【書評】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方(せかやり)|八木仁平

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多くの人が、人生の中で何かにチャレンジしてみたいと思うのではないでしょうか。

しかし、「何か」をやりたいけど、「何がしたいのかわからない」という人も多いと思います。

新型コロナウイルスの影響で未来に不安を感じ、「この仕事を続けていていいのかわからない」という人も増えていると思います。

八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』(通称:せかやり)は、そんな「やりたいこと」が見つからない方におすすめです。

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世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド|八木 仁平 著

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方_八木仁平

本書は、「就職」「転職」「起業」「仕事選び」で悩みがある方、「やりたいこと」が見つからない方が、本書を読みながら質問に回答していくことで「やりたいこと」が世界一簡単に見つけることができます。

八木仁平さんは、「やりたくないこと」を仕事にしていると、下記の2つの悪循環に陥ってしまうと言います。

1つ目は仕事自体がストレスだから、そのストレス発散のためにお金が消えていってしまうパターンです。なんとなく誘われた飲み会に行ったり、娯楽にお金を使ったり、必要ではないブランドの服を買ってしまったり、お金が消える先は無限にありますね。

2つ目は仕事に興味がないから、時間があっても学ぶことがなく成長しないパターンです。家に帰ってもスマホを片手にYouTubeに明け暮れ、生産性のない時間を過ごしてしまっている人はいませんか?

「やりたいこと」がない人というのは、「やりたいこと」の正しい見つけ方を知らないだけだと言います。

本書で、「やりたいこと」の見つけ方を知り、実際に見つけてみてはいかがでしょうか。

 

本書は、次のような方にオススメです。

 「やりたいこと」がわからない方
 これからの就職や転職をする方
 将来、起業や独立をしたいと考えている方
 自分の価値観を明確にしたい方
 このままの仕事で良いのか悩んでいる方

 

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「やりたいこと」探しの5つの間違い

多くの人が陥りがちな間違った「やりたいこと」探しがあると言います。

間違った探し方で、「やりたいこと」を探しても、上手くいきません。

「やりたいこと」を探し始める前に、次の5つの間違った探し方を把握しておきましょう。

間違い①:一生続けられることでなければいけない → 真実:今一番やりたいことをやればいい

間違い②:やりたいことを見つけた時には運命的な感覚がある → 真実:やりたいことを見つけても最初は興味レベル

間違い③:人のためになることじゃないといけない → 真実:自分のために生きることが人のためにもなる

間違い④:見つけるには行動するしかない → 真実:見つけるには自己理解するしかない

間違い⑤:やりたいことが仕事にならない → 真実:実現手段は社会の中にある

 

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自己理解メソッドで「やりたいこと」を見つける

八木仁平さんは、「やりたいこと」を見つけるために、「自己理解メソッド」を提唱しています。

自己理解メソッドは、下記の3つの柱で構成されていると言います。

いよいよ自己理解メソッドの3本柱について説明します。3本柱とは、

  1. 好きなこと
  2. 得意なこと
  3. 大事なこと

の3つです。この2つの要素を組み合わせて2つの公式が生まれます。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方_公式

公式①については多くの人が納得ができるのではないでしょうか。

「好き」×「得意」では、「やりたいこと」は見つけることができても、「本当にやりたいこと」には辿り着けず、不完全な「やりたいこと」になってしまうと言います。

ほとんどの人は、公式②の「大切なこと」を明確にしながら「本当にやりたいこと」を見つけるということを実践できている人は少ないはずです。

就職活動をするときの自己分析は、「好きなこと」や「得意なこと」を明確にするようなワークが多いですが、それだけでは「大切なこと」という視点が抜けており、足りていないのです。

転職活動をするときは、前職でどのような結果を出したかなどが問われ、「得意なこと」などばかり考えがちになってしまいます。

公式①、公式②を、「好き」「得意」「大事」のそれぞれの要素について、もう少し分解しながら見ていきたいと思います。

 

公式①「好き」×「得意」=やりたいこと

「好きなこと=やりたいこと」と思うかも知れませんが、それでは分解が足りないと言います。

八木仁平さんは、

「やりたいこと」とは「『好きなこと』を『得意なやり方でやる』こと」

と定義しています。

「好きなこと」と「やりたいこと」については、下記のように定義をしています。

好きなこと → ずっと成長し続けているのが「好きなこと」(情熱)

得意なこと → 実は100%全員が持っているのに気づいていない「得意なこと」(才能)

 

「得意なこと」を考えていく上で間違いやすいものが「スキル・知識」だと言います。

似ているようで、この2つは全く別のものなのです。

「得意なこと」は「リスクを考えられる」「人の気持ちを大事にできる」「1つのことを突き詰められる」などです。一方で「スキル・知識」とは、「英語が話せる」「プログラミングができる」「ウェブマーケティングの知識がある」などになります。

(中略)

まず「得意なこと」は生まれつき持っているもので、「スキル・知識」は後で身につけられるものという違いがあります。

「得意なこと」と「スキル・知識」を比べた時に、重要なのは、「得意なこと」だそうです。

「得意なこと」は、一度マスターすれば時代が変わっても武器になりますが、「スキル・知識」は時代の変化とともに陳腐化してしまうこともあります。

転職をするときなどに、今まで身につけた「スキル・知識」が活かせる職場を探そうとする方もいますが、そを引き換えに自分の可能性を狭めていることに気がつかなければなりません。

 

また「好きなこと」は「What」、「得意なこと」は「How」だと言います。

言い換えれば、「やりたいこと」は「What(何を)×How(どうする)」の組み合わせです。「What=好きなこと」で「How=得意なこと」です。

好きなことは、ファッション、スポーツ、音楽など自分が好きなものが入ります。

ファッションが好きだから、アパレル店で働くということもあるかもしれません。

しかし、「得意なこと」を考えていないことが問題です。「得意なこと」が、接客をすることや物を売ることであれば問題ありません。物作りをすることが得意なのに、ファッションが好きだからアパレル店で働くという選択をしてしまうと、仕事が苦痛になってしまいます。

旅行代理店は、大卒の新卒者に人気の就職先になっていましたが、離職率は非常に高いです。理由は簡単で、就職する人たちの好きなことは海外にいくことかも知れませんが、「得意なこと」は別のところにあるからです。

 

公式②「好き」×「得意」×「大事」=本当にやりたいこと

八木仁平さんは、最後の要素として、「大事なこと」をあげています。

僕の提唱する「自己理解メソッド」の最後の要素は、「大事なこと」です。「価値観」という呼び名の方が聞き慣れている方が多いかもしれません。

「公式① 好きなこと×得意なこと=やりたいこと」で説明した「やりたいこと」は行動を表しています。一方「大事なこと」は、状態を表しています。

どんなに好きで、得意なことをやっていたとしても、給料が月1万円だとしたら自分の生活すらままなりません。

家族と過ごす時間が大事だと感じているのに、好きで得意な仕事で、年間の休日が3日では家族と過ごすことはできません。

「大事なこと」の例として、

  • 自由に生きたい
  • 人に優しく生きたい
  • 安心して生きたい
  • 家族とのんびり生きたい
  • 世界中を旅して生きたい

などが、入るでしょう。

 

この「大事なこと」は、自分の内側に向く場合と、「他人や社会」など外側に向く場合があると言います。

内側に向くと、人生の目的になります。

外側に向くと、仕事の目的になります。

 

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まとめ

八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』の中から、「やりたいこと」探しの5つの間違いと「自己理解メソッド」を中心にご紹介しました。

本書の中では、「自己理解メソッド」を構成している3つの柱である「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」を、どうのように探していけば良いのかについて解説されています。

簡単なワークなどに答えていくことで、自分への理解が深まり、「やりたいこと」「本当にやりたいこと」が見つかっていくはずです。

「本当にやりたいこと」が見つかれば、手段は後から絶対に見つかります。

ぜひ、「本当にやりたいこと」を見つけるために、お手にとっていただきた一冊です。

 

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