゲームに面白さで負けそうな人生を過ごしている全ての人に送る、禁断の人生の攻略本を本日はご紹介します!
ドラクエを世間に送り出した、エニックスで働いていたJUNZO氏が、ひょんなきっかけからゲームの三大要素を発見してしまい、それを人生に応用したら、人生がゲームになってしまうのではないか、人生がドラクエになってしまうのではないかと気が付き、エニックスを退社したことからすべてが始まります。
ドラクエに熱中したことがある人もない人も、必見です!
本を読む人も読まない人もとても面白く読めます!
若いうちに読んでおくとその後の人生が全てドラクエ化してしまうかもしれません。いや、ドラクエ以上に面白い人生を手に入れることができるでしょう。
人生ドラクエ化マニュアル – 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! -|JUNZO
ご紹介する本は、『人生ドラクエ化マニュアル – 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! –』です。
このタイトルを見ただけで、買って読んでみたいという人も多いと思います。
発売直後から大人気で、Amazonでも一時品切れ状態になるほどの注目作品です。
おもしろおかしく、そして読みやすく書かれているので、誰にでもおすすめです。
しかし、しっかり読めば読むほど、とても深い内容になっていると感じます。
世間体を気にして自分の好きなことが出来ない人や、本当は会社なんて行きたくないのに行かないと生きていけないから会社に通っている人は、非常に多いと思います。
現実世界が、ドラクエほど楽しくないから、ドラクエに現実逃避してしまうのです。
そんな人生を最高の人生にかえるきっかけになる本だと思います。
何故なら、人生をドラクエ以上に楽しんでいる人がたくさんいるからです。
著者のJUNZOさん自身も、ドラクエを提供する立場から、自分の人生をドラクエ以上に楽しみ、他の人にも人生をドラクエ以上楽しむきっかけを与える立場になっているのです。
この本を読むと、、、
1.仕事で失敗する度に落ち込んでいたアナタが…
⇒失敗すら楽しくなり、攻略法を編み出せるようなるだろう!
2.口うるさい上司が嫌でしょうがなかったアナタが…
⇒上司がドラクエのモンスターに見えるようになり、上司との闘いが楽しくてたまらなくなるだろう!
3.先が見通せず、不安でいっぱいだったアナタが…
⇒「不安」を「ワクワクドキドキ」に変換し、不安すら楽しめるようになるだろう!
3.世間体を気にして、思い切ったことができなかったアナタが……
⇒世間体など実在していないことに気づき、自分の思うままに楽しく行動できるようになるだろう!
4.「やりたいこと」、「人生の目標」を発見できていなかったアナタが……
⇒血が湧き立つ夢と出会い、そして人生がドラクエに変わるだろう!
人生にゲームの三大要素を取り入れ、人生をゲーム化せよ!
ゲームは時間を忘れるくらい楽しいのに、日々の仕事や立ちはだかるアクシデントやピンチは楽しくないのでしょうか。
ドラクエでは、敵に遭遇すると、どうやって戦っていこうかなど考えるのに、人生になると敵に遭遇したら気分が気分が暗くなってしまいます。
ゲームとは、『目標を達成するためのルールに則った敵との楽しい戦い』であるということがわかります。
ゲームには、①目的、②ルール、③敵という三大構成要素があるのです。
ということは、、、この三大構成要素を人生に投入してしまうと、、、それがゲーム化されてしまう、、、
人生ゲーム化理論:人生に、ゲームの三大要素(目的、敵、ルール)を投入すれば、人生はゲーム化する。
JUNZO|人生ドラクエ化マニュアル – 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! – P.44
1.目的
そもそも人生の目的は、誰が設定すべきなのでしょうか。
ドラクエだと、ゲームの目的の設定者は、ゲームデザイナーである堀井雄二氏です。
では、人生の目的はどうでしょうか?
堀井氏があなたの人生の目的を設定するのでしょうか?
もちろん違います(笑)
神様も違うし、両親でも、友達でも、先生でも、上司でもありません。
アナタの人生ゲームのゲームデザイナーは、アナタ以外にありえないのです!
当たり前ですが、このことを忘れてしまっている人が、あまりにも多いのが事実です。
幼少のころ、親や社会から勝手に設定されたゲーム目的(=良い学校に入り、良い会社に就職して、適齢期になったら結婚し、平穏無事に暮らすこと)だけを、そのまま設定し続け、自分で自分独自のゲームの目的を設定せず、そのまま成り行きだけで生きている人のなんと多いことか。
JUNZO|人生ドラクエ化マニュアル – 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! – P.50
ドラクエのゲームの目的:ボスを倒し、お姫様を救出し、世界平和を取り戻すこと
つまり、『達成することにワクワクドキドキを感じるもの』『ロマンを感じるもの』『心から実現したくなる夢』なのです。
ということは、人生の目的は、『自分自身がワクワクし、ロマンを感じ、実現したくてたまらない夢』を設定することで、人生がゲーム化するとのことです。
超高級車を買う、タワーマンションに住む、世界の高級リゾートでのんびり優雅な時間を過ごす、飛行機は全てファーストクラス、洋服は全て好きなブランドのモノを買う、毎日素敵なディナーを好きなだけ食べる。このような夢が丁度良いでしょう。
人生をゲーム化したココ・シャネルは次のように言っています。
私は好きなことしかしない。私は自分の人生を好きなことだけで切り開いてきたの
ココ・シャネル
2.敵
冒険には、敵がつきものです。
ドラクエの世界では、モンスターです。
現実世界でモンスターにあたるものは、『アナタの目的達成を阻もうとする人間達』です。
例えば、『いちいち嫌味を言ってくる性格の悪い人たち』『頭の固い上司』『常識、世間体に縛られている両親、友達』です。
ドラクエの世界の中では、モンスターに遭遇して、落ち込む人はいません。
むしろワクワクして、どうやって倒そうか、緊張感のある戦いを繰り広げるはずです。
しかし、現実世界で敵に遭遇すると、落ち込んでしまう人が非常に多いのです。
つまり、現実世界での敵と遭遇した時、ドラクエだったら、この敵は何に相当するだろう?と置き換えて考えてみればいい!
JUNZO|人生ドラクエ化マニュアル – 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! – P.82
人生をゲーム化した、有名なニーチェは次の言葉を残しています。
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである
ニーチェ
笑える名前を付けて敵を笑いとばすことも一つの作戦です。
敵がねちねちした粘着質な人ならば、『おおなめくじ』といってモンスターに。
巨漢漢なら『マンドリル』、突然キレる敵なら『爆弾岩』などです。
敵は必ず倒さないといけないというわけではありません。
人生において、敵に遭遇したら、①倒す、②仲間にする、③逃げる(無視する)といった選択肢があることをしっかり頭に入れておく必要があります。
3.ルール
ドラクエでは、戦いに負けると、所持金が半分になってしまいます。そして、勝った時のみ経験値を得られます。
しかし、人生ではトンでもない優遇ルールが初期設定されています、それは、戦いに勝っても負けても、ましてや途中で逃げ出しても経験値が得られるということです。また所持金も維持されるというルールがあるのです。
これを『勝っても負けても経験値ルール』と言います。
つまり、戦いまくったほうが圧倒的に得なのです。
ゲーマーのエジソンは次のように言っています。
私は失敗したことがない。ただ、一万通りの、うまくいかない方法を見つけただけだ。
エジソン
また人生のルールは、プレイヤー自らの意志で自由に設定し、変更、削除、が可能です。しかも回数制限もありません。
これを『ゲーム目的設定変更可能ルール』と言います。
今まで、両親や先生や世間が勝手に決めたルールを適用していたが、本来はあなたがルールを自由に決めることが出来るのです。
会社にいかないでも生きていくということを目的にすれば、それに沿ったルールで生活していくことできるのです。
しかし、すべてのプレイヤーに強制的に適用されるルールの中で、最も強烈なルールはしっかりと認識しておきたいものです。
それは『ゲームオーバールール』です。
ゲームオーバールール:
・ある日突然強制的に電源オフ(死亡)
・ゲームオーバー(死亡)と同時に、全て(肉体、精神、所持金、所有物)身ぐるみはがされる
・コンテニュー不可。再スタートも不可。
つまり、あなたには、のんびりしている時間の余裕などないのです。
今すぐ、自分はゲームの主人公であるという自覚をもち、冒険をスタートしなければいけないのです。
まとめ
今まで会社の目標ばかり考えていた人は、会社の目標を全て捨てて、人生の目的を考え、敵を設定し、自分の人生を楽しむためのルールを決め、冒険を始めることをオススメします。
非常に面白く、読める一冊なので、非常にオススメです。
今まで本を読んだことがないという人もスラスラ読めると思いますし、ドラクエをやったことがないという女性の方でも楽しめる一冊です。
東京アキバ読書会は、人生をドラクエのように楽しみたい20代から30代前半の若者が集まり、仲間を見つける学び場です。毎週東京の秋葉原駅・岩本町駅周辺のレンタルスペースにて好評開催中です。